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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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わくわくの12月

地元伊達市商工会の職員さんから、

学童の児童にと、

絵本と折り紙を頂戴しました。

ありがとうございます。

この場を借りて御礼申しあげます。

早いもんで12月になりました。

ひと足早い、サンタクロースのプレゼントのようです。

 

さて、今年もいろいろあったなぁ、と。

志学白雲館を立ち上げた10年前に比べて、

いろいろと良くなったことが沢山あります。

毎年のことですが、

12月は次の行動を考える月にしています。

もっと考えないと。

なぜなら、まだまだ夢の途中だからです。

 

青田先生と、ここを立ち上げ、

梁川校の移転をし、

塾生だった穴澤先生とも一緒に仕事ができるようになり、

山本先生が来てくれたおかげで保原校も立ち上がり、

齋藤先生が保原校に勢いを与え、

酒井先生が高校部門の充実を寄与してくれて、

学生の講師のみんなが

活力をもたらし、

学童教育という新たな地域貢献もできるようになりました。

志学白雲館の内側には、

講師の努力があります。

 

さらに、地域の皆さんからも、

大事な塾生をお預かりし

夢を叶えるお手伝いをさせていただくなかで、

少しずつ信頼いただき、

さまざまな場面でご指導ご支援を頂いています。

 

10年続く企業が10%を切るなか、

こうして続けられているだけでも、

ありがたい

幸せなことですが、

それでも、夢の途中なのです。

 

だから、

考えるんです。

今足りない所は何か。

何をすれば、改善できるのか。

どうすれば、

もっと皆が

講師も、塾生も、地域も、

ハッピーになれるか。

 

わくわくの12月です。

 

 

苦手克服のために 点数を記録する

単元ごとの勉強はできても、

入試の問題になると

手が出なくなる子がいます。

記憶の上書き保存のように、

やった問題ができなくなるわけです。

たかが計算かもしれませんが、

苦手な子にとっては死活問題です。

0点を取ったら、

そこでアウトですから。

 

苦手克服のためには、

類似問題を解きこなしていくことが、

近道です。

その際に大事なことは、

点数を記録していくことです。

 

入試は各教科50点満点ですが、

小さなハードルから設定していきます。

まずは5点です。

数学の基礎基本である、

大問1の計算で満点取れると、

5点が取れます。

まずはそこからです。

 

何度か類似問題を繰り返し、

だんだんと少しずつ

一人でできるようになり、

先日は5点満点が取れました。

 

たかが5点かもしれないが、

それでいいんです。

1度ハードルを飛び越えられれば、

次は10点を取ろう。

次は15点を取ろう。

ステップアップを思うようになりますから。

 

点数を記録して、

点数の伸びを感じられるように、

問題に取り組んでいければ、

自分から動くようになります。

何かをするために やらないことを決める

先日、進学が決まった塾生と

目標と行動を設定したという記事を書きました。

目標を達成するために、

何をするのか、を

明確にしておくことで、

日々の行動を変えることを目指すわけです。

 

例えば、

国語の点数を10点上げる目標があるならば、

毎日漢字をやる、とか

説明文や文学文を1題ずつ解く、とか

行動も設定することで、

今日は何するかな、と

考える無駄がなくなるわけです。

考える無駄を無くすには、

やるべき行動を設定する以外に

もう一つの方法がある。

 

それは

やらないことを決める、

という事だ。

 

塾生たちは、どうしても

楽しいことに目が、気持ちが

向きがちです。

最近多いのは

携帯電話との向き合い方です。

 

携帯電話で会話をするというよりは、

動画を見たり、

ゲームをしたり、

何となく時間を過ごしてしまっているようだ。

それ、今やらなければならないこと?

そう問いかけると、

「いや、、、」と答えるわけです。

問いかけなくても

本当は分かっているんです。

やるべきではない、と。

 

何人かの塾生は、

携帯電話を使わない、と自分で決めました。

やらない時間が、

何かをする時間を生むわけです。

 

自分も仕事のための服は

決めています。

ジーンズにシャツ、ジャケット。

いつも決まった服を着ます。

悩みたくないのです。

何着ようかな、と

1分、迷ったとすれば、

1年で365分、実に6時間を

生産性のない時間に費やします。

その分違うことをしたいわけです。

 

何かをするために、

やらない事を決めてみませんか。

 

正しく答えるために イメージを持つこと

計算はできるけど答えを間違う子どもたち。

小学生の算数を指導していて、

現在、単位量あたりの大きさの単元に入って、

人口密度や仕事の効率を考えてもらっています。

 

