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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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できるまでの順序

4月18日 暑い福島伊達

予報ほどではないにしろ

25度は超える夏日になりました。

体が慣れてないので、

外に出るのは億劫です。

 

さて、できるまでの順序、の話

授業の頭にテストをしています。

前回の授業内容と同じ問題を反復します。

1週間の時間の中で

どう過ごすか、何をしてきたか、で

成果が変わってきます。

前回までは同じくらいの力でも、

時間が経つと差が出るのは

自学の差です。

 

いきなり完璧にできる、

そんなことは起きないんです。

練習が必要です。

練習をするにしても、

1回で終わるはずもないし、

ただ、問題を解くだけなのはもったいない。

数回の練習するにしても

目的をもってあたりましょう。

まず、やり方を確認しながら正確に解く。

一問一問、答え合わせをしながら

正しいやり方でできているかを意識しよう。

次に、やり方を見ずに解く。

やり方を見なくても

手が止まらないで解き進められるか。

やり方を見ながら解いているうちは

点数にならないんです。

自分ひとりできるかを意識しよう。

そして、速く解く。

ちゃんとやり方が身に付いたら

そこからは速さを意識しよう。

まずは正確さ、だんだんと速さ、です。

できるようになるまでには

踏み固めなければならない順序があるんです。

 

最後に大事なことを。

速くできるようになるまでは

同じテキスト、同じ問題を繰り返しましょう。

スラスラでノーミスになったら、

次のステップです。

別なテキストで、

初めて見る問題に挑戦しましょう。

 

志事すんぞ!

少子化よりも怖いもの

4月17日 初夏を思わせる福島伊達

夏の日のような晴天で

春の気配が隠れてしまいました。

 

さて、少子化よりも怖いもの、の話

先日、昨年生まれた子供の人数が

72万人と発表されました。

一昨年より5%減。

少子化がどんどん進んでいます。

政府が少子化対策を進めなければ

もっと大変になりそうです。

 

学習塾を営む以上、

子どもの人数には敏感にならざるを得ません。

自分が梁川町に開校した時、

中3は200人を超えていました。

今は100人ほどですから、

半分以下です。

また、近隣には塾がたくさんありました。

個人で営まれている塾もあれば、

上場企業の塾もありました。

ところが、今では少なくなりました。

少子化による子供の取り合い、

というところです。

 

少子化は経営を左右する問題です。

でも、

本当に怖いのは少子化ではありません。

一番怖いのは

勉強しなくてもいいや、と

中学生が思うこと

ご家庭が判断すること、です。

県立高校の倍率で

1倍を切る学校が増えています。

勉強をしなくても高校に行ける、と

自ら勉強を離れること、

努力すべき時に

努力の大切さを知る機会を手放すこと、

これが怖い。

 

経営的にも怖いけれど、

その後の人生や社会に与える影響も

怖さを覚えます。

人生いつでもやり直しはできる、

と思っていますが、

それも努力した経験があればこそ。

勉強しなくてもいい風潮に

流される方がもっと怖いです。

 

志事すんぞ!

調査研究広報滞在費

4月16日 今は曇りの福島伊達

下校時間に雨が降りました。

ちょうどその時だけ。

なんなんでしょ。

 

さて、調査研究広報滞在費、の話

政府は通勤手当に課税するらしいですね。

バカなのかな。

仕事をしていれば

必要な経費があります。

移動にかかる費用も

交通費として計上できます。

サラリーマンだって同じでしょう。

仕事をするための必要経費です。

そこにまで課税するんですか?

