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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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シーズニング

5月9日 曇ってきた福島伊達

今日から天気は下り坂らしいですね。

久しぶりの雨になるかな。

田植えの予定の方は

お困りかもしれませんが。

 

さて、シーズニング、の話

お料理をする時に

味付けがなかなか決まりません。

塩気が足りないから

甘味が足りないから

パンチが足りないから

とあれやこれや足してみても、

なかなか決まりません。

そんなお悩みを解決してくれるのが

シーズニングですよね。

これさえ使えば、

ぱぱっと美味しくできちゃうんですから

本当にありがたいです。

 

ところが

家族の料理を見ていると、

シーズニングを使うだけでなく、

調味料をアレコレ使って

美味しい料理を作るわけです。

自分が作ると

何を足してもおいしくできないのに、

家族は上手に仕上げてしまう。

経験による感覚の差、なんでしょうね。

 

勉強にも

経験による感覚の差が

表れることがあります。

割り算の筆算で、

3ケタ割る2ケタくらいになると

大体いくつで割れるか

経験の差が出てしまうわけです。

計算なんて電卓使えばいいじゃない、と

マリーアントワネットみたいな

言い訳をしていると

この位になるかなという

およその数の感覚が身に付かないし、

その後に習う

倍数や約分の時に

出来なくなっちゃうんですよね。

都道府県名を覚える経験も

ローマ字が読み書きできる経験も

感覚を磨く大事な要素なんじゃないかな、

と思うのです。

楽しちゃいけないわけじゃないけど、

楽すると得られないものも

あるんですよ。

 

最後に、

シーズニングは便利です(笑)

志事すんぞ!

ちゃんと答えを見ろ

5月8日 快晴の福島伊達

五月晴れ、ってやつですね。

外での立哨も気持ちがいいです。

 

さて、ちゃんと答えを見ろ、の話

4月からスタートした授業も

1ヶ月が経ち、

だんだんと反復することが増えてきました。

授業だけで力が身に付けばいいのですが、

そうやすやすとはいきません。

自学の時間での反復が必要です。

ますは

正確にできること、

つぎに

速くできること、

そして

初めて見る問題でもできること、

この三段階が反復には必要です。

 

何も見ずに答えを出せること、が

テストで点数を取るためには

大事なのですが、

分からない時には

いつまでも考えない、

ちゃんと答えを見ることも

たくさん反復するためには

必要なんですよ。

 

いくら時間をかけても

分からないから手が止まっているのは

勉強になっていないんです。

勉強したかどうかは

時間だけでは計れません。

1時間かけて

20問の人と

100問の人と

差がつくのは当然です。

ぱっと見て手が止まるようなら、

力不足なんだよ。

だったらちゃんと答えを見て

自分が手が止まった理由を考えて

再挑戦した方が、

もっとできるようになるはずだよ。

 

志事すんぞ!

藍色時刻の君たちは

5月7日 晴れの福島伊達

GWも終わりまして

また日常に、

頑張る日常に戻ります。

 

さて、藍色時刻の君たちは、の話

春に読んだ本の一冊

「藍色時刻の君たちは」

前川ほまれ 東京創元社

似たような境遇にある三人の高校生。

家族をケアしなければならない日々に現れた

一人の女性との出会い。

そして震災。

大人になった彼等は、

その時を、これからをどう感じるのか。

 

宮城県出身現役看護師の筆者が、

ヤングケアラーや多様性といった社会問題や

東日本大震災の復興に対する思いを

言葉にされてました。

 

感想をすべて語ることはできませんが、

思う所があり、

GWに浜通りに足を運びました。

自分が体験した震災と違う

いままだ復旧すらままならない震災の現場を

自分で見てみたいと思ったからです。

大熊町の新しい施設にもよることができました。

環境省が運営するブースでは

除染について

放射能について

説明してくれていました。

2045年までに県外に除染した土を運ぶ、

と法律で決められているようですが、

あと20年後です。

20年後に完了するためには

少なくとも10年後には

運び始めないとですよね。

ということは

そろそろ移動する場所だって

選定しないとですよね。

環境省の運営する展示施設には

「地域の皆様には多大なる負担」を

おかけしている旨が

幾度となく述べられていましたが、

その多大な負担を背負ってくれる

誰かがいるのだろうか。

誰かにお任せしていいのだろうか。

もちろん

今負担している地域の皆さんが

そもそも背負うべきものではないと

重々承知しているのです。

難しい課題なんだよ、と

あらためて感じました。

 

