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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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制限選挙を望む声

6月16日 晴れの福島伊達

昨日のイベントで熱中症になりかけました。

夏の暑さに体が慣れていない。

まもなく夏祭りなのに。

年々暑さに弱くなる。

 

さて、制限選挙を望む声、の話

先日、与党が公約で

物価高騰対策として

2万円の給付、

住民税非課税世帯や子どもには

2万円が加算される案が

提示されました。

賛否両論聞こえてきますが、

個人的に気になったのは

「たくさん税金を払って2万円もらうのか。

 働いていない人は4万円なのに。

 だったら

 納税者だけ選挙権与えた方がいい。」

という意見です。

 

現在の日本では

年齢以外の制限がない

普通選挙が採用されています。

上の意見は

たくさん税金を納めた人には

選挙権を与え、

税金を納めていない人は

選挙権を与えないというもので、

制限選挙と呼ばれます。

X(旧Twitter)で情報収集をしていますが

制限選挙を望む声が

よく聞かれるようになりました。

 

歴史を振り返ってみると、

もともとは制限選挙でしたね。

古くはアテネの市民による合議は

戦争に参加する市民によるものでした。

命を懸ける市民だから

政治に参加するわけです。

明治時代に入って

大日本帝国議会の際は

直接国税15円以上納める

満25歳以上の男子、と定められました。

戦争に出る男性で

多額の税金を納める財力が必要でした。

まぁ、口を出すなら金も出せ、

というところでしょうか。

経済力による制限、

思想による制限、

そして性差による制限が

徐々に廃されて、

戦後ようやく普通選挙に至ったわけです。

 

そう考えると

やっと普通選挙を獲得したのに、

また制限をかけちゃうの?

と思う所もあるし、

いっぱい税金納める人からしたら

ばらまきに腹立つよね、と

理解できる所もある。

 

ですが、

やっぱり制限選挙はダメだと思う。

富める者も持たざる者も、

等しく国の在り方に希望を託せるわけで、

偏ることなくバランスを取りながら

権力を監視できるシステムは

悪くないと思うからです。

これが

意図的に有権者を作り上げていくと

強固な権力がとなって

自由が脅かされるかもしれません。

そうなったときにはもう

普通選挙に戻ることはないし

支配する側とされる側に分かれた

階級社会になるんでしょうね。

 

たくさん稼ぐ人は

努力家で良識のある人も多いかもしれない。

たくさん納税してくれるのも

本当にありがたいことです。

だからといって

選挙権という権力を

限られた人だけのものにするのは

怖いのです。

権力という魅力が

良識を破壊してきたことは

歴史が証明してくれるからです。

 

どうせ2万円ばらまいてくれるなら、

選挙に行った人だけ

マイナポイントにして配ったらいいじゃん。

子どもいる人は加算して。

だめかな。

志事すんぞ!

勝負の土日

6月14日 梅雨入りの福島伊達

南東北も梅雨になりました。

外は雨です。

 

さて、勝負の土日、の話

梁川校は本日と来週の土曜日

13時から19時まで

テスト対策のため開放します。

部活動や練習試合があると聞いています。

中体連前ですからね。

それもまた大事。

時間をうまく使ってくださいね。

 

13時から19時まで開くよ、

と話すと

「そんなに勉強できないよ」と

慣れていない塾生は

うんざりするわけですが、

そうも言っていられないのですよ。

だって、

入試は5時間集中しないといけないんだから。

 

部活動でも、

試合時間にあわせて練習してたら

勝つためには足りないですよね。

バスケの試合時間は30分くらい?

だとしたら、練習も30分で、

足りますか?

その数倍を、何日もかけて

練習するんですよね?

なんで、勉強は

時間をかける練習なしに

できると勘違いしてるのでしょう。

 

定期テスト対策は

受験勉強の練習ですし、

入試の練習です。

練習なしに勝つ術を

残念ながら私は知りません。

練習しても負けることがある勝負の世界で

練習せずに乗り込むのは、

着の身着のまま

富士山に登ろうとするのと同じです。

勝敗は準備の段階ですでに決まる。

徹底した準備を。

 

志事すんぞ!

楽な塾や怒られない塾

6月13日 晴れの福島伊達

イスラエルの攻撃で緊張が走り、

インドでは航空機が墜落し、

アメリカは移民政策で軍隊が動き、

自動車の追加関税が課せられるかもしれない。

世界はなにやら騒がしい。

 

さて、楽な塾や怒られない塾、の話

塾生から聞く近隣の塾の話

「あそこの塾は宿題ないんだって」

「どこそこの塾は遅刻しても怒られないんだって」

ふ~ん

 

楽な塾や怒られない塾

最近は増えていますよね。

ピアノ教室でも、

レッスン日にレッスンするだけで、

練習を課さない所もあるとか。

本来であれば

レッスン日の間も自分で練習をして

その練習の良いところ、悪いところを

指摘してもらいながら

向上を図っていく、はずなのに。

楽しい、のかもしれませんが、

上手くなるかは分かりません。

 

宿題を課さずに

遅刻や無断欠席も怒らずに

成績を上げることができるなら

それはすごい、となりますが

そうはいかないようです。

そして

そうした取り組みを

こちらに求められましても

お応えすることはできかねます。

私は、短い人生経験から

頑張らなければ結果は出ない、と

考えています。

ですので、

宿題を出しますし、

勉強に向かう姿勢も大事だと考えています。

そして

同じ価値観を共有できるご家庭と

協力して児童生徒を

応援していきたいと思っています。

 

さ、どんどん頑張れ。

志事すんぞ!

