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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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ウサギと亀

9月12日 くもり雨の福島伊達

テスト範囲が配られて1週間。

塾生の中でも差が出始める時期。

ウサギと亀の話、知ってる?

さて、ウサギと亀、の話

ウサギと亀が競走することになりました。

ウサギはスタートから

大きく差をつけて独走。

一方、亀は一歩一歩

ゆっくりと進んでいきます。

ゴール目前まで来たウサギは、

一休みとばかり眠りこけてしまう。

その間に、

亀はゴールし勝利を手にする、

というお話。

 

才能は努力に勝る、っていう

お決まりの話ですが、

現実世界で勝つのは

コツコツ努力する亀ではない。

いや、コツコツは大事なの。

絶対に必要です。

ですが、のんびりゆっくりじゃ

勝てないんだわ。

 

勝つのは

圧倒的なスピードで

努力し続ける人、です。

スタートから全力を傾け、

他の追随を許さず、

最後まで貪欲でいられる人です。

 

人を蹴落とすような競争は

好きではありませんが、

健全な競争は

望むべきものです。

最近は、高校入試も簡単になったし、

勉強ができなくても、

学校に行かなくても、

進学できる受け皿ができて

勉強の競争は小さくなりました。

中学校という小さな単位であれば、

少しの努力が、少しの才能が

成績上位者という好位置を

もたらしてくれます。

ですが、高校入試の力となると

そうはいきません。

だって、

定期テストの問題って

それほど難しくないもの。

定期テストで高得点でも

新教研や入試では点数が取れない、

ってことが起きるんです。

 

自分を高める競争に

身を置いてください。

誰かと比べる必要はありません。

自分自身と比べてください。

昨日の自分にできなかったことが、

今日の努力でできるようになったか。

明日も努力を続けられるか。

期待してます。

 

志事すんぞ!

人を幸せにする仕事

9月11日 雨が上がった福島伊達

昨夜は土砂降りになりました。

突然の、想定外の雨が

毎日どこかしらで降っています。

自分の生活圏でも

起きるかもしれない、と

常に備えておかないと。

さて、人を幸せにする仕事、の話

電話をとるときは

できるだけ丁寧に対応する、と

決めています。

それがたとえ営業であっても。

でも、仕事としてそれはどうなの?

と思うこともしばしば。

「福利厚生をサポートする仕事をしてます。」

という営業のお電話。

社員の福利厚生を充実させるために、

いろいろな企業と連携して

従業員の福利厚生を充実させる会社だそうで。

うちでも導入しませんか?

っていう営業かと思ったら、

違うんですよ。

どうやら福利厚生を充実させる一環として

学習塾のニーズに応えたいから、

お願いできませんか、と。

 

「つきましては

 掲載料として月に53000円かかります。」

なんだと?

お願いされているこちらが、

毎月お金を払うの?

ちなみに、

伊達市でどれだけの法人が利用し、

何人に提供しているの?

「お答えすることはできません。」

そんなの検討すらできないじゃん。

丁寧な対応もだんだんと

声が大きくなってしまいました。

 

営業してきた会社は

福利厚生を利用するする法人から

会費を取るのでしょう。

その見返りにサービスを

充実させるわけですよね。

で、サービスを提供する側からも

掲載料を取る、と。

つまり仲介業とか広告業ですわな。

それもまた必要な仕事でしょう。

だけどさ、

関係した企業が、

サービスを利用する企業も、

利用される企業も、

搾取されるだけでなく、

お互いが幸せにならないと

見限られるんじゃないかな。

年間60万円支払って、

得るものがゼロかもしれないなら、

やれませんわな。

 

今回の件はウチには合わないだけで、

都会の大企業なら

違う判断をするかもしれません。

営業の方も

手あたり次第電話しているだけで。

だけど、

自分の仕事が

自分の儲けであるばかりでなく

誰かの幸せでありたいものです。

半ば己の幸せを

半ば他人の幸せを。

 

志事すんぞ!

