投稿日:2020年2月18日
TwitterをはじめとするSNSの
長所の一つに、
普段お会いすることのできない方の考えに
触れることができる、ということがあります。
トップアスリートや政治家、経営者もフォローしてるが
教育関係の方も少なくありません。
その中で、ふたば未来学園の
丹野純一校長先生がツイートで
次のように述べていました。
「勉強は変身である」と言ってみた千葉雅也さんは、
あらためてすごいと思った。
昔、林竹二が
「学んだことのたったひとつの証しは、変わることだ」
と言ったことと並べてみる。
今回の県立高校の最終倍率をみて
丹野校長の言葉も、
千葉雅也さんの言葉も、
林竹二さんの言葉も
身に染みました。
勉強は、自分を変えることであり、
教育は、その手伝いだと思うのです。
今回の入試倍率をみて、
「勉強しなくても、高校に入れる」と
思ってしまった子どもたちがいたとすれば、
貴重な成長の機会を
教育が奪っていることになります。
「勉強は変身である」
「学んだことのたった一つの証は、変わることだ」
本当にいい言葉です。
学生ならば、
何のために勉強するんだろう、
保護者や地域ならば
何を期待しているのだろう、
その答えの一つになると思いました。
「変わるために勉強しよう」
「勉強して変わってほしい」
そんな気持ちになってほしいと思います。
投稿日:2020年2月6日
昨夜から今朝方にかけて
伊達市でも雪が降りました。
大雪とまではなりませんでしたが、
通勤時間帯は大変だったろうなぁ、と。
午後には雪もやみ、
日も出たので、
道路もすっかり乾きましたが、
今夜は寒いそうです。
暖かくお過ごしください。
さて、大学時代の友人と
「宿題を忘れた子にどう声をかけるか」
という話になりました。
友人も教育業界にいます。
こういった意見交換は楽しいものですね。
さて、塾での宿題ですが、
私個人は宿題が少ないほうのタイプだと思っています。
授業でなるべく完結させたいですからね。
それでも、宿題を課す場合が出てきます。
ただ、宿題にはいろいろな目的があります。
その目的の違いによって、
かける声も違ってきます。
①トレーニングの宿題
たとえば、計算練習や用語の暗記、
実力の錬成を目的としている場合です。
90分の時間の中だけで理解はできても、
定着まで至らない場合に課します。
宿題をやることで、
前回の授業を復習し、
自分一人でできるようにするためのものです。
この場合、「宿題忘れました」に対する応えは
「そうですか、残ってやって帰ってね」だけです。
こういった宿題を出した場合、
授業の最初に、
宿題に関するテスト、
もしくは、まったく同じ問題をテストします。
ちゃんとやった人は点数がよく、速いです。
その差を自分で感じて反省してくれれば。
②予習の宿題
受験生くらいになると、
予習の宿題を出します。
授業では解答と解説に充てたいからです。
この場合「宿題忘れました」に対する応えは
「そうですか、もったいないですね」です。
予習をして臨むことで、
自分のわからないポイントがあぶりだされて
聞くべきところが明確になります。
つまり効果が高くなるわけです。
宿題をしなかったことで、
効果が薄くなるのは自己責任です。
昔は「なに~、忘れただと~」と怒りましたが
今は授業中に怒らなくなりました。
忘れてもいいや、と思っているわけではなく、
忘れたら忘れたで
ちゃんとやらせればいいわけですし、
ひょっとしたら、
やろうとしたけど一人でやりきれないこともあります。
残ってやってくれれば、
教えることもできます。
そして、なによりも
ちゃんとやってきた塾生に対して、
申し訳ないからです。
宿題をちゃんとやってきた塾生は
忘れてきた子へのお説教を
聞きたいわけではないですからね。
ただし、授業中は忘れた子をいじりますね(笑)
「デート忙しかったんだな~」とか。
そして、授業後に
「宿題って何のためにあるの?」
「教の授業どうだった?」
と個別の指導します。
その時も怒ることはしません。
意味がないからです。
今日も志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