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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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インプット、アウトプット

昨日は社会の授業。

授業ですがテスト前ですので、

必要な用語の暗記大会でした。

問題演習をやりたい気持ちは分かるのですが、

ちょっと待て!

まだ早い!

 

材料がなければ料理はできません。

用語を頭に入れなければ、

問題なんて解けるわけはないんですよ!

暗記の時間をいかに確保するか、

意識が足りない人が多いですね。

理科や社会の用語を

頭にインプットするための勉強が

まずは必要です。

教科書を見ながら

テキストを埋める勉強をしている人もいますが、

それではぜんぜん足りません。

なぜなら

教科書→テキストに

言葉を書き写すだけだからです。

教科書→頭→テキスト

のようにまずは頭に入れないと!

そして

本当に頭に入っているかどうか、

アウトプットして確かめる。

 

理科や社会だけではなく、

英語もインプットからがいいと思っています。

英語が得意な子だと、

問題をいきなり解ける子もいます。

ですが、苦手な子にとっては

テキストの問題を見ても、

正しいこと答えを

言うことも難しい場合があります。

だったら、まずはインプット。

正しい答えを言えるようにしちゃいましょう。

そのあと、書く工程にレベルアップしましょう!

 

頭に入れるインプットの時間、

頭から出すアウトプットの時間が必要です。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

メメントモリ、終わりを思う

昨日ある訃報が飛び込んできました。

バブル時代に人気を博した予備校講師の訃報。

テレビでも取り上げられるほどの人気講師で、

大学入試に向けた受験生たちは

こぞってその予備校に通い、

人気講師の授業を受けたものでした。

その方は選挙に出るなど

講師業を離れていましたが、

報道で知る限りですが

晩年は苦しい生活だったとか。

ご冥福を心からお祈りします。

 

この一件を受けて考えさせられました。

同じ教育に携わるものとして、

自分とその方を重ねつつ

自分の未来を考えずにはいられません。

もちろん、バブルの頃とは

子供の数も経済の状況も

進学への意識も違います。

さらに大手予備校と地方の塾、

大学受験と高校受験といった対象も違っています。

また、講師に専念できる環境と

経営も考えなければ行けない立場にも

違いがあります。

 

だけどいつか訪れる終焉。

誰にも等しく与えられる終わり。

経済的に豊かであるのは望ましいですが、

安心して暮らし続けられることも

また望まれます。

今目の前のことに一生懸命取り組んでいます。

ほとんど塾のことしか頭にありません。

ですが、

もし、いま自分に何かがあったら、

もし、この先思いもかけないことが起きたら

そんなことが頭をよぎりました。

 

自分は日々をどう過ごすべきか。

日々問いながら

生きていこうと思います。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

【相談】幼児の文字教育について

今日も中学生は新人戦、

そして、小学生も陸上記録会があります。

晴天で風もあり、

悪くないコンディションですね。

ケガがありませんように。

居残り組もいますので、

梁川校はお昼から開けております。

まずは最大の時間の確保を目指してください。

 

さて、子どもの発達についてご相談を受けました。

お子さんは未就学児で

最近ひらがなを練習中。

習得までの時間がかかり過ぎるように感じると、

ご心配されていました。

保護者とすれば

少しでも早くと願うところだと思います。

運筆の点から書く作業は大事ですが、

文字を習得するまでには経験と時間を要します。

ですので、

お応えするとしたら、

焦らずゆっくりいきましょう、です。

 

言語教育には段階があります。

聞く、話す、読む、書く

いわゆる4技能とよばれるものですが、

これらの中にも、それぞれ細かい段階があります。

 

書く技能の習得をするためにも

その前の段階である

聞く、話す、読むの経験を積んでいくことが

その後の言葉の力に影響します。

特に、未就学時では特に読み聞かせが有効です。

 

本を読んであげる、わけですが

まずは絵本で、

言葉とイメージのつながりを

目で理解させること。

何度も同じ絵本をよむことで、

記憶力も向上します。

そして、徐々に文字への興味を促します。

まずは、ひらがなを読むこと。

ひらがなを組み合わせて

言葉を作ること。

そして、書くことにいければ。

 

