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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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目標と行動設定 これから先のゴールのために

この時期になると、

大学が決まった塾生が出てきます。

また高校受験でも、

進学先が決まる塾生が出て

寂しさを感じる季節となります。

 

昨日も進学先が決まり、

最後の授業となった塾生がいたので、

目標と行動設定の話をしました。

目標は一つではありません。

時間の単位と叶えたい強さによって

いくつもの目標ができます。

最高の目標と共に、

最低限の目標も思い描いておく必要があります。

50年先30年先、10年、5年、3年、2年、来年

半年、3ヶ月先、今月、今週、今日

時間の単位が変われば、

目標も変わります。

 

進学はゴールではありません。

その先には、

もっと大きな目標がいくつもあるはずです。

それを、言語化することで、

明確になります。

 

また、目標があっても、

何をすべきかが決まっていなければ、

行動に移せません。

具体的な行動設定も必要不可欠です。

何をするか、また、何をしないか

を決めることで、

行動がしやすくなります。

 

目標を立てたから叶うわけではありません。

目標と現実とのギャップがあります。

実現するためには

そのギャップを埋めるための

行動を積み重ねるのみ。

 

何をすべきか迷うことなく、

すべきことを積み重ねるためにも

行動設定は大切です。

 

 

受験とオリオン座

塾に来るのは13時頃ですが

帰るのは23時過ぎ、24時近くになります。

その時間になると夜空にオリオン座が見えます。

この季節が来たかと思います。

夜中まで勉強する受験生を

見守る守護神のように思えてなりません。

ギリシャ神話では、学問の神様でもなんでもない、

むしろ荒くれ者としてえがかれているので、

守護神にはなりえないのですが、

自分も学生の頃、

勉強後に外に出てオリオン座を眺めたものでした。

今日も頑張ったぞ、と

オリオンに報告しながら。

 

天体についての勉強が始まる中3は

習っていることと関連させながら、

夜空を見ることが多くなるようです。

オリオンの反対にはさそり座があるとか、

北極星をみつけたとか、

月の形が、方角が、と気づいたことを

話してくれます。

 

そうすると、

私と同じように感じる塾生もいるようです。

塾から帰る時に、

オリオンがあった、と。

今日もがんばったなぁ、と。

 

今もオリオン座を見ると、

受験生としてがんばった時を思い出します。

そして、

今でも、受験生と共に、

頑張れたかなぁ、と報告しているように

感じます。

三者懇談を通して

23日(土)と24日(日)は三者懇談でした。

学校でも三者懇談が始まり、

時期を同じくして、

塾でも懇談をしています。

新教研を元にした

セカンドオピニオンとしての懇談です。

偏差値は指標のひとつですが、

それによって輪切りにするつもりはありません。

それぞれの希望の確認をして、

足りているところも、

足りないところにも目を向けます。

そして、

目標実現に向けての

具体的な行動を設定しました。

 

一人ひとりそれぞれ違います。

例えば、

一日一題、英語の長文を解く。

毎日入試問題の計算だけ解く。

理科や社会の用語の暗記をする。

といった勉強に関するものや、

夜23時には寝る。

スマホは一日1時間、自室には持っていかない。

といった生活態度に関わるものも。

 

人によっては懇談終了後すぐから、

すでに課されています。

毎日、一つずつできるようにしよう。

 

今現在、力が足りていない場合もある。

だからといって、

諦めてしまえば、そこで終わり。

力が足りていないならば、

それを埋めるような努力をして、

3月までに乗り越える。

今までもそういう子達を見てきました。

誰かに言われた

無理だ、という言葉を

跳ね返してきた子達を

何人も見てきました。

 

次はあなたの番です。

三者懇談を通して立てた目標を

実行に移していきましょう。

 

必要であれば、懇談の機会を設けますので、

お申し付け下さい。

 

変わらない苦しみ

新教研11月号が返ってきました。

成績優秀者が増えた一方、

厳しい話もしなくてはいけない人もいます。

今のままではマズイ。

行きたい高校はあるのに、

成績が追いついていない。

努力を続けているのであれば、

ここからの伸びも期待できますが、

足りないと成績、努力を分かっているのに

自分の行動を変えないのはもっとマズイ。

 

理想の自分があるはずです。

3月の訪れるであろうゴールの姿もありますし、

受験勉強に対して取り組む姿勢にも。

理想に近づこうとするうちは成長していきます。

時間はかかっるかも知れませんが

それても確実に近づいていきます。

ですが、

何もしなければ、

変わることはありません。

近づくこともありません。

あなた自身が、行動が変わらなければ、

時間の経過と共に、

ますます苦しくなってしまうのです。

 

逃げるな。

安易に理想を下げるな。

 

大丈夫。

今までの受験生たちも同じように悩み、

自分を変えていって、

夢を叶えていったんだから、

あなたにできないはずはない。

 

県立高校入試まで

あと3ヶ月。

がんばれい!

