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やったけどできなかった、は成長のチャンス

テストの返却が始まると、

「やったけどできなかった」と

残念そうに話す塾生がいる。

塾の授業ではできてたのに。

小テストではそこそこ取れてたのに。

提出物もやったのに。

悔しいよね。

 

ですが、

そういう経験をちゃんと積んでください。

テストをよく見てみると、

減点の理由、

得点にならなかった理由がわかります。

符号の付け忘れとか、

答え方のミスとか、

おそらく普段の自学の時もしてるはずで、

指摘もされてるはずですし、

まぁ、いいか、と

甘く採点している節があるのでは?

 

自学の段階で

どこまで、真摯に受け止めるか。

その差が点数に表れたんじゃないかな。

 

点数が出てやっと気づくこともあるでしょう。

失敗が悪いわけではありません。

失敗をそのままにすることが

最悪なのです。

糧にしてください。

それが成長のチャンスになります。

イメージを具体的に伝える重要性

福島市の選挙が行なわれましたね。

私は期日前投票を済ませましたが、

昨日の福島市議会議員選挙

投票率が低かったですね。

期日前投票は前回より多かったらしいですが、

雨だったことも影響したのでしょうか。

それにしたって、

40%台。

残りの6割の人たちは、

ご自身の税金の使われ道や

今後の市政の行く末に対して

どう考えているのか。

一方議員の方たちにも非がないとは思えません。

誰に投票するか決めるために

選挙の公示を見ましたが、

皆さんふわっと書かれてるんですよね。

限られた予算ですからやれることは

限られてくるはずです。

その中で、具体的に何をする、しないが

書かれていないため、

決めるのが難しいのが本音です。

 

もちろん、市議会議員によって、

全ての市政が決められているわけではない、

ということは知っています。

ほとんどが、国からの、県からの委託業務です。

独自色を出せるのは、

ほんの数%でしかありません。

ですが、その数%に

市の未来を表すわけです。

 

イメージを具体的に伝えることの重要性。

人の振り見て、わが振りなおせですね。

自分も具体的な指示を出していかないと。

反省です。

やっぱり教科書が読めてない子どもたち

テストが振るわなかった塾生を見ていくと、

やっぱり教科書が読めていませんでした。

昨日は自学で来てくれたので、

教科書に読み仮名を振る手伝いをしました。

読めないと思うところを質問して、

と指示しましたが、

質問がない。

大丈夫かと思いきや、

いざ音読させてみると

読めない漢字があるだけでなく、

ひらがなで書かれている文章でも、

文節の区切りが分かっていないこともしばしば。

 

これって子どもだけが悪いわけではない、と

思えてきます。

本人の努力もあろうかと思いますが、

小学生からの学校現場や家庭での

言語活動によって形成されるからです。

言語活動には、英語同様

聞く、話す、読む、書くの4技能がありますが、

日本語の能力として、

聞けるから、話せるから、

安心とはいえません。

小学校3年生くらいから、

文字による言語活動を経て

より深い、広い言葉の営みができてくるからです。

 

読書活動、

音読、

国語辞典による意味調べ、

漢和辞典の多用など。

すっ飛ばしてることがあるんでしょうね。

 

今一度、学習習慣を身につける取り組みを

一緒にがんばろうと思います。

今だから徹底できる、中1中2単元の復習

テストが終わっても

自学に来てくれる塾生たち。

「テスト結果が悪かったから来た」

という子もいれば、

「良かった」

と言って来た子もいます。

受験生たちには、

中1のテキストに戻らせてみました。

楽勝でしょ、と

高をくくっていた子たちも、

進めてくうちに

間違いが出てきます。

 

意外と忘れてるでしょう。

その間違ったところが、

大事なところです。

今しかないんです。

中1中2の穴を埋めるのは。

時間をかけ徹底できるのは。

2学期になれば、

もっと焦ります。

年末になったら、

もっと早くやればよかったと思います。

3学期になると、

涙します。

今しかないんです。

 

できると思わず、

前から埋めていこうね。

中1の頃は理解できなかったことも、

今なら分かるはずだから。

英検などの資格を取得することで

小4の塾生が英検5級を取ってきてくれた。

Lily先生の指導の賜物だと思います。

福島県の高校入試制度改革が行なわれますが、

今までのⅠ期選抜にあたる

特色化選抜を見てみると、

出願資格に英検3級以上を取得、

といった項目があります。

高校によっては、

準2級以上を要求されるところもあります。

 

英検だけでなく、

漢検や数検を点数化して加点する学校もあります。

逆に、全く考慮しない学校もありますが。

 

さらに、大学入試でも、

英検などの民間資格によって

英語の点数を与える

といった措置をとる大学もあります。

難関私大では、

出願資格として取得していなければならない、

大学も出てきました。

 

大学入試までまだまだ先ではありますが、

先々のことまで考えると今から準備が必要ですね。

ぜひ、挑戦していってください。

受験生、への変化のとき

いきなり受験生になるわけじゃない。

中学3年生なって、

はい受験生ですよ、

受験生らしく勉強しましょう、

といっても、すぐにできるはずがない。

時間の流れに決められる受験生が

大半だと思います。

中3だから、部活も終わったから、

外的要因で受験生というカテゴリーに

入れられてしまう多くの中学生。

でも、それって受験生ですか?