失敗の予感

6月12日 曇りの福島伊達

午前中から事務仕事があり、

バタバタしてたらこの時間。

 

さて、失敗の予感、の話

塾生にも色々います。

毎日自学に来て、

こつこつと課題をこなし、

すでに学校の提出物を終わらせた子。

一方で、

授業の日は来るけど、

自学に来ないため、

進度も把握できない子。

自学強化期間、と定めていますが、

強制力はありません。

先生方の善意とご家庭の判断

そして、本人の意志によるものです。

来てくれた人には

来てくれた結果が、

来ない子には

来ないなりの結果が

もれなく与えられる

因果応報の世界です。

 

来ている子を見ていて

ココができていないな、

まだまだ不安だな、と

失敗の予感を思います。

いわんや来ていない子をや。

心配していますが、

大失敗するのもまた

得難い経験なのかな、と。

 

口を出したい、

手をかけたい、

そう思う自分もいます。

ですが、

ここで塾が動くのは

自律した中学生を育むことを

阻害するような気もして。

不惑はとうに過ぎたはずなのに、

悩むことばかりです。

 

明日も志事すんぞ!

ばらまきか減税か

6月11日 雨も止んだ福島伊達

中体連も執り行われたようですね。

悔いのない試合はできましたか。

怪我がないか、それだけが心配です。

 

さて、ばらまきか減税か、の話

参議院議員選挙が近づいて、

各政党が公約を掲げ始めました。

野党は減税を主張し、

与党は給付金を検討しているようです。

 

ばらまきの原資は

昨年の増収分ということですが、

本当に純粋な増収なのか

疑問符が付きます。

社会保険料は上がっているし、

子ども子育て拠出金とかも取られるし、

森林環境税もあるし、

増税しているからですかね。

所得税とか法人税とか

景気が良くなって

増収になったのならまだしも。

 

消費税減税もよく耳にします。

時限的なものも、恒久的なものも

5%3%さらには0%と様々です。

消費者とすれば

いいのかもしれませんが

だからといって小売業者が

仕入れたときにかかる消費税は

価格に転嫁されるんですから、

支払いは変わらないんじゃないかな。

 

コストの削減は大事ですが、

医薬品の増税はやめてほしいな。

薬がないと

通常の生活が営めないですよね。

別に無駄に遣ってるわけじゃないのに。

もっと別の

削減すべき無駄があるんじゃないかな。

 

お国に文句を言っても

聞こえはしないけど、

選挙の結果だけは

正直に国政に反映される。

もっと自分のことだけを考えて、

エゴイスティックに

投票行動を楽しんでいいんじゃないかな。

 

志事すんぞ!

686061

6月10日 小雨の福島伊達

今日は小学校の引き渡し訓練。

学童は訓練の想定外、ということでしたが

万が一となれば

迎えに行くこともあるかもしれない、

と考えて私的に参加。

お迎えのない利用者と一緒に帰ってきました。

外野から見て、

気づくことがいっぱいです。

 

さて、686061、の話

先日厚生労働省から発表された数字、

686061、

2024年の出生者数だそうです。

ついに70万人を切り

少子化に歯止めがかかっていない現状が

数字となって表れています。

 

少子化によって

さまざまな社会課題が生まれています。

年金問題しかり、雇用問題しかり。

担税者が減り、労働者が減り。

今を維持することが

できなくなりつつある、

ということです。

 

教育に関する課題もあります。

大学の全入化

高校入試の形骸化、

部活動が維持できず地域化、

あれもこれも。

私どももそのあおりをもろに受けます。

一つの学年の人数が

20年前の半分以下になりました。

もっとも塾の数も半分以下になったので

何とか継続もできます。

それよりも

公立高校の倍率低下の方が

いろいろ心配です。

高校入試のために勉強をしない、

ということは

勉強すべき時に

頑張る経験がない子が

大半となるわけです。

その子たちが、

今後の人生で苦労しないか、

杞憂になればいいのですが。

 

少子化を食い止めるために

どの政党が、

どの政治家が、

どんな政策を打ち出すのか。

今夏、参院選の公約が

気になるところです。

 

志事すんぞ!

祝1000回の重み

6月9日 曇りの福島伊達

昨日は梁川が日本一の暑さだったとか。

今日はそれほどでもないのですが、

日本一の暑さ、と聞くと

身構えてしまいますね。

 

さて、祝1000回の重み、の話

本当であれば、

テスト前の