宗教の力、言葉の力

学生時代の友人のご尊父の葬儀に参列しました。

教会で行なわれるミサの形式。

仏式の葬儀とは違っていました。

 

教会での葬儀を知らない人のため

式次第や賛美歌が書かれた冊子が配られました。

そこにはたくさんの聖書の言葉が記されていました。

たくさんの宗教があります。

宗教の派生にあるものは、生と死。

特に全ての人に関わる死についての

考え方は必ず触れなければならない。

死に臨む本人に対しても、

死者を弔う遺族に対しても、

宗教は言葉をかける。

その言葉の力が宗教の持つ力だと思うのです。

 

死に臨む方の恐れを除き、

悲し無為族の気持ちを和らげる信仰の力は、

どの宗教でも見られる。

キリスト教では、

主イエスの導きにより、

神のみ国へと旅立ち、

永遠の命を得る。

そう信じることで、

死に臨む人も遺族も

死を受け入れるようになる。

人は限りある存在であるからこそ、

永遠を求める。

教会やお墓が拠り所となるのは、

そこに永遠を感じるからであろう。

ここに来れば、御霊がある、と思える。

肉体は朽ちても、

存在を再確認できる。

だからこそ、

宗教ごとに象徴的な施設や儀礼があるのだと思う。

 

とはいえ、

喪主を務める友人が見せる表情は、

いつもの顔ではあったが、

だけど無理をしてる目のように見えた。

彼を慰めるだけの言葉の力を

自分は持ち合わせていなかったが、

彼の悲しみを分かち合いたいと願うばかりだ。

小学生のうちに身につけたい学習習慣

先週の土曜日に学習発表会が行なわれました。

その振り替え休日で、

月曜日は朝から学童を開所。

学習活動の合間を縫って、

梁川町のパレオパークに。

屋内遊技場とフットサルコートがある施設。

土曜日や学校の長期休業の際に

よく連れて行きます。

私は外遊び担当。

フットサルを一緒にしますが、

足以外の部分が謎の筋肉痛を引き起こします。

 

勉強をする学童、学童教育を主眼としてますので、

学習活動も当然実施します。

今週はかんかんスラスラテストがありましたので

その対策が主な自学になります。

4年生にかんかんスラスラテストの結果を聞いてみると

90点以上で合格なのですが、

合格率は40%程度だったという話。

難しいとは言いませんが、

小4ともなると簡単でもありません。

 

小学生にこそ、

成果を意識した勉強を身につけてほしいと思います。

ドリルも必要です。

小学生はまだまだ書く力が弱いです。

文章が書けないとかではなく、

単に欠き続ける体力がないので、

ドリルによって反復しながら、

体力をつけることも必要です。

 

また、学年が上がるに連れて

質の向上を図ることも必要になります。

ドリルはやって終わりですが、

問題演習はできることが大事。

できなかった所を

できるようにして終える。

できたはずの所を

反復して確認する。

「できる」ことを意識した学習習慣を、

小学生のうちに身につけてほしいです。

塾の三者懇談はセカンドオピニオン

今週から学校で、

今週末は塾でも三者懇談が行われます。

どの高校を受けるか、が焦点ですが、

受験生の希望、学校や塾での意見、ご家庭の判断

それぞれが話し合いの材料になります。

 

学校の三者面談で、

私立高校の受験

県立高校の受験が主に話し合われます。

実力テストの点数を元にしながら、

受験の仕方や、今後の勉強法が話し合われますが、

ごく稀にではありますが、

それでいいのか、と思ってしまう面談もあります。

以前には、

地区内の高校を知らない先生もいました。

また、大学進学を希望する生徒に、

新学校ではない高校をすすめる先生も。

全ての先生が、良くないとは思ってませんし、

塾生本人の伝え方に非がないとは言いません。

ですので、

学校の面談だけでなく、

セカンドオピニオンとして

塾の面談もあると考えています。

塾で行なわれる三者懇談では

新教研テストを元に面談をしていきます。

実力テストは学校ごとの比較しかできないようですが、

新教研は県内の受験生との

力の判断ができます。

 

また、偏差値は一つの目安ですが、

それだけで判断するつもりはありません。

高校に入ってから、

その後の進路まで見て、

一番いい学校を選んでほしいと考えています。

高校によってはなりたい職業につけない、

大学進学に向いていない、

なんてこともありますから。

 

例えば、建築の仕事がしたい、と思っても、

大工さんになりたいのか、

大きな橋や高層ビルを造りたいのかによって、

進むべき進路は変わります。

車が好きだから自動車関連の仕事がしたい、でも、

自動車のセールスなのか、

自動車の整備なのか、

自動車のデザインなのか、

はたまたレーサーなのか、

選択によっては遠回りになってしまいます。

 

自分の進むべき道が示されたとき、

受験生は力を得ます。

やるしかない、と思えたとき

苦しくても、耐えることができます。

受験生の力になれるような、

面談にしたいとおもいます。

 

 

8割を積み重ねる

土日は私お休みでしたので、

友人たちのイベントに顔を出してきました。

伊達市や国見町の

料理店、お菓子屋さん、農家さんによるイベント。

食を通して、

地域の魅力を伝えるというもので、

多くのクリエイターさんも参加してました。

晩御飯は、そこで販売していた食材で

料理を作りました。

久しぶりの料理も楽しいものでした。

 