 

だとしたら、

政治家自ら範を示してもらわないとですよね。

調査研究広報滞在費へも

当然課税するんですよね。

以前は文通費という名目で

国会議員に支給されていました。

月額100万円だそうです。

年間で1200万円です。

これが、給与とは別に毎月支給されている。

しかも非課税で。

国民の通勤手当に課税するならば、

政治家の交通費に支給されている費用にも

きっちり課税されるんですよね。

 

勤労は義務です。

だとしたら働くために必要な経費は

課税するべきではないはずです。

通勤手当は自分の懐に入るものではなく

働くために必要なもののはずです。

国民に働きやすい環境を整えて、

会社がちゃんと利益を上げられるよう、

働く人の手取りが増えるように

手助けしてくれる。

政府は国民の生活を考えてくれている、

と実感できるから

気持ちよく税金を納められる、

といきたいものです。

 

今から参議院議員選挙が楽しみでなりません。

志事すんぞ!

便利の中に感じる不便

4月15日 急な雨が降った福島伊達

下校時間に合わせたかのように

強い雨が降りました。

登校の時は雨じゃなかったので

傘もささずに濡れて帰ってきました。

風邪ひかねっかいいけど。

 


さて、便利の中に感じる不便、の話

物価高騰を受けて

伊達市では燃料費補助が出されることに。

必要な書類を作って商工会に提出するのですが、

添付書類の中に完納証明書なるものが。

市に納めるべき税金を納めてます、

という証明書です。

いざ交付を申請したら、

「お出しできません」

なんだと。

 

よくよく聞いてみると

未納があるからとかではなく、

データが今週にならないと反映しない、

ということらしい。

領収証があれば出せるということで

職場に戻り、領収証を準備し、

再度市役所へ。

銀行で振り込んでるのに

データに時間がかかるのこれ如何に。

大きな時間のロスとなってしまいました。

 

世の中が良くなって

即時対応が増えてきたせいか、

こういう所に不便を感じるようになりました。

格段に便利になっているんですよ。

以前は何度も役所と職場を行き来するのが

当たり前の時代もあったんですから。

さらに前は

その移動にすら半日あるいはもっと

時間を要したわけですから。

 

行政のデータ活用はなってない!と

断じたいわけではありません。

便利な世の中に慣れてしまった自分自身が

ちょっとした不便に

不寛容になっていると感じたのです。

世の中の多くは思い通りにならない事ばかり、

そう思えば便利はありがたく感じるのに、

便利が当たり前になれば

不便が許せなくなる。

当たり前のありがたさに気づくのは、

なかなか難しいものです。

 

志事すんぞ!

動かざること山の如し

4月14日 晴れてきた福島伊達

午前中の雨が上がって

日差しが出てきました。

 

さて、動かざること山の如し、の話

週末は山積する家事を

一つずつこなして、

山積する本を読むことができました。

直木賞を受賞した伊予原新さんの

「藍を継ぐ海」新潮社

著者の科学的な知見が

日常に彩を与えてくれる一冊。

隕石の話が好きです。

昨年、伊予原さんの本に出会って

他の著作も読んでますが、

外れがないです。

 

まだまだ積読の山は崩し切れませんが、

崩さなくてもいい山もありそうです。

米国の関税に右往左往してますが、

動かない姿勢も必要かな、と。

米国内産業を守るという視点で

諸外国に関税をかけまくっています。

日本は回避に向けて動いてますが、

中国は全面対決の姿勢です。

今後どうなるのか、と思っていたら

90日間の相互関税の停止。

表向きは諸外国が

話し合いに応じたからとしていますが、

米経済への悪影響が出てきたから

というのが本音でしょう。

 

関税は外国企業が払う訳でなく、

米国民が負担することになります。

また、株価の乱高下や

米国債の金利上昇も

再考の要因になったと思われます。

米国内に外国企業を呼び込み

米国内で生産するにしても

大統領の任期内で実現しそうもない。

この関税政策が

本当に米国経済に寄与するのか疑問です。

 

だったらいっそのこと

孫子の兵法よろしく

動かざること山の如し、じゃ

ダメですかね。

相手は関税をかけるけど、

こちらは動かず。

止めてほしいと交渉はするけど、

特段お土産を渡すでなく。

日本の技術や商品の魅力を上げれば

買わざるを得ないでしょうし。

米国の経済が停滞している間に

自由経済圏で繁栄をめざす。

その時、米国が一緒にやりたそうなら

仲間に入れてあげればいいわけで。

 

自国内だけで

資源を獲得し、生産し、販売できる、なんて

もはや前時代的な考えだと思うのです。

売れない理由は様々ですが

他国の事情だけを理由にして

自国のプロダクツを省みないのも

幼稚に思えます。

若い国なんだなぁ、と。

ここはあえて

動かないのも手のような気がします。

 

志事すんぞ!