与えられた数字から

計算をすることはできても、

それらの値が

何を示しているのかイメージできていないのか

答えを間違ってしまうのだ。

人口密度において、

A1000人/平方kmとB950人/平方km

A’1000㎡/人とB’1053㎡/人

上記のように計算の答えが出たとする。

混雑しているのはどっちでしょう?といった

問題になると、

AとBならば、Aを選び、

A’とB’ならば、B’を選んでしまうことがあります。

AとA’、BとB’はそれぞれ同じ意味ですから、

本来はAであり、A’であるはずです。

混雑=人が多い=大きな数字

に目が行ってしまうようです。

 

文字には意味があります。

抽象的な意味だけでなく

具体的なイメージが含まれます。

正しく答えるためには、

計算力を基本として、

出てきた値を

具体的なイメージに変える必要があります。

AとBならば

1平方km当たり何人いるのか、

同じ広さならば多いほうが混雑してるな。

A’とB’ならば

1人当たり何㎡の広さがあるか、

狭いほうが混んでることになるな。

 

高学年になると、

数字の意味をイメージする力が

求められるようになります。

目標と行動設定 これから先のゴールのために

この時期になると、

大学が決まった塾生が出てきます。

また高校受験でも、

進学先が決まる塾生が出て

寂しさを感じる季節となります。

 

昨日も進学先が決まり、

最後の授業となった塾生がいたので、

目標と行動設定の話をしました。

目標は一つではありません。

時間の単位と叶えたい強さによって

いくつもの目標ができます。

最高の目標と共に、

最低限の目標も思い描いておく必要があります。

50年先30年先、10年、5年、3年、2年、来年

半年、3ヶ月先、今月、今週、今日

時間の単位が変われば、

目標も変わります。

 

進学はゴールではありません。

その先には、

もっと大きな目標がいくつもあるはずです。

それを、言語化することで、

明確になります。

 

また、目標があっても、

何をすべきかが決まっていなければ、

行動に移せません。

具体的な行動設定も必要不可欠です。

何をするか、また、何をしないか

を決めることで、

行動がしやすくなります。

 

目標を立てたから叶うわけではありません。

目標と現実とのギャップがあります。

実現するためには

そのギャップを埋めるための

行動を積み重ねるのみ。

 

何をすべきか迷うことなく、

すべきことを積み重ねるためにも

行動設定は大切です。

 

 

受験とオリオン座

塾に来るのは13時頃ですが

帰るのは23時過ぎ、24時近くになります。

その時間になると夜空にオリオン座が見えます。

この季節が来たかと思います。

夜中まで勉強する受験生を

見守る守護神のように思えてなりません。

ギリシャ神話では、学問の神様でもなんでもない、

むしろ荒くれ者としてえがかれているので、

守護神にはなりえないのですが、

自分も学生の頃、

勉強後に外に出てオリオン座を眺めたものでした。

今日も頑張ったぞ、と

オリオンに報告しながら。

 

天体についての勉強が始まる中3は

習っていることと関連させながら、

夜空を見ることが多くなるようです。

オリオンの反対にはさそり座があるとか、

北極星をみつけたとか、

月の形が、方角が、と気づいたことを

話してくれます。

 

そうすると、

私と同じように感じる塾生もいるようです。

塾から帰る時に、

オリオンがあった、と。

今日もがんばったなぁ、と。

 

今もオリオン座を見ると、

受験生としてがんばった時を思い出します。

そして、

今でも、受験生と共に、

頑張れたかなぁ、と報告しているように

感じます。

三者懇談を通して

23日(土)と24日(日)は三者懇談でした。

学校でも三者懇談が始まり、

時期を同じくして、

塾でも懇談をしています。

新教研を元にした

セカンドオピニオンとしての懇談です。

偏差値は指標のひとつですが、

それによって輪切りにするつもりはありません。

それぞれの希望の確認をして、

足りているところも、

足りないところにも目を向けます。

そして、

目標実現に向けての

具体的な行動を設定しました。

 

一人ひとりそれぞれ違います。

例えば、

一日一題、英語の長文を解く。

毎日入試問題の計算だけ解く。

理科や社会の用語の暗記をする。

といった勉強に関するものや、

夜23時には寝る。

スマホは一日1時間、自室には持っていかない。

といった生活態度に関わるものも。

 

人によっては懇談終了後すぐから、

すでに課されています。

毎日、一つずつできるようにしよう。

 