耕作放棄地をなくす

9月10日 曇りの福島伊達

家族の諸々の用事がふりかかると

自分の時間が無くなる。

そうしたイレギュラーも

通常運転のうちだということで。

さて、耕作放棄地をなくす、の話

耕作放棄地は問題だ。

だから、放棄された農地を預かって

農業をしたい人に貸し出せばいい。

みたいな話はよく聞くが、

上手くいっていないようだ。

だって、

耕作放棄地って

すぐには農地にならないもの。

 

こうした仕組みを描いている人は

居抜きの飲食店、を

想像してるんだろうね。

誰かが代わりに入れば、

すぐにでも開業できる、みたいに。

でも農地はそうはいきません。

放棄された農地は

1年たてば草が生い茂り、

数年経てば薮の中、

さらに経ったらもはや森。

そこから農地にするのは

もはや開墾です。

数年がかりのプロジェクトです。

 

手を付けない土地は、

ゼロではなくマイナスなんですよね。

すぐにプラスにはならない、

ということです。

勉強も同じです。

勉強をしないということは

ゼロではなくマイナスなんです。

授業を1回休むと

たったの1回でも他の人はさらに進みます。

さらに何もしていなければ

先週できた問題もできなくなります。

マイナスです。

 

耕作放棄地にしないためには

放棄する前に手を打つ必要があります。

耕作をやめる前に

生産し続けること、です。

勉強もゼロにしないことが大事。

体調不良や部活の忙しさもあるでしょう。

だとしたら、

その後すぐに対処しないと。

 

志事すんぞ!

 

スピード重視

9月9日 晴れの福島伊達

そうめんにも飽きてきて、

変わったつけダレを試しました。

中華風の辛いやつ。

うん、リピートはナシだな。

さて、スピード重視、の話

テスト範囲が配られて1週間。

徐々に提出物が終わっています。

でも、物足りないなぁ。

1週間なら

もう終わってもいいはずなんだけどな。

提出物の勉強だけでは

平均点どまりなんだから、

スピード重視で終わらせてください。

早く終わればそれだけ

メリットは大きくなります。

 

まずは、提出物が完了するので

最低限の評定が確保されます。

評定が足りないせいで

推薦が得られない、

こともありますから。

そして、自分ができなかったところを

克服するために動くことができます。

同じ問題を繰り返すもよし、

違う問題で確認するもよし、

暗記事項を徹底するもよし、

何をしても

点数に反映します。

 

速く解く、早く終わらせる

スピードを意識することで

情報処理の力も上がります。

日々の問題をこなすときも、

入試の問題を解くときも、

きっと役に立つはずです。

 

受験生になったら

効果的な受験勉強ができるようになる、

なんてことはありません。

1回1回の定期テストで

レベルアップを図ってください。

 

志事すんぞ!

福島藩 守谷早苗著

9月8日 晴れの福島伊達

疲れの取れない週末。

それもまた

今の自分にとって

必要な時間なんでしょうね。

さて、福島藩 守谷早苗著、の話

現代書館のシリーズ藩物語から

福島藩を読みました。

歴史が好き、というのもありますが、

著者の守谷早苗先生は

高校時代の恩師。

買わざるを得ないでしょう。

 

幕藩制度が敷かれた

江戸時代の福島市を中心とする

福島藩の歴史について

政治だけでなく、

経済や産業、文化について

幅広く書かれていました。

福島市が県庁所在地となれた理由として

養蚕の影響が大きかったこと、

苦しい生活を訴えるために

自分を犠牲にした義民の存在、

西根堰や東根堰に見られる

農民の活躍と文化水準の高さ、

知らなかった福島が見えてきました。

 

学生時代とは

とかく時間を無駄にしがちで、

今思うと

勿体ないと思うことばかりです。

充実した高校時代でしたが、

もっと勉強してもよかったと感じます。

せっかく一流の先生に教わっていたんだから

もっと話を聞いて、

もっと質問して、

自分を磨いてもよかったな、と。

 

時間は貴重な財産である、

時間だけは等しく与えられたものである、

使い古された言葉の重みを

今になって感じることばかりです。

子どもたちにも

同じように伝えていくこと、

自分の経験を添えて

言葉にしていくことも

私にできることの一つなんだろうな、

と思うのです。

 

志事すんぞ!