書く練習をするのは悪いことではありませんが、

ひょっとしたら

何を書いているのかわからないまま

お手本を写している段階かもしれません。

「あ」という文字が「ア」という音であることを

理解して書くようになると

習得が早くなります。

ですので、文字を読む練習を

遊びながらたくさんできればと思うのです。

 

また、運筆、鉛筆やペンで線を描くのは

力の弱い幼児にとっては実は大変です。

体の発達、運動能力を促すと考えて、

文字でなくても

絵を描き、線を描いていってください。

そのとき、

できるだけ柔らかい書き味の

鉛筆やペン、クレヨンなどを使ってください。

大人が使うHBの鉛筆では

幼児にとって負担になります。

柔らかい書き味のもので、

たくさん書いていくほうが

身体能力の向上を図れます。

 

ここでは書ききれないこともありますが、

少しでもお役に立てればと思います。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

一人ひとりで変える勉強のやり方

今日から新人戦ですね。

ちょっと暑くなりましたが、

天気は良さそう。

がんばれ~。怪我すんなよ~。

 

高校野球は秋の大会、3位決定戦と決勝戦。

磐城高校が3位で東北大会に。

タラレバではあるけど、

福島東が磐城に勝ってたら、東北もあったな。

そして決勝戦は県北対決。

福島成蹊と学法福島。

聖光学院ではない決勝は久しぶり。

卒塾生が成蹊にいるので、

応援してましたが、9回裏にサヨナラ負け。

残念ですが、負ける経験も大事。

接戦を戦ったことも、これからの東北大会も、

経験として残ると思います。

 

新人戦があるため居残り組や中3は

午前中だけ、給食もなし、ということで

梁川校は早く開けました。

お昼過ぎには勉強してます。

よきよき。

「目の前にいる塾生の成績を上げたい」

と塾の先生なら誰しも思っていると思います。

でも、

どうやって成績を上げるかは、

その子によって変えています。

 

強権発動してやらせる場合もあるし、

「こうしたら伸びるよ」と

コーチをして待つ場合もあります。

どこで変えるのか、を言葉にしてみると

「今までの勉強歴」と

「これから積み上げる勉強歴」

を考えて変えています。

 

「今までの勉強歴」とは

小学生の頃から培った学習習慣や

中学生の定期テストを通じて得た

成功経験や失敗経験など。

どうやったら自分を高められるか、を

体験的にどれだけ習得しているか、です。

テキストをやるにしても、

ただ答えを写す愚策から、

いきなり書き込む勉強、

そこからノートに繰り返す勉強まで、

その子の学習経験、歴史によって

やるべき勉強法は変わります。

 

そして「これから積み上げる勉強歴」は

高校入試のためだけの勉強なのか、

大学入試や就職試験や資格試験に

役立つ勉強方法を

今のうちから身につけてほしいということです。

やらされる勉強では行き詰まります。

自分で計画を立てて、

自分の弱さに打ち克ちながら

目標を達成する力を

今から身につけてほしいのです。

 

一人ひとりが、

今の自分からどう変わっていくか、

高めていくか、

一人ひとりに

やり方が変わっていくのは当然だと思うのです。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

 

 

いろいろ教材会社さんはあるけれど

久しぶりに本屋に行けました

本屋さんは大好きなので、

入り浸りたいのですが、

なかなか時間がとれず。

先日ブログでも書いたのですが、

児童文学を読んでみようかな、と思って

大きな本屋さんを見てみたのですが、

コレジャナイ感が。

絵本は充実してますが、

児童文学のジャンルはほとんどなくて、

ライトノベルのような話題ばかり。

次は図書館に行ってみようと思います。

 

さて、先週教材会社さんの営業の方が来られました。

うちに来る営業の方は、

自分のところの教材を売ろうというよりも、

塾に有益な情報を提供するために勉強し、

質問に答えようとしてくれる方ばかりです。

 

