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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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「から」と「けど」

10月22日 小雨降る福島伊達

今日は中学校の合唱祭。

いろいろと準備がありました。

片付けもあります。

お疲れさまでした。

さて、「から」と「けど」、の話。

文化祭やら部活の大会やら、

今の中学生は忙しそうにしています。

大学生ですら、

ボランティアであちこち動いている子を見ると

モラトリアムじゃねえの?と

心配になるほどです。

忙しい日々に追われて、

疲れが出ることもあるでしょう。

そこで

疲れたから休む、のか

疲れたけどやる、のか

得られるものが違ってくるはずです。

 

部活でもそうですよね、

辛いから休む、を選択した子と、

辛いけど頑張る、を選んだ子で

変わっていくことを知っているはずです。

学力や技術、という能力もあるでしょう。

それだけじゃありません。

どんなに疲れても辛くても、

俺はやったぞ!

そう言えるだけの自信を得られるはずです。

「~だから」と理由をつくって

積み重ねることを逃げ続けていれば、

そういう生き方になると思うのです。

 

「から」で逃げず

「けど」で踏ん張っていきましょ。

 

志事すんぞ!

生産性を上げるとは

10月21日 晴れの福島伊達

立哨してても温かい

そんな秋の一日です。

さて、生産性を上げるとは、の話。

所得を上げるためには

生産を上げなければならない

そんな声が聞かれる昨今。

機械を導入するとか、

ICTを活用するとか、

それぞれの業界で

様々な手立てが考えられています。

身近なところでは

スーパーなどで見られるセルフレジも

その一環だと思われます。

人の手をかけず

一部を機械に任せることで、

人件費の削減を図る、ということでしょうか。

 

じゃあ、塾業界では

生産性の向上をどうしていくべきなのか。

一つの教室のたくさんの生徒を詰め込む、

講師を削減して動画の授業やコンテンツを活用する、

受け入れ人数を削減して単価を上げる、

こういった方法が思いつきます。

 

ただ、こうした手立ては

経営上の生産性を上げる視点であって、

塾生が効果的に学習をする手立てであるかは

別な話だと思います。

短時間で、より多く生み出すのが生産性、

と言えそうですが、

勉強やスポーツは

計算通りに伸びていくものでもなく、

身に付くまで時間を要することが

しばしばあります。

 

私は未熟な経営者ですので

善き答えが見つけられていませんが、

先生方のための最善と

塾生のための最善と

両立できるように

探し続けていかなければ、です。

 

志事すんぞ!

テスト範囲が配られました

10月20日 晴れの福島伊達

外で食事をしている際に

隣で大声でおしゃべりされると

子どもたちですら黙食してんのに、と

心乱されます。

悪くはないんですけど。

さて、テスト範囲が配られました、の話。

11月上旬に行われる期末テスト、

2週間を待たずして

テスト範囲が配られました。

さっそく自学に励む塾生。

頼もしく思います。

 

成績が上がるかどうか、

まずは勉強量の確保が第一なんですよね。

範囲が配られたということは

もう、やるべき所がきまったわけです。

ぐずらもずら言わずに

やるしかないっすな。

 

志事すんぞ!

信仰心というやつ

10月19日 快晴の福島伊達

今年一番の寒さ。

しばらく寒くなるようです。

明日から、宿泊学習ですが、

体調を崩さないようにしてくださいね。

さて、信仰心というやつ、の話。

毎日、某宗教団体の話が聞かれますが、

信仰心を表すために

団体に献金をしたり、

物品を購入したりするんだとか。

献金や物品購入は

信仰心の深さを表せるんでしょうか。

 

献金や物品を購入すると

不幸を免れることができる、とか。

それでも不幸が起きるのは、

信仰心が足りないからだ、とか。

信仰心が足りないのだから

献金や物品を購入しろ、とか。

まあ、こんな理論だそうです。

 

算数ができると、

この考え方がおかしいな、と気づけます。

献金や物品を購入する以前の信仰心は0です。

献金やらすると信仰心が増えます。

仮に10増えたとしましょう。

以前よりも信仰心は増えたのに、

さらなる不幸が起きたのだとすれば、

献金に不幸を止める効果はない、

もしくは

信仰心に不幸を止める効果はない、

と考えられます。

 

盲目的に信仰を試されてきた中世ですら

生老病苦、様々な不幸が

信仰心の乏しい現代よりも多かったわけで、

信仰心云々ではなさそうです。

ましてや献金や物品購入額の多い少ないなんて。

 

信仰心のあらわれとして

建築物をつくるやつがいたり、

免罪符やらを買うやつがいたり、

そんな歴史もありますが、

信仰心だけで不幸を免れることはないようです。

 

幸福を感じるための信仰、であって

信仰で不幸になるのは違うんじゃないかな、

そんなことをニュースを見ながら思いました。

 

志事すんぞ!