20年、という時間は

きっとあっという間に過ぎそうです。

自分にできることは

そう多くはないかもしれなけれど

ずっと考え続けていこうと思います。

 

志事すんぞ!

勉強は嗜好品

5月2日 雨の福島伊達

テレビから聞こえた

「ゴールデンウィークも後半に入りました」

というアナウンスに

ちょっと待て、

まだ始まってもいないのに

後半とはこれいかにと思う私。

 

さて、勉強は嗜好品、の話

勉強はしなければならない、

義務としての一面もありますが、

そもそも勉強は

いやいや強制されるだけのもの、

ではないと思っています。

小学校中学校の義務教育は

やらないよりも

やった方が国家の発展にとっても大事だよね、

ということで

無償で提供されています。

その中で勉強に将来の道をみつけて

次の進路に繋げる人もいるわけです。

もっと勉強した方がいいよね、

そう思った人が、

高校や大学への進路を

切り拓いていくんでしょうね。

 

だから、

やりたくない人はやらなくてもいい、

そう思う所があります。

スポーツとか楽器と同じで

やりたくない気持ちがあるなら

やらなくてもいいかな、と。

スポーツができなくても困らないし、

楽器ができなくても困らないし。

ただ勉強はできないと

困ることもでてきます。

計算もできないと買い物で困る。

文章が読めないと大事なお知らせが分からなくなる。

でも、高校の数学ができなくても

生活する上では大きな問題は起きません。

 

学校に行くなら

家の仕事を手伝え、

そんな時代もありました。

汗水たらして

食べるために仕事をしなければならない、のに

将来のために勉強するなんて

贅沢だ、って。

まずは今日一日を生きるために

生活のための働け、という

そんな時代もあったわけです。

勉強は嗜好品だったんですよね。

 

だから塾なんて存在は

ものすごく贅沢な場所で、

そこで自分の将来のために

勉強をしたいだけできるなんて

嗜好の極みみたいなもんです。

塾に来て勉強しない人は

時間もお金も大事にできていない

すごく勿体ない行いだと

自覚してください。

私は、勉強したいとか

勉強ができるようになりたいとか

意欲のある人を応援します。

勉強する人に対して

どうしても時間も労力も費やしてしまいます。

そして、

勉強してよかった、と

思ってもらえるように。

勉強をしたくない人を

見捨てることはしませんが、

課題を疎かにする人に

目標達成させられるとは思っていません。

まずは課題に取り組みましょう。

できないときは

手伝うから。

 

志事すんぞ!

新しい教科書

5月1日 快晴の福島伊達

五月晴れとはこれまさに。

気持ちのいい一日でした。

 

さて、新しい教科書、の話

今年は中学校の教科書が新しくなりました。

まずは学校での配布が優先するので、

ようやく手元にそろったところです。

カラーの写真が増えたり、

QRコードが使われていたり、と

自分の頃の教科書とは違うことばかりです。

 

今年は伊坂幸太郎の書下ろしが

中2の国語の教科書に使われるとあって、

楽しみにしておりました。

買いに行ったときに

中2の国語だけ少なくなっていて

ファンが買ったんだなぁ、と。

早く読みたいですね。

 

習ったところだけ読めばいい、

そんなのつまらないわけで、

どんどん読み進めて、

理解できるところ、

分かりにくいところ、

自分なりに感じてほしいですね。

そして何度も読むと

読み落としに気づきます。

繰り返し読んで

新しい発見を何度も楽しんでください。

 

志事すんぞ!

