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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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のびしろ

雨の福島伊達

天気が目まぐるしく変わり、

体調を崩す子が多くなっています。

まずは暖かい格好で。

 

さて、新型コロナによる感染が抑えられている今、

学校では子どもたちにタブレットが配られ、

学校外でも活用できるように練習が始まりました。

福島市ではweb授業の練習が行われ、

伊達市でもタブレットに問題を配布し

ご家庭で解くといった課題が与えられています。

一人一台のタブレットを操る様子は

新時代、新世代を感じます。

ですが、課題もあると思います。

ご家庭ごとにweb環境が異なり、

使い方も学校やクラスによってまちまち。

システムや制度面の課題もあるのですが、

何より学習効果はもっと検討しないといけません。

 

実際に問題を解く様子を見せてもらいました。

小6の体積を求める問題。

図形が与えられ、体積を求めるわけですが

4択から選ぶんですよ。

底面積を出して、高さをかける計算は

タブレット上ではできずに

だいたいでも答えられるんですよね。

また、間違えても再挑戦できるんですが

当たるまで同じ4択を繰り返すわけで、

最悪4回ボタンを押すと全員正解となります。

 

正直、今のままのシステムだけで

成績が伸びるとは思えません。

これが、日常の勉強を補助するツールであるとしても

4回ボタンを押すと、

できたことになってしまうシステムでは、

確かな基礎学力はつけられないと感じます。

タブレットを使った効果的な勉強法、を

しっかり伝えないと

勉強した気分の演出でしかなくなります。

 

新たなツールは魅力的です。

新たにできることが増えますから。

それでも、万能ではありません。

タブレットにはタブレットに向いた課題、

紙のプリントには紙のプリントに合った課題、

それぞれの良さがあることを再確認できると思います。

タブレットの活用には

伸びしろがたくさんあるように感じます。

楽しみでなりません。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

子どもの自死

秋晴れの福島伊達

今日は小学校では遠足の学年があり、

中学校は文化祭です。

楽しんでください。

学校行事が行われること自体が

とっても幸せなことです。

 

小中学生が毎日を楽しんで、幸せに

過ごしてほしいと切に願っていますが、

現実の世の中には

さまざまな課題がありすぎます。

その一つに、

国内の20代以下の自死が

増えていることがあげられます。

コロナ化の影響で年々減少していた自殺者数が増加。

中でも女性と若者の割合が増えているそうです。

10代以下の自死に至っては

少子化に反して増加傾向にあり、

それだけ割合が増えていることになります。

自死に至る理由には

「家庭内の不和」「病気を苦に」「進路の悩み」

「いじめ」「教員との関係」など様々ですが、

半数以上が「不明」です。

「不明」なんです。

周りに誰もその子のことが

「分からない」んです。

その子はどれだけ孤独だったか。

 

すごく悲しい。

もっと広い世界があって、

もっと幸せになれるのに。

 

仮に学校という場所や今の人間関係にたいして

苦しいと感じるならば、

いったん離れていいんだよ。

立ち止まっても、

潜ってもいいんだよ。

幸せになるために、生きてほしい。

それだけです。

 

学習塾は勉強するための場ですが、

子どもたちにとって安心できる

サードプレイスでありたいと思っています。

学校ではない、

ご家庭とも違う、

第三の居場所のひとつ。

子どもたちの世界を広げる場。

自分にできることは何か、

考えていきます。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

政党の違い

秋晴れの福島伊達

気持ちのいい晴れ間。

ちょっと蒸し暑いくらいですが、

寒くないのはありがたいですね。

さて、先程、衆議院が解散となりました。

いよいよ衆議院議員選挙です。

政治の勉強の最中ということもあって、

子どもたちから質問も来ます。

入試にも出るような基礎基本ならば、

すぐにでもお答えできますが、

するどい質問もあって、

答えに窮する場合もあります。

「原発って反対したほうがいいんですか?」

「野党はなんで一つの政党にならないんですか?」

自分の答えに政治色を付けないように、

賛否両方の考えを伝えなければと、

苦心するところです。

 

ということで、あらためて

自分も総選挙の前にお勉強しています。

政党ごとの主な政策の違いについて

色々見るだけでなく、

そもそもの政党の理念についても

見比べてみました。

 

さて、自分の考え方と近いのはどこだろう。

与野党問わす、

良いと思える政策はたくさんありますね。

個人的には教育に、

幼児教育から高等教育まで幅広く

予算を付けてくれる政党がいいですね。

全部が理想通りとはいかないけども、

最優先事項は譲らず

公約数的に決めてかないとですね。

 

そう、高校三年生も選挙権持ってますよ。

こういう時に、

大学の授業料について考える政党を支持すれば

政策に反映されるんですよ。

若い人がいかないと、

若い人への政策は実現しないんですよ。

まさに

「自分のための選挙」ですからね。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

 

伊達市プレミアム4応援券

今日も雨の福島伊達

秋雨前線の影響か雨が続いています。

そして気温も寒い。

新しくなったエアコンのおかげで

寒くなく過ごしてます。

アンダーシャツも長袖に変えました。

防寒大事。

 