自学強化期間 テスト範囲配られました

9月5日 曇り空の福島伊達

台風が接近中ですが、

福島県の手前で大きく曲がって

太平洋に抜ける予報。

この辺りには大きな影響はないようです。

さて、自学強化期間 テスト範囲配られました、の話

近隣の中学校では

定期テストの範囲表が配られました。

テスト範囲表が配られたら

自学強化期間スタートです。

 

保護者様から

「3週間前からの準備するんですね」

と言われますが、

ギリギリだと思っています。

いま多くの中学校では

定期テストは5回ではなく

4回となっています。

ということは

テスト1回あたりの負担は

単純に1.25倍です。

テキストをやる時間も

自然と必要になります。

 

また、定期テストの結果を元にして

評定が決まります。

この評定は

県立高校入試の際に

得点となります。

評定平均が1違うと

入試の得点では39点違ってきます。

この差は大きいですよ。

差をつけるのか、

差をつけられるのか、

定期テストの結果にかかっています。

 

塾では

定期テスト=入試、と考えて

動いています。

ご家庭にも自学強化期間に

協力していただき、

受験に向けた準備を

着々と、虎視眈々と

進めていきます。

 

志事すんぞ!

助成金が受け取れる?

9月4日 曇りの福島伊達

台風が近づいているせいか

今日は30度に届かず。

涼しく感じますわ。

さて、助成金が受け取れる?、の話

お仕事をしてますと

いろんな営業のお電話をもらいます。

教材などの話もあれば、

経営に関する営業電話も。

先日も労務関係のお電話をいただきました。

「助成金の漏れがないか確かめさせてください」

「なかには数百万円の助成がありました」

そんなのあるんですか?

と思いつつ

しつこいのと後学のために

一度面談してみました。

 

助成金が見つかれば

めっけもんだくらいですが、

従業員数やら雇用保険の加入者やら

従業員の年齢やら伝えると

「460万円を受給できそうです」と。

ですが

詳しく話を聞いてみると

そうは問屋が卸さない。

いま、会社で使っている

就業規則に照らし合わせてみると、

結局、受け取れないらしいです(笑)

 

助成金って、

今ある課題解決の助けになる様に

会社の負担を減らすために出されるもの。

課題はあっても、

法律に則って、

何ならそれ以上の待遇を

お世話になっている社労士さんと

考えた就業規則です。

助成されるような欠けは

今回、なかったようです。

社労士の佐藤先生、

ありがとうございます。

 

とはいえ、助成されるならば、

助けてほしいことばかりです。

昨日決まった最低賃金の引き上げも

売り上げが変わることなく、

お給料はもちろん

社会保険料も増えるんですから

出ていくお金だけが増えていきます。

お上はお達しを出すだけで、

税収が増えるからいいんでしょうけど、

下々のものは

そう簡単に価格転嫁することもできず

かといって税金は下がらず、

取られるものが増えるだけでございます。

景気浮揚の実感もないままに

負担が増えているばかり。

一揆や打ちこわしはできないけど

選挙によって

お上を変えることはできるんですよね。

 

民草の生活を助けてくれるお上、

どこにいるんだろうな。

志事すんぞ!

職場体験 働くって大変です

9月3日 今日も暑い福島伊達

線状降水帯、という言葉も

よく耳にするようになりました。

たまたま発生したところで

大きな被害になってしまう。

防ごうにも、なかなか。

我が事として考えないとですね。

さて、職場体験 働くって大変です、の話

地域の中学校では

中学2年生を対象に

就労体験のプログラムがあります。

今週から、地域の様々な職場で

朝から仕事に励んでいます。

ある程度の希望は取るようですが、

職種も限られるので、

必ずしも就きたい職種を体験できる

というわけにはいきませんが、

労働について考えるいい機会に

なるのではないでしょうか。

 