先を知れば

10月18日 秋晴れの福島伊達

小学6年生は高校見学だそうです。

福島商業と福島工業、

実業系2校を興味によって選ぶそうです。

今はそんなことをするんですね。

これって結構大事だと思います。

さて、先を知れば、の話。

野球をしている子にとって、

高校生には甲子園という大会が、

大人になったらプロという道が、

存在することを知れば

甲子園やプロが目標となります。

国立でも、花園でも、武道館でも

知らなければ目標にすらなりません。

 

小学生が中学校や高校を知ると、

この先も勉強をするんだな、と分かれば

勉強も頑張ろうと

思えるかもしれません。

自分の未来を創造するための

材料になるからです。

大人が働く姿や

身近なお兄さんお姉さんが勉学に励む姿が

なかなか見れなくなってきました。

だからこそ、

小学生の高校見学や

中学生の職場体験には

意義があると思うのです。

 

志事すんぞ!

まじめに遊べ

10月17日 曇り空の福島伊達

疲れが抜けません。

さて、まじめに遊べ、の話。

日曜日に少年ソフトボール大会の

運営を手伝ってきました。

伊達市内外の5チーム

多くの小学生の男女児童が参加してくれました。

 

試合を見ているのも面白いのですが、

子どもたちの練習を見るのが

けっこう楽しいんです。

体の大きい上級生が手本を示しながら

下級生が見様見真似で練習をしています。

上級生のように上手に取れないことも、

上手に投げられないことも。

それでも、

諦めずにボールの落下点をさがしたり、

後ろにそらさないように腰を落としたり、

遠くに投げるために大きく腕を振ったり、

自分ができることを試していきます。

 

スポーツを遊びというと語弊がありますが、

好きなことをただ楽しむだけではなく、

まじめに取り組んだ時に

上達を味わうことができます。

まじめに遊ぶ、ということが

子どもたちの成長にとって、

大きな意味があると感じます。

 

スポーツでも、習い事でも、

ゲームでも、楽しいことこそ、

まじめに取り組んだら

得るものも大きいだろうな。

 

来年もまた、

子どもたちの一生懸命な姿が見れれば。

 

志事すんぞ!

キャンプ芸人

10月15日 晴れの福島伊達

暑いくらいの天気です。

外に出ると汗が出ます。

さて、キャンプ芸人、の話。

先日、アメトーークでキャンプについて

取り上げられていました。

キャンプが好きな芸人さんたちが、

おのおののこだわりを話していました。

私はボーイスカウトにいたこともあって

キャンプが大好きでした。

社会人になってから

キャンプをすることはなくなりましたが、

アウトドアライフに憧れる気持ちはあります。

 

番組の話に戻して、

キャンプへのこだわりについて

2つの意見がありました。

お手軽に、快適にキャンプを楽しみたい、

という方と、

キャンプとは不自由を味わうものだ、

という方と、

同じキャンプでも全くベクトルが違うんです。

 

どっちが正解か、どっちが正統派か、

意見が全くわかれるところです。

キャンプに求めるものが

それぞれ違うんですから。

キャンプとは?

その答えは十人十色、

まさに哲学のようです。

 

こういう違いって

いろんな場面であります。

部活動でも

勝利至上主義と楽しくやりたい派のように、

仕事でも

立身出世を目指す派とのんびりやりたい派のように、

勉強だって

受験に勝つために頑張る派もいれば

嫌々ながら仕方なくやる派も。

 

だとしたら

私が思っている勉強と

塾生たちが思っている勉強の間には

まったく違うんじゃないか、なんて

思ってしまいました。

同じ勉強だけど、違う勉強。

価値観が違えば、

勉強に対する姿勢も行動も違うんじゃないか。

それって、

良くないんじゃないか。

 

どっちが正しいか、なんかは

まず横に置いておいて

自分が思う勉強を

もう少し丁寧に伝えてみようかと

思いました。

 

志事すんぞ!