もちろん、家事もしなければなりません。

掃除や洗濯などもしますが、

そろそろ大掃除の時期。

気になっていた草取りなどを

一気にやってしまいました。

自分が望むピッカピカまではいきませんが、

8割できれば良しとしています。

 

8割できれば良し、は

勉強でも一つの目安になるとおもいます。

全部できるに越したことはないですが、

ある程度のスピードで

8割できたら次に進むほうが

効率がいいわけです。

 

残りの2割はどうするか、というと

2周目の課題としてしまうわけです。

1回で10割にしたとしても、

人間忘れるわけで、

復習は欠かせません。

2回3回と復習をすることを考えれば、

1回目は8割、

2回目は9割、

3回目で全部を目指したほうが、

着実にできるようになります。

 

期末テストも終わります。

ここから実践的な受験勉強に入ります。

福島県の入試問題には、

受験生の10%も解けないような

難問もあります。

そこに立ち向かう意気込みや良し。

ですが、その前に

正答率の高い問題を

確実に取りこぼさないことはもっと大事。

できる問題を増やしていくこと、

まずはそこからいきましょう。

 

”恐怖の”テスト対策

今日がテストの中学校。

さて、出来はどうだったでしょうか。

 

テストを解くという事は、

頭に入れた知識や技術を

外に出していくという事です。

ちゃんとアウトプットできたでしょうか。

テスト対策を見ていて感じるのは、

何人かの塾生は

明らかに「何の役にもたたない勉強」をしています。

学校の提出物を終わらせなければなりません。

だからといって、

テスト直前にやりはじめて、

間違ったから正しい答えを書きました、では

効果はほとんどありません。

 

2週間の時間、たった2週間の時間の中で、

インプットもアウトプットも繰り返さなければなりません。

塾生一人ひとりの学習状況にもよりますが、

インプットしなければ

アウトプットはできないと考えると

まずは道具を叩き込むこと。

用語を覚えたり、

公式ややり方を理解するのが第一です。

 

そのうえでアウトプットをする。

覚えたはずの用語や

理解したはずの公式を使いこなせるかは、

アウトプットしなければ分からりません。

 

そして、1人でアウトプットできない所を見つけ、

またインプットに戻り、

1人でアウトプットできるまで繰り返す。

そうすると、

やっとテストのときにも、

一人で解けるようになるわけです。

 

間に合わせの勉強で、

テストができるようになればいいですが、

いつかできなくなります。

そして、

間に合わせの勉強の仕方しか身につきません。

良い学習習慣と

そうでもない学習習慣があります。

テスト対策を通して、

どちらの習慣が身についたのでしょうか。

勉強したつもりで、

点数は上がらない上に、

良くない習慣しか身につかなかったとしたら、

恐怖です。

やってもやっても悪くなるわけですから。

 

入試を見据えた習得、

そして学習習慣を身につけるうえでも、

インプットの時間とアウトプットの時間が

テスト対策には必要です。

シャッター街と30年後の自分

時々、思ってしまうことがある。

昼間でもシャッターが閉まっている街並みを見て

30年前はどうだったんだろうか、

ということです。

そして、そこから

30年後の自分はどうなんだろうか、

ということも。

今日、山形県から学習塾を営む方が

学童の見学に来られた。

私どもよりも多い先生を抱える、

個人塾を営んでいる方でした。

すでに何十年も地域に根ざして

経営されていらっしゃるので、

子どもがいた時代もご存知なのだと思います。

ご自身の経験や地域での口コミもあるでしょうから

今は順調な経営をされてると思われます。

それでも、

これからのことを考えて、

学童事業を検討されているようでした。

 

すでにシャッターを閉めたお店も

昔は順調に営まれていたのだと思います。

それが、時代の流れや社会の変化によって、

また、ご自身の変化への対応の仕方によって、

今に至ったのだと思うのです。

 

昔よりも、今や未来がよりよいものでありたい、

と望んでいます。

テクノロジーが発達し、

昔は苦労したことも、

今なら時と場所を選ばず解決することもあります。

おそらく、時代の流れや社会の変化は

物事を効率化し、生産性を上げてきたはずです。

だとすれば、

自分自身が変化への対応を考え抜かなければ、

今以上の未来は訪れないという事です。

 

30年後、自分は老年。

その頃に、今と同じ動きはできそうにありません。

だとしたら、

今、自分は何をするべきか。

何をしておくべきか。

自分自身をどう変化させていくか、

動いていかないといけないと、と

追い立てられる気持ちがします。

 

中3の国語の教科書に、

石垣りんの「挨拶」が載っています。

そのなかに、

「明日の表情をさがすとき」とあります。

石垣さんは、平和へを希求し、

戦争を二度と起こしてはいけない、という思いで

詩を書かれていますが、

仕事をしていく上でも、

同じではないかと感じます。

 

今さえよければいい、ではなく

今以上に未来をどうするか、への

視点と行動が求められている気がします。

 

 

 

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