がんばったから

4月11日 晴れの福島伊達

毎年楽しみにしていた

母校福島東と福島高校の定期戦が

感染症のまん延で中止になりました。

春の楽しみが、、、

 

さて、がんばったから、の話

がんばった、は評価になりません。

もちろん過程の一つとして

必要なことかもしれませんが、

それだけでは

評価にはならないんです。

働いている大人ならば、

まめに頑張ったとしても

売り上げにつながらなければ

評価は低いでしすよね。

勉強だって、

どんなに時間をかけても、

どんなにキレイにノートをまとめても、

テストで点数に反映しないと

評価は上がらないんです。

がんばったから、だけでは

評価は決められないんです。

 

まずは点数を取ること。

そのために、

提出物を誠実に取り組むんです。

提出物を出したから

評価がプラスになるわけではないんです。

提出物を出さない人が

マイナスになるだけで。

 

自学で色とりどりのノートを

作っている人がいますが、

自己満足で終わってませんか?

ちゃんと点数になりますか?

もっと点数を意識して

自学に取り組めるんじゃないかな。

「私、がんばったんですよ」だけでは

評価されないと

ちゃんと理解しましょ。

 

志事すんぞ!

小テストの差

4月10日 晴れの福島伊達

午前中から会計業務。

春休みは体力的に忙しかったですが

新学期に入ると

溜まっていた業務を一つずつこなさねば。

 

さて、小テストの差、の話

毎回の授業で小テストをしています。

出題されるのは前回までの授業内容。

だんだんと増えていって

だんだんと難しくなります。

目標時間内に

終わらせられる人もいれば、

足りない人もいます。

全問正解する人もいれば、

ちょくちょく間違う人も。

この差は何でしょう。

1週間という時間は同じですから、

取り組んだ量の差です。

 

たった1週間と思っていると、

思った以上に差は開いているものです。

問題を解くスピードの差、

正答率の差、

自分では復習をした、と言っても

その差を目の当たりにすると

自分の勉強の良し悪しが分かります。

自分が人よりも遅い、とか

あんまり当たっていない、とか

集団授業ゆえに気づくわけです。

自分よりもやっている人がいる、と

すぐ近くの人から分かるのです。

 

できるようにする、には

正確に解けるようにする、もあるし

時間内に解く、もあるんだよ。

まずは正確に、

そして速く、を意識してください。

 

志事すんぞ!

芽の出るタイミング

4月9日 晴れの福島伊達

アメリカの自動車が売れないのは、

日本が不当な障壁をかけるからだ、

とおっしゃられているようですが、

だったらアメリカの車も日本の車も

関税0%にしましょうよ。

スポーツマンシップにのっとった

フェアな勝負ができるんじゃないですか。

 

さて、芽の出るタイミング、の話

桜の花が満開となり

目を楽しませてくれます。

この後は、桃やリンゴの花が

待っています。

植物は気温の変化によって

芽を出し、花ひらきます。

適したタイミングがあるんですよね。

 

勉強にも芽が出るタイミングがあります。

なんか以前と違って、

分かることが増えたし、

出来るようになってきたかも、

そう感じる瞬間があります。

昨日も正負の数ができずに入塾した子が

分数の多項式が使われた足し算引き算を

自分で解けるようになっていて、

教える自分だけでなく、

教わる塾生自身も

以前よりもできると気づきました。

 