さて、伊達市のプレミアム商品券が発売されました。

「伊達市プレミアム4応援券」という名称で

伊達市内の参加店で利用できます。

今年二回目の販売には多くの方が並んだようです。

それもそのはず、40%のプレミアがつくんですから。

志学白雲館の月謝でも利用していただけるように

商品券発行事業には参加をしています。

月謝の支払いが軽くできますし、

同じ支払いでそれ以上のお買い物ができます。

今の商品券事業では紙の商品券を発行していますが、

今後はぜひデジタル化してほしいと思います。

何といっても参加のハードルが下がりますから。

スマホで購入、利用ができて、

参加店もバーコードやQRによる決済ができて

オペレーションが減って楽なはずです。

スマホがない方には、

紙発行でプレミアムを少なくする、かなぁ。

 

そして、利用したら都度換金ではなく、

地域内で流通する仕組みになってほしいですね。

今の

消費者→店舗→換金

でも、地域内で消費が促されますが、

消費者→店舗→店舗or消費者→店舗→換金

みたいに滞留する仕組みがあれば、

市外に流出する資本は軽減されます。

 

この仕組み、実はすでに先進地域もあるんです。

岐阜県で行われている「さるぼぼコイン」

地元の信用金庫さんが取りまとめて、

地域通貨を発行しています。

できるはずなんですよね。

伊達市でも。

県北経済圏でも。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

 

「欠席します」

雨の福島伊達

最近、胃が痛むことがしばしば。

今まで、胃痛とは無縁だっただけに、

慣れませんね。

病院行きたいです。

 

さて、「明日欠席します」と

ニコニコで報告してくれる学童の子。

私もニコニコで「気を付けてね」と返しました。

今日から、宿泊学習だそうです。

よかったね。

天気はいまいちのようですが、

それでも学校行事が行われるのは

喜ばしいものです。

 

今日も福島県は感染者0人。

日本全体で見ても、

500人を切る状況。

ワクチン接種が7割近くに完了し、

繁殖しにくくなったからではないかと

素人ながら考えていますが

原因はよくわかっていません。

感染力自体が弱くなったとか言われていますが、

外国ではまだまだ勢いがあるわけで、

やっぱりよく分かりません。

 

宿泊学習や修学旅行といった

教育関係のイベントだけでなく、

コンサートやお祭りといった娯楽も

あの日の日常に戻れる日は

遠くないといいな、と願います。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

足踏み、踊り場

曇り空の福島伊達

ちょっと暑いので冷房をかけています。

日が落ちれば、すぐに涼しくなるんですけどね。

 

さて、土曜日は新教研テストでした。

中間テスト後も自学に来て、

新教研に向けて勉強をしていた塾生たち。

自己採点をしてみて

狙い通りに上げられた教科も

あったみたいですが、

上がらない教科もあって

足踏み、踊り場の子が見られます。

理科が悪かったから理科をやった。

理科は上がったのに、

今度は数学が下がった。

そんな感じで上げ下げがあるようです。

悔しいかもしれませんが

すぐには望む結果につながらないもんだよ。

点数として横ばいでも、

根は広がってるはずだよ。

 

改善すべきは、

1教科に集中しすぎること。

良くなった教科には

良くなった理由があるはず。

継続しながら

別な教科も増やしていってほしいのに、

良くなってきただけで、

またゼロに戻したら、

下がるわな。

 

勉強のレベルアップを図ろう。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

本気じゃないと意味がない

雨の福島伊達

おはようございます。

小雨ですね。

ちょうどいいくらいのお湿りかな。

本日は新教研です。

本気であたりましょ。

本気じゃないと意味がないですから。

さて、本気じゃないと意味がない、といえば

学童の子らと遊んでいる時も同じです。

自由時間のために

トランプ、ウノ、花札、オセロにカルタ、

いろんなゲームで子どもたちと遊んでいます。

知っている遊びだけでなく、

知らない遊びに触れたりできるのが、

学年の別のない学童の良さでもあります。

私たち指導員も混ざって遊んでいますが、

子ども相手だからと

手は抜かないようにしています。

 

花札とかババ抜きとか

運が左右するものならば負けることもありますが、

多くのゲームには定石があり、

定石通りに戦いながら

本気で勝ちにいきます。

小学4年生に「大人げない」と

言われることもありますが

本気じゃないと、

勝っても負けても意味がないからです。

 

たまたま勝った、のか

勝つべくして勝った、のか

そこに至るまでには

目に見えない差があります。

負けてもいいや、くらいに思っていたのか、

負けたくない、と思っていたのか、

同じ負けでも得るものが違います。

 

本気じゃないと意味がない。

遊びも、模試も、部活動の練習も。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

防災減災

曇り空の福島伊達

昨夜の関東地方の地震、

一夜明けて被害状況が見えてきました。

しばらくの間は、余震に気をつけてください。

 