今回は、教科書改訂の話や

大学入試の変化について

たくさん教えてもらいました。

大学入試の変化は気になるところで、

自分たちも勉強が必要だし、

対策を練らないとと感じます。

 

例えば、英語のテストが民間テストの結果で

点数換算されたり、

受験資格になったり、

はたまた、全く考慮されなかったり。

 

英検やGTECを受験させるにしても、

英語力をつけるための指標なのか、

むしろ今からできる受験対策なのか、によって

受験すべきかどうか

どのくらい時間をかけるか、が

その受験生によって変わってきます。

例えば、明治大学では

出願条件にCEFRのB1かつ1980点以上が

求められています。

出願条件です。

ですが、取得から2年間有効ですので、

2年生のうちに取得すれば、

3年生なったら別な教科の学習に

時間をまわすこともできます。

 

さらにいえば、

今通っている中学生や小学生に

民間の英語検定への挑戦を

どう位置づけるかも

教えていかないと。

高校生になっていきなり

検定に挑戦するのではなく

大学受験を考えるのであれば、

今から準備をしている意識を。

 

白雲館で何ができるのか、

いまから考えないと。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

児童文学や絵本に触れる意味

森はな著「じろはったん」アリス館

を読みました。

地域の方が学童の子たちにと

お薦めしてくださった1冊です。

久しぶりに児童文学に触れました。

「じろはったん」の舞台は

戦中戦後の兵庫県但馬。

主人公であるじろはったんこと次郎八は

おそらく発達の遅れが見られる人。

幼馴染の友人に招集がかかり、

戦地で命を落としてしまったことが

理解できないじろはったんは、

何とか文字を覚え

木の葉に手紙を書き

海に流して友人のために送りました。

 

戦時下の辛い生活の様子、

障碍者と地域社会のあたたかい共生、

そして、

会えない人を思う気持ちが書かれていました。

 

子ども向けの絵本や文学とはいえ、

そこから学ぶことは多いと

改めて思いました。

 

今小学4年生は

「ごんぎつね」を勉強しています。

代表的な教材ですので、

何度も読んでいるはずなのに、

その時々に思うことが違っているのです。

人の(きつねの)思いはすれ違うものです。

思っていないことが伝わって、

思っていることは伝わらない。

そして、

すれ違いからの悲劇、

取り返しがつかない出来事に

心が締め付けられる気持ちになります。

 

子どもが読むための本ではありますが

背後にあるテーマは深遠なものです。

大人だからといって

理解できているか、というと

そうはいかない場合があります。

かといって、

子どもが理解できないかというと

そうでもありません。

説明まではできずとも、

感じることはできます。

心に感性の種が蓄えられ、

自分の感じたことを

自分の言葉で説明できる時がきます。

児童文学や絵本は

人生の感じ方の種を

育んでいると思うのです。

 

ちょっと図書館にって、

もっと児童文学を読んでみようかな。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

テスト対策を通じたレベルアップを

昨日は学校が早く終わったため、

一番長い子で1時半から9時まで

塾で過ごしました。

提出物をしっかり一つ終わらせて、

チェックを受けて帰っていきました。

7時間半の時間、休憩を差し引いて6時間半。

それだけの時間をかければ、

できることも増えていきますね。

また、塾生に話すのは、

入試が5時間続くわけだから、

練習で5時間やってなければ

集中できるはずもないよね。

練習の10時間は、

入試の5時間に及ばないんだよ。と。

 

いきなり受験生だからといって

集中した10時間の勉強ができるわけではありません。

小学生の自学習慣の上に

中1、中2でだんだんと

勉強時間が伸びていき、

10時間の長さにいたるわけです。

 

常日頃の学習の中で

時間が伸びていくのは望ましいですが、

それほど殊勝な人間は多くありません。

だからテスト対策の中で

時間を伸ばしていってほしいと考えています。

 

テスト対策にかける時間は、

範囲が発表されてから2週間しかありません。

その2週間で、

どれだけの時間を

点数を上げるための時間に費やせたかが

結果に出てしまいます。

 