朝から3時くらいまで働いて、

そのあと塾で勉強するんですけど、

疲れの色が見えます。

普段とは違う緊張感もあって

時間以上に疲れるんでしょうけど、

働くって大変なんですよ。

本来であれば発生する賃金も

時間が過ぎれば

自動的に頂けるわけではなく、

お客さんに価値を提供して

喜んでもらうことで

対価を稼がなければなりません。

働いたから終わり、ではなく

生活をするためには

家事や育児もこなさなければなりません。

収入を増やすためには

疲れた体に鞭打って

リスキリングにも

取り組まなければなりません。

アレもコレもやらなければならないけど、

疲れたからといって

仕事を休めるわけではありません。

ああ、大人って大変。

 

一昔前ならば、

労働は身近にあり、

なんなら子どもだって

仕事の手伝いをしていました。

今は労働環境が変わり、

自営の方も少なくなり、

労働が見えないことが増えています。

自分が大人になって

働くイメージを持つためにも

就労体験には価値があると思います。

 

子どもたちには

やりたい仕事で輝いてほしいです。

人生の3分の1は仕事です。

だったら、

毎日を楽しく過ごせるように

仕事について

本気で考えて、

今から準備してほしいですね。

 

志事すんぞ!

生き残る努力

9月2日 暑い福島伊達

今日も夏の暑さです。

これだけ暑いのに、

地球の歴史から見たら

今は氷河期にあたるそうですね。

浮世は夢の如し。

さて、生き残る努力、の話

先日教材会社さんが来て、

いろいろと意見を拝聴しました。

高校の低倍率化、

入試のICT化、

デジタル教材の活用、

そして最近の塾業界の話など。

 

都会では少子化とはいえ、

まだまだ子どもはいますし、

中学校受験も盛んです。

民間教育産業の需要は少なくありません。

一方で、地方を見てみると

昔を知る人からすれば

悲惨な状況、だそうです。

子どもの数は半分以下となり、

高校受験も定員割れで形骸化、

地域に残る保護者の

受験に対する考え方の違い、などで

塾に通う子どもが

大幅に減っているそうです。

 

我々が過ごした

バブル期、団塊ジュニア世代の

学習塾業界であれば、

子どもがいましたから、

塾自体の数も多かったでしょうけど、

令和の今は

地域に塾があればまだいい方で

中学校の近くに

歩いて通える塾がないところも

少なくありません。

 

私どもとて、

楽な経営ではありません。

生き残るための努力を

日々続けています。

まぁ、どの業界だってそうですけどね。

その努力を

軽んじたり、止めたりしたところから

ヤられるだけです。

もちろん、自分の努力だけで、

解決できないことも多々あります。

周囲の環境や社会情勢は

個人の力が及ぶところではありませんから。

それでも

自分がやれることをやる、

力を尽くした上で

いろんな歯車が回っていく

そんな気がします。

学童併設だってその一つです。

中受がある都会に負けぬよう

勉強す学童を作ったけれど、

そうした取り組みがなければ

今の塾はないでしょう。

 

地方の塾には地方の塾なりの

戦い方、生き残り方がある。

できれば、

地域の子が勉強できる環境を

地域の人間が支えていけるよう

守り続けていければ。

 

志事すんぞ!

新時間割スタート

9月1日 暑すぎる福島伊達

梁川37度超えですって。

9月ですよ。秋のはずなんですよ。

まだまだ熱中症に気を付けないと。

それでも後半戦のスタートです。

さて、新時間割スタート、の話

梁川校は今日から、保原校は明日から

新時間割がスタート、

受験講座も開講となります。

来年3月の受験に向けて、

最善を尽くしていきましょう。

 

中3受験生は実力テストに

新教研からの定期試験。

中1中2は新人戦からの

定期試験となります。

定期試験は9教科勝負。

1学期よりも内容は難しく

量も増えていきます。

今から準備を始めていきましょう。

 

個人的にも

新しいタイムスケジュールで

日常が動いていきます。

仕事の時間、プライベートの時間、

両立を図らないといけません。

まぁ、変化はつきものです。

一つずつ、少しずつ

自分を変えていかないとです。

 

変化を楽しみながら、

前進向上を目指しましょ。

志事すんぞ!

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