デジタル併願制

4月30日 晴れの福島伊達

もう4月が終わりだって。

早い、早すぎる。

ちょっと前に受験が終わったばかりなのに。

さっき学校が始まったばかりなのに。

 

さて、デジタル併願制、の話

公立高校の受験者減少により、

入試倍率1倍を切る高校が増えたため、

公立高校の存在意義が問われ始めています。

志望者がいないのであれば、

高校を閉鎖しかねない、ということです。

それでも、

他の公立高校を落ちてしまう子もいます。

落ちた子がいるなら、

その子を効率の枠に入れればいいんじゃね?

ということで検討されているのが

デジタル併願制です。

 

入試当日の得点を

Aさんが220点、Bさんが200点、Cさんが180点

それぞれ取ったとします。

AさんとBさんはX高校を、CさんはY高校を受験しました。

X高校のボーダーが210点

Y高校のボーダーが175点だとすると、

単願生ならば

AさんはX高校合格

BさんはX高校不合格で私立へ

CさんはY高校合格、となります。

デジタル併願制だと

AさんはX高校合格

BさんはX高校不合格だが、Y高校に合格

CさんはY高校に合格、となりそうです。

Bさんは第一志望を逃しましたが、

公立高校に進学することができます。

 

公立高校のキャパを埋めるには

効率が良くなりそうですし、

学力に沿った最適な進学先が選べそうです。

ああ、これでめでたしめでたし、

といくのでしょうか。

いままで不合格者の受け皿であった

私立高校はどうなるのでしょう。

公立高校の存続だけを考えた

デジタル併願制が

私立高校経営を圧迫する、かもしれません。

私立高校は魅力を高めて、

第一志望の生徒を増やすための

経営努力をすればいい、

と考えたとしても、

そうそう簡単にいかないことは

公立高校の志願者低下で分かるはずです。

ひょっとすると

魅力を上げるために学費も上げる、

そんなことになりかねません。

 

公立高校の存続だけを考えた

デジタル併願制であれば、

別な弊害が出てきそうです。

公立私立問わず、

高校の先生方はどうお考えなんでしょう。

そしてこの動きは、

デジタル大学入試として、

国公立大学にも適用されるんでしょうか?

え?デジタル就職試験?

まさかのデジタル結婚?!

 

志事すんぞ!

昭和100年

4月29日 風が強い福島伊達

少し肌寒く感じます。

北海道は雪ですって。

春なのに、夏も冬も感じる令和7年。

 

さて、昭和100年、の話

本日4月29日は昭和の日ですね。

月刊白雲館ではお休みとしていましたが、

中学生は通常授業です。

今日休むと3週間も開いてしまうのは

学習の効果が心配されます。

変更へのご対応、よろしくお願いいたします。

 

昭和天皇の誕生日が由来となっている昭和の日。

今年は昭和が始まって100年となるそうです。

激動の昭和史、

100年という時間の中で

世界は、日本は大きく変わりました。

小さい頃に読んだ漫画の世界が

そのまま実現したような

未来を感じさせるほどです。

 

世の中は変わっていきましたが、

さて自分は、というと

変わった部分も

変わらざるを得ない部分も、

相も変わらずな部分も。

いいんだか、悪いんだか。

お陰様で梁川に塾を出して20年、

志学白雲館としては17年、

それだけ時間が経てば、

変わるよなぁ、と思います。

 

それでも変えたくない部分も明確にあります。

志学白雲館が

子どもたちの成長のための場で

私たちは応援団として支え続けられるよう

選ばれる存在になりたい、ということです。

塾生は頑張ってくれるし、

保護者様も協力的だし、

先生方も力を尽くしてくれるし、

応えていかないと、ね。

 

それにしても

天皇家の歴史ってすごいなぁ。

脈々と続いているんだもの。

歴史を刻む、

文化をつくる、

伝統を育む、

簡単なことじゃないと、

企業を守る身になって気づかされる。

おれも、頑張る続けないと。

志事すんぞ!