能力に差はほとんどありませんが、

かけた時間の差は出てきます。

そして、

かけた時間が

能力のレベルアップにつながります。

 

時間が質を向上させ、

質が時間を変えていきます。

1回1回のテスト対策をとおして

自身のレベルアップにつなげてください。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

アンガーマネジメントの修行

今日は学校が早く終わるとか。

「1時15分過ぎに下校なんですが開いてますか?」と。

学童もありますから、開けてますよ~。

早速テスト対策に打ち込む塾生たち。

今からやれば7時間近くできますからね。

提出物をやりこむには十分な時間ですね。

がんばれい。

 

昨日の学童では小4が

漢和辞典を使って漢字調べをしてました。

新しく出てきた漢字を使った熟語を調べよう、

というもの。

「芽」を使った熟語で

「嫩芽、ってなんて読むんですか?」

こんな熟語初めて見たよ。

読み方すらわからねぇ。

「どんが」出たばかりの芽だそうです。

知らないことばかりですね。

いつまでたっても修行だと思います。

漢字だけでなく

まだまだ修行を積まなければと思うことばかり。

特にアンガーマネジメントは、

いろいろ考えさせられます。

アンガーは怒りの感情です。

怒りの感情をコントロールすることが

アンガーマネジメントです。

 

昨日は忘れ物をした塾生に

怒りを覚える場面がありました。

宿題からの

テキストからの

筆箱まで。

フルセットですね(笑)

何しに来たんだよ!!!

 

声を荒げることはしませんが、

ここで自分が何かに対して腹を立てているわけです。

何に対して腹を立てているのか

よくよく分析してみると、

自分が分かります。

相手ではありません。

自分にとって何が着火点なのかが

分かります。

 

昨日の自分は、

テスト前なのに

準備がおろそかな

受験生に

腹を立てたわけです。

テスト前でなかったら、

怒ってないかも。

時間が大事な受験生が、

準備を怠ったこと、に

いらだったんだと思います。

 

そうなると、

受験に対する感覚にズレがあること、が

怒りの導火線だったようです。

もっと

受験への意識が共有できれば、

解決しそうです。

また、やるべき一つ一つのアクションを

とりやすいように

指示することもできたはずです。

 

怒りの矛先を

相手に向けることは簡単ですが、

怒っているのは自分です。

自分の中にこそ解決方法がある、と

考えられれば。

うん、修行ですね。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

 

できなかったのは量と質の問題です

昨日の月曜日は祝日のためお休みでした。

以前は、祝祭日も関係なく

塾を開けてきましたが、

自分ひとりだけの運営ではなくなり、

講師の働き方改革を断行する意味でも

お休みにしております。

ブラックといわれるこの業界。

せめてグレー、

せめてオフホワイトくらいにはしたいものです。

 

14日の土曜日は新教研9月号を実施。

自己採点が終わった後、

「できなかった」とへこむ塾生。

そりゃそうでしょうと言わざるを得ません。

7月号から8月号の上がりは

夏期講習をがんばったからです。

1日9時間を毎日続けた結果です。

夏の頑張りに比べたら、

今の質や量は

決して高いとか良くなったとか

言えませんもの。

そして、塾生自身が

それを分かっているはずです。

 

悔しいんだったら、

合格したいんだったら、

やるしかないんですよ。

量を増やし、質を高めるしかないのですよ。

 

今日からテスト対策勉強会になります。

テスト前日まで

できるだけ塾で勉強をしてください。

1週間で提出物をノートにやってしまいましょう。

間違ったところを質問して、

できるまで繰り返しましょう。

その後、いよいよ書き込みです。

いきなり書き込んでも、

できるようにはなりません。

提出のための勉強と、

実力をつけるための勉強は、

同じではありません。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

9月14日~16日について

9月14日(土)

新教研テスト9月号(中3対象)

通常授業

 

9月15日(日)16日(月祝)

休校、自学もできません。

 

9月17日(火)~

テスト対策勉強会

 

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