勉強のやる気なんて

10月14日 曇り空の福島伊達

マイナンバーカード、いよいよ使わないとか。

保険証と紐づけされるんだものな。

と思ったけど、

ここ数年くらい、病院のお世話になってない。

さて、勉強のやる気なんて、の話。

夏や冬と比べて過ごしやすい秋は

勉強の秋なんてよく言われます。

勉強に集中できればいいのですが、

スポーツの秋とばかりに

部活動は忙しいし、

芸術の秋とばかりに

文化祭なんかもある。

なかなか勉強だけに専念できないものですね。

 

疲れもあってか、

勉強に対してやる気が出ない、といった

弱気な声も聞こえますが、

やる気があるから勉強する、

という考え自体、ちがうんですよ。

 

そりゃ、やる気があふれて

勉強に集中すれば、

効果はますます高まると思います。

ですが、毎日毎日いつも

やる気に満ち溢れているわけじゃありません。

勉強をするきっかけを

やる気に頼るんじゃなくて、

やる気がなくても勉強する、

それだけなんです。

 

たとえ最初はおっくうでも

時間になったらやる。

1問でもやり始めれば、

1分でもやってみれば、

1ページでもやってみれば、

1教科でも進めていけば、

たった1つだとしても

積み上げるものができるはず。

 

やる気に頼らず、

始めてみてください。

 

志事すんぞ!

 

教育現場とゲーム

10月13日 曇り空の福島伊達

また寒くなりましたね。

毎日着るものが定まらないのは

面倒なことです。

さて、教育現場とゲーム、の話

自分の主義主張と会う政党はどこか、

中学生の公民の授業に

ちょっと踏み込んで考えてみました。

アメリカやイギリスは

二大政党制をとってますから、

どちらかと言えばこっち、と

選びやすいと思います。

日本は多くの政党があって、

明確な違いが見えなかったりすると

選びずらいかもしれません。

 

授業では、

まず、高福祉高負担の政党A、と

低負担提福祉の政党B、とで考えてもらいます。

医療介護教育などが充実してる高福祉

医療介護教育にお金がかかる低福祉、

税金が高い高負担、

税金が安い低負担、

さて、子どもたちはどう選ぶでしょうか。

 

いま、現在の価値判断基準での選択が

大人になっても続くとは思えません。

成長に伴って、

それまでの努力の差や経験してきたことで

変わっていくものです。

だからこそ、

仮定の話を通して、いろんな立場を経験することが

大事な気がしてなりません。

 

桃太郎電鉄が教育現場に提供されるらしいですが、

金融、生活、政治のリテラシーを高めるゲームがあっても

いいような気がします。

高所得になってみる、低所得になってみる、

生活費を当てはめてみる、

貯蓄がどれだけ残るか考える、

金融資産がどれだけ増やせるか試す、

好きなものがどれだけ買えるか想像する、

そのうえで、

税率を変えて生活してみる。

そんなシミュレーションができるゲーム。

ないもんですかね。

 

人生ゲームとか、モノポリーとか、

シムシティとか、

現実に近いゲームには

楽しむだけじゃない、

学びが詰まっている気がします。

勉強しようなんて気はなくても、

本気で楽しむうちに

いろいろ考えることができれば

得られるものは大きいはず。

 

学童に買ってこようかな。

 

志事すんぞ!

卒業した塾生たち

10月12日 曇り空の福島伊達

全国旅行支援が始まったそうで。

旅行に行くことがない自分にとっては

何の関係もないので、

その分支給してくれないかな、と

思ってしまいますが、

旅行に関連して、たくさんの企業に

お金が落ちるわけですから、

回り回ってきてくれると信じるしかないですね。

さて、卒業した塾生たち、の話。

梁川で塾を始めて16年がたち、

業界に入ってから20年以上となりました。

卒業していた塾生もたくさんいて

高校生、大学生だけでなく

すでに社会に出て働いている人や、

家庭を持っている人もいます。

 

みんな成長しているよな、

と感じる一方で、

自分はというと、

それほど変わった気もせず。

不甲斐ないと思うところもありますが、

変わらず塾にいる、という点のおかげか

進学が決まった報告に来てくれる人、

進路の相談に来てくれる人、

なんてことはなく近況を話してくれる人、

塾にいた時と同じように

いろんな話をしに来てくれます。

 

塾生から見ると、

塾や自分も変化しているようで、

羨ましがられることもあります。

自分の変化にはなかなか

気づけないものです。

変化せず存在すること、

変化し続けること、

その両方に意義があるんだと

思えてきます。

 

いつでも帰ってこれる場所で

居続けられるように

がんばるべな。

 

志事すんぞ!

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