 

自分から動き出したときに

初めて受験生なります。

行きたい高校があって、

勉強時間を増やして、

工夫して、質問して、

失敗して、悔しい思いもして、

少しずつ自信をつけて、

それでも不安な日々を送りながら

だんだんと、だんだんと

受験生に変わるものだと思うのです。

 

だとするなら、

すでに行きたい高校がある中1だって

受験生であるといえます。

 

今回の対策で、

中3生が少しずつ

受験生らしくなってきたと感じました。

勉強時間が増え、

質問が増え、

居残りで10時までいる人が増え、

それでも

「どーしよう、できないかも」と。

 

やっと、

受験生の入り口に立ったかな。

一生懸命誠実に、そして効率よく

今勉強ができないからといって、

これからもできない

なんて思ってほしくありません。

もちろん、

それぞれに得意分野不得意分野は

あったとしても、

やり方次第で

できるようになることがあるからです。

 

最近体験授業に参加した子は

すでに受けている塾生と比べてしまうと

あまりできてはいませんでした。

だったら、

予定を変更して、

穴を埋めていきましょ。

 

できないところを見つけて、

できるようにする。

その繰り返しなんです。

一度出来ても忘れてしまうこともあります。

だったら、また繰り返せばいいんです。

 

どれだけ誠実に向き合うか。

受験のテクニックも大事かもしれませんが、

そんな小手先のことではなく、

一生懸命、誠実に効率よくやることを

テスト対策を通して

身につけてほしいです。

成績が上がらないのは、教科書が読めないせいかも

新井紀子先生が書いた

「AI vs 教科書が読めない子どもたち」は

読んだ後に、危機感を覚えましたが、

教科書を読めない子どもたち、

は現実にあります。

公立の中学校に通う生徒ですから、

日本語が話せないのではありません。

また、文字が分からないのでもありません。

文章が理解できないのです。

 

何が課題なのか、

一つに絞ることはできません。

すでに習ったはずの漢字が

書けない、だけでなく読めてない。

さらに、語彙力の問題として、

読めても分からない、そもそも知らない。

てにをは、が続く文章や問題になると、

とたんに何をしたらいいのか分からなくなる。

 

昨日も数学の授業で、

国語ではなく、

ある自然数を2乗すると225になる。

ある数はなんですか。

という問題を見て、

15の2乗と答えてしまうのは分かる。

だが、素因数分解ができても、

その後、何を答えるのかわからない、

何と答えるのがいいか分からない、

子がちらほらいるのです。

 

話を聞いてみると、

「教科書をちゃんと読めてるか、分からない」と。

ひょっとしたら、

教科書の漢字が読めてないままかもしれない。

言葉をイメージできないままかもしれない。

意味が分からないままかもしれない。

そんな子が、学校の現場には、

少なからずいるのだと考えられます。

 

それが、国語だけでなく、

他の教科にも影響していて、

成績を押し下げているのかもしれません。

 

国語のテストで測る以前の大問題だと思います。

学校だけでなく、ご家庭での

言語活動に少しでも

気をつけていただければと思います。

日本人として忘れてはいけない日

今日6月23日は、

上皇陛下のお言葉を借りれば

日本人として忘れてはいけない日、です。

陛下は、このほかに、

8月6日

8月9日

8月15日をあげておられます。

 

それぞれ、

広島原爆投下の日

長崎原爆投下の日

終戦記念日です。

 

今日6月23日は

沖縄慰霊の日。

太平洋戦争終盤、

米軍による沖縄上陸が起きた日です。

 

多くの日本人の命が失われ、

空襲で焼け野原になり、

これからに不安を抱えながら

生きのびた先人たち。

 

祖父祖母の話を聞いたときは、

よく分からなかったけど、

今なら少し分かる気がします。

 

争いごとは、

いつ、どこの世にも

大小差こそあれ

起きるものです。

 

ですが、

戦争という手段だけはとってはいけない、

そう思うのです。

沖縄戦で失われた命に。

戦争で失われた全ての命に。

合掌

 

年金受給の損得よりも

財務省によって

老後2000万円の不足が報告され、

年金制度への不安が話題となっている。

連日ワイドショーはその話題で持ちきり。

昔から、今の制度では

人口減少に対応してなかったわけで、

分かっていたはずですが、

お粗末すぎです。

選挙を見据えて、

報告を受け取らないというのも

残念すぎ。

 

ですが、ワイドショーの

どう年金を受け取るのが得か損か、

の話は別な気がします。

月々16000円の国民年金、

もらえるのが65歳から6万円だとすれば

10年で元が取れるのですから。

厚生年金は手厚い、と

勘違いしているかもしれませんが

あれだって人口減少すれば、

計算どおりに行きません。

有識者の中には、

破綻を懸念する声も。

 

そもそも年金がなければもっと

不安なわけです。

国が少しでも安心になるように、と

制度化したに過ぎません。

今回の件でわかったのは、

国依存してはいけない、

自分の将来は自分で守る、

ということかと。

そして、福祉をいかに守るか、

全体的な制度を見直す時期なのかもしれません。

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