今現在、力が足りていない場合もある。

だからといって、

諦めてしまえば、そこで終わり。

力が足りていないならば、

それを埋めるような努力をして、

3月までに乗り越える。

今までもそういう子達を見てきました。

誰かに言われた

無理だ、という言葉を

跳ね返してきた子達を

何人も見てきました。

 

次はあなたの番です。

三者懇談を通して立てた目標を

実行に移していきましょう。

 

必要であれば、懇談の機会を設けますので、

お申し付け下さい。

 

変わらない苦しみ

新教研11月号が返ってきました。

成績優秀者が増えた一方、

厳しい話もしなくてはいけない人もいます。

今のままではマズイ。

行きたい高校はあるのに、

成績が追いついていない。

努力を続けているのであれば、

ここからの伸びも期待できますが、

足りないと成績、努力を分かっているのに

自分の行動を変えないのはもっとマズイ。

 

理想の自分があるはずです。

3月の訪れるであろうゴールの姿もありますし、

受験勉強に対して取り組む姿勢にも。

理想に近づこうとするうちは成長していきます。

時間はかかっるかも知れませんが

それても確実に近づいていきます。

ですが、

何もしなければ、

変わることはありません。

近づくこともありません。

あなた自身が、行動が変わらなければ、

時間の経過と共に、

ますます苦しくなってしまうのです。

 

逃げるな。

安易に理想を下げるな。

 

大丈夫。

今までの受験生たちも同じように悩み、

自分を変えていって、

夢を叶えていったんだから、

あなたにできないはずはない。

 

県立高校入試まで

あと3ヶ月。

がんばれい!

宗教の力、言葉の力

学生時代の友人のご尊父の葬儀に参列しました。

教会で行なわれるミサの形式。

仏式の葬儀とは違っていました。

 

教会での葬儀を知らない人のため

式次第や賛美歌が書かれた冊子が配られました。

そこにはたくさんの聖書の言葉が記されていました。

たくさんの宗教があります。

宗教の派生にあるものは、生と死。

特に全ての人に関わる死についての

考え方は必ず触れなければならない。

死に臨む本人に対しても、

死者を弔う遺族に対しても、

宗教は言葉をかける。

その言葉の力が宗教の持つ力だと思うのです。

 

死に臨む方の恐れを除き、

悲し無為族の気持ちを和らげる信仰の力は、

どの宗教でも見られる。

キリスト教では、

主イエスの導きにより、

神のみ国へと旅立ち、

永遠の命を得る。

そう信じることで、

死に臨む人も遺族も

死を受け入れるようになる。

人は限りある存在であるからこそ、

永遠を求める。

教会やお墓が拠り所となるのは、

そこに永遠を感じるからであろう。

ここに来れば、御霊がある、と思える。

肉体は朽ちても、

存在を再確認できる。

だからこそ、

宗教ごとに象徴的な施設や儀礼があるのだと思う。

 

とはいえ、

喪主を務める友人が見せる表情は、

いつもの顔ではあったが、

だけど無理をしてる目のように見えた。

彼を慰めるだけの言葉の力を

自分は持ち合わせていなかったが、

彼の悲しみを分かち合いたいと願うばかりだ。

小学生のうちに身につけたい学習習慣

先週の土曜日に学習発表会が行なわれました。

その振り替え休日で、

月曜日は朝から学童を開所。

学習活動の合間を縫って、

梁川町のパレオパークに。

屋内遊技場とフットサルコートがある施設。

土曜日や学校の長期休業の際に

よく連れて行きます。

私は外遊び担当。

フットサルを一緒にしますが、

足以外の部分が謎の筋肉痛を引き起こします。

 

勉強をする学童、学童教育を主眼としてますので、

学習活動も当然実施します。

今週はかんかんスラスラテストがありましたので

その対策が主な自学になります。

4年生にかんかんスラスラテストの結果を聞いてみると

90点以上で合格なのですが、

合格率は40%程度だったという話。

難しいとは言いませんが、

小4ともなると簡単でもありません。

 

小学生にこそ、

成果を意識した勉強を身につけてほしいと思います。

ドリルも必要です。

小学生はまだまだ書く力が弱いです。

文章が書けないとかではなく、

単に欠き続ける体力がないので、

ドリルによって反復しながら、

体力をつけることも必要です。

 

また、学年が上がるに連れて

質の向上を図ることも必要になります。

ドリルはやって終わりですが、

問題演習はできることが大事。

できなかった所を

できるようにして終える。

できたはずの所を

反復して確認する。

「できる」ことを意識した学習習慣を、

小学生のうちに身につけてほしいです。

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