ここまで、半年以上かかっています。

まだまだ平均には至らないでしょう。

それでも、

出来るようになったと感じれば、

うれしいでしょうね。

お母様から

「授業の後、できたんだ、と話してくれて」

と伝えていただきました。

よっぽどうれしかったんだろうな。

 

勉強が苦手な子でも

時間をかけて

誠実に取り組めば

力は伸びると思っています。

芽が出るまでの速い遅いは

取り組む量の差だと思います。

10問解けばできる、

100問解けばできる、

1000問解けばできる、

量をこなしてポンと芽が出る、

そんな感じです。

次は、花を咲かせたいな。

テストの結果で

目標点クリアの花を。

 

志事すんぞ!

県立安積中

4月8日 曇りの福島伊達

今日は県立高校の入学式。

ご入学おめでとうございます。

次の3年間も

たくさんの経験ができますように。

 

さて、県立安積中、の話

高校の入学式と同じ日に、

県中地区にできた中高一貫校

安積中学も入学式を迎えました。

5倍の倍率を突破した60人が

誇らしげな様子でテレビに出てました。

これから6年間、

将来を見据えた準備ができます。

6年後の結果が気になるところです。

 

倍率5倍ですから240人は

残念ながら涙を飲んだわけですが、

合格に向けて努力した経験は、

中学になっても活きてくるはずです。

力が足りなかったという後悔は

次こそは合格するぞ、

もう悔しい思いはしたくない、と

頑張る原動力になると思うのです。

 

では、県北地区の新中1は

どうでしょうか。

すでに300人は挑戦をしているのです。

1年なり2年なり経験を積んだんです。

向上する苦労も

成果が出るうれしさも

結果が出る怖さも

身をもって知っているんです。

新中1のみなさんが

のんびりと過ごしている中、

すでにスタートを切っている人がいるんです。

 

もっと広く見れば

都会ではもっともっと

大学入試を見据えて

努力を重ねた新中1がたくさんいます。

そういう子たちと

6年後、合否をかけて

競うんですよね。

そうなんです。

すでに大きな差が開いているんです。

 

田舎の小さな塾ですが、

競う相手は

中学校の中だとは思っていません。

いつか出会う強敵に

対抗するために

いっしょに頑張ろうと思います。

 

志事すんぞ!

介護とリハビリと

4月7日 晴れの福島伊達

入学式を迎えられた皆様

おめでとうございます。

新しい環境で

慣れるまで大変だと思いますが、

大丈夫。あなたなら。

 

さて、介護とリハビリと、の話

2月に家族がけがをして

そこから2か月。

ようやくリハビリが始まりました。

ワンオペの家事から

少しずつ元に戻れば。

今回の件でいろいろなことを

先々のことを考えるようになりました。

 

介護、について

友人知人から聞かされていましたが、

いざ自分に降りかかってみると

そうそううまくはいかないと

身をもって知ることになりました。

物理的な時間の制限のなかで

仕事と家事の両立を図り、

さらに

自分の感情をコントロールしなければならず

まぁ、不甲斐なさを感じるわけです。

 

体のことを優先しながら、

リクエストに応える、のは

なにかと大変な面があり、

単なる我儘ではないと分かっているから、

自分の気量が狭いのかと

思い悩むこともしばしば。

そして、

ひょっとしたら

この状況がこれからも続くかもしれない、と

将来を不安に思うと

今のままでは対応できないな、と

現状の課題を直視せざるを得ませんでした。

 

まだ、楽観はできませんが、

快方に向かっているので、

しばらくは猶予がありそうです。

その時間を、

将来の不安に対抗するために

充てていかなければ、と

考えるようになりました。

とはいえ、

まだ何をするか、何をしないか、

答えはありません。

思いつくことから少しずつ

改善していこうかと。

 

当事者にならないと

人は動かない、

自分もその一人です。

来年もその先も

きれいに咲く桜を

きれいだと思えるように、

日々を大事にしたいですね。

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