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同志少女よ、敵を撃て

雨の福島伊達。

6時台、すでに国道4号線は混雑。

若葉マークの車が多いですね。

土日、私立中学校に通う塾生の教科書が

公立のそれと違うので参考書探しに。

どこにもないのね。

私立中学校の最寄りの書店にもなくて。

品揃えって難しいですね。

 

さて、春休みに入ったので

買いためていた本に手を出しました。

久しぶりの趣味の読書。

夢中で読んでいます。

先日読み終えた本は、

同志少女よ、敵を撃て(早川書房)

作者は逢坂冬馬さん。

現在、本屋大賞にノミネートされている1冊です。

女性狙撃兵を主人公にした小説。

時は第二次世界大戦中。

狩人だった少女は、

故郷を敵兵に襲われ、家族を失います。

すんでのところで救われ、

復讐のため狙撃兵となります。

戦争とは何か、

彼女にとって本当の敵とは何か。

 

戦争は良くない、なんて誰でも知っている。

戦争によって国同士、民族同士

ともすれば同じ国の人間同士ですら

憎しみが続くこともあります。

そして、戦争が終わった後も

国家間で歴史を引きずり、

軍隊に参加した人も、被害にあった民間人も

心に癒されることのない傷を負う。

 

奇しくも舞台はソ連。

ナチスによってソ連領土が攻められ、

多くの民間人が犠牲となりました。

その中には女性も子どもたちも。

いまのウクライナと同じように。

ソ連は、ロシアは

その悲劇を知っているのに。

 

いろいろ考えさせられる1冊でした。

ぜひ、女性に読んでいただきたいと思います。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

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