東北地方でも大きな地震があり、

今春の地震も大きかったですね。

いつ何時、災害に見舞われるか、

誰にもわかりません。

地震だけでなく

台風による水害や冬には雪による災害もあり、

なにかと天災が多い国、日本。

天災自体をゼロにはできないけれど、

どうにか最大限の予防をはかり、

最小限の被害に食い止められるよう、

行政には防災減災に取り組んでほしいと願います。

伊達市梁川地区は

30年前うけた水害から

川幅を広くし、堤防を高くしました。

にもかかわらず、

一昨年は内水氾濫を引き起こし、

川北地区の住宅が沈みました。

いまなお、傷跡は残り、

復旧には至っていません。

 

同じ場所での再出発を断念し

梁川を、伊達市を離れる方も

少なくなかったわけです。

住民の生命と財産を守るインフラは

決して無駄な投資ではありません。

防災にかかるインフラの整備によって、

将来の安心安全が守られるわけですから。

 

今回、ノーベル物理学賞を受賞した

真鍋叔郎先生は気象学が専門。

二酸化炭素の温暖化への影響予測による受賞です。

気象が生活に与える影響が

今までもより大きくなっている時代、

今まさに、防災減災にかかわる

研究や開発に投資していくべきだと思います。

 

基礎研究の結果は、

新たなインフラ開発のきっかけに、

新たなインフラは研究のデータに、

さらに、減災パッケージとして

輸出できる技術になると考えます。

ぜひ、政府には

ノーベル賞受賞おめでとうボーナスを

研究機関にふるまっていただきたいものです。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

勉強しなくても高校入れるじゃん

曇り空の福島伊達

今日は学校行事の都合で、

小学校中学校ともに早い下校。

小学校は未就学児検診。

中学校は文化祭の準備や

タブレットの使用説明会があるらしいです。

 

さて、中間テストが終わって

テスト結果が返ってきています。

平均点と比べてえみると

担当した教科では

数人が平均を下回ってしまったものの、

教室内平均は学校平均の25点上。

塾生は普通に勉強しているので

それなりの結果を残してくれています。

それはそれでうれしいのですが、

学校平均が50点に到達していないということは

それだけ勉強してない子も多いってことでしょ。

心配なことです。

 

学力格差、という言葉がありますが

都市部と地方で、子どもの学力に差が生じています。

保護者の経済力の差、情報の差などの

要因も考えられますが

福島県の場合は「高校入試の低倍率」が

勉強をしない要因だと思います。

 

簡単に言えば、

「勉強しなくても高校入れるじゃん」

ということです。

加熱しすぎた受験勉強を

是とするつもりはないですが、

それなりに頑張らないと突破できない

入試というハードルを通して、

自分を向上させようとする機会がありました。

そのハードルが、

都市部の進学校や人気校には存在し、

その他の高校には無いのです。

人は易きに流れやすいものです。

入試がなくても勉強しよう、

常に日ごろから自分を向上させよう、

という人は多くはないということです。

 

学力低下を生んでいるのは

本人の努力不足ではありますが、

入試制度を変えて健全な競争を促さなければ

福島県だけが

他県に後れを取り続けることになると考えます。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

改善が生むひずみ

20度下回る福島伊達

今日は暖房をかけています。

さすがに寒い。

授業中は動くので暑いのですが。

 

さて、自民党の総裁選から

首班指名、新内閣が組まれたかと思ったら、

総選挙の日程が発表される

スピード感ある運びになっています。

新政権の課題は経済成長と分配だそうですね。

さっそく金融商品にたいする所得税の

引き上げが検討されました。

高所得層への課税に踏み込んだわけです。

トマピケティの「21世紀の資本論」のなかで

金融所得>労働所得の仕組みを述べていましたが、

高所得層のもつ金融資産への課税は

生活を締め付けない課税と考えられます。

ただ、株価は正直で、

日経平均株価はダダ下がりですけど。

 

所得倍増を目指していくそうですが、

庶民には、いかにして所得を増加させるか

求められるのですが、

先日、最低賃金が引き上げられました。

それも、所得の増加につながるはずです。

ですが、一つを改善しただけでは

ひずみが出てしまうもので、

最低賃金を上げても

所得の増加につながらない可能性があるのです。

 

それは、パートアルバイトの労働者に立ちはだかる

「103万円、130万円の壁」というやつです。

配偶者控除や厚生年金の適用範囲で働くために

年間の所得を調整して働く

主婦や学生は少なくありません。

最低賃金を上げるならば

この控除の範囲も引き上げていかないと

結局、世帯の年収は上がらない。

そのうえ、人手不足になります。

130万円で働きたい方が

時給1000円で働くと1300時間働けます。

ところが

時給1050円になると1238時間になります。

62時間の労働が減って、同じ水準の生活は

時間的なゆとりを生みますが、

経済的なプラスにはつながりません。

雇用側にとっても、

62時間分の働き手を失うことになります。

 

最低賃金を上げるのは

良いことだと思います。

と同時に、改めるべき制度も一緒に変えないと

効果はありません。

せっかくの総選挙です。

自分たちの声を上げて、

みんなで良くなりたいものです。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

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