普通でいる難しさ

4月28日 曇りの福島伊達

GWに入ったせいか、

県外ナンバーをたくさん見ます。

塾は明日29日もあります。

5月3日から6日がお休みの予定です。

 

さて、普通でいる難しさ、の話

先日読んだ一冊

「世界のすべて」 畑野智美 光文社

多様性が認めれつつある時代、

とはいえ

当事者が抱える苦悩や

実際の社会にある様々な壁があり、

「普通」に生きているようで

そこには普通ではない苦労があります。

なにより大変なのは

自分の感覚が理解されない、だろう、と

苦しさを抱え込むこと、

なのかな。

それでも、同じように

苦しみの中にある人はいて、

分かち合うことができる、

この社会に居場所を見つけることができる、

という希望も感じました。

 

普通ってなんだろう。

普通でいなければならないのだろうか。

普通でいられないことは

悪いことなんだろうか。

成長するにつれて

普通でいることを強いられるようになり、

普通から外れることが

怖くなる時すらあります。

全てのことで

多数派でいられるはずもないし、

人よりも優れていられるはずもないと、

分かっていながら

ありもしない普通を追い求めてしまう。

 

また、自分こそ普通であると

思い込んでしまうこともあるだろう。

自分の考え方や行動は

普通だから正しいと思い込み、

違った意見や判断を

受け入れられなくなってしまうことも、

普通を求める価値観のひとつの弊害だと

言えるかもしれない。

これは、自分にも当てはまることだと思う。

自分にとっての普通が

唯一の正しさであるかのように

錯覚し驕ってしまうところが

ないとは言えないのではないか。

 

「普通」って

すごく難しいです。

志事すんぞ!

努力を台無しにする習慣

4月25日 曇りの福島伊達

修学旅行最終日

飛行機で帰ってくるらしいけど、

私は離着陸の緊張感が苦手です。

 

さて、努力を台無しにする習慣、の話

勉強ができるようになるまでには

それなりの努力が必要です。

難しい問題が解けるようになってほしいけど

それは最終目標であって、

最初からできるわけではありません。

少しずつ段階を踏んで

わかる、できるの成功体験を

積み上げていく必要があります。

 

まずは、反復と継続です。

同じ問題を反復することから。

最初は正確性を

その後に速さを意識して。

正確に速くできるようにします。

次に、継続です。

同じやり方を別な単元に活かして、

できるようになるまでの時間を

短くしていく。

量をこなしたからこそ、

質に昇華させていくわけです。

 

ただ、その努力を台無しにすることも

簡単にできます。

質が変化しなうちに

途中で止めることです。

レベルが上がる前に

次の単元に移れば、

また、一から積み上げないといけません。

もったいないなぁ、と

感じるところです。

毎日、少しでもやれば

大きな変化が起きるのに。

途中でさぼる、休むことを選んでしまうのは

本当に残念な習慣です。

 

努力を続けると、

変化が必ず起きます。

たぶん自分で気づくはずです。

そこまで

反復と継続を続けてみてください。

中2が変わってきました。

同じ問題をやり続ける効果、

同じ言葉をかけ続ける効果を、

実感しつつあります。

6月のテストが楽しみです。

 

志事すんぞ!

年度替わりの断捨離

4月24日 晴れの福島伊達

修学旅行二日目

そして下級生たちは校外学習。

今日は眠気との戦いだな。

 

さて、年度替わりの断捨離、の話

昨日は中3生の授業がなかったので、

早く帰ってのんびり過ごしました、

なんてことはなく

塾生がいない環境を活かして

自分の仕事をしていました。

事務仕事とかこまごましたやつね。

その後、年度も変わったので

断捨離を決行。

 

掃除は嫌いではないのですが、

なにせ片付けられない。

書類とかを捨てられない。

とりあえず、

全部保管してしまうんです。

ですので、

年度が終わるころには、

無くさないけど、

膨大な量が溜まります。

なので、年度替わりに断捨離です。

 

数年保管しなければいけない資料は

保管のボックスにぶち込む。

整理はしません。

とにかくぶち込む。

そして、もう使わないであろう

書類などはためらわずに

捨てる、捨てる、捨てる。

きもちいい。

机が少しきれいになりました。

進捗率20%ってとこかなorz

 

志事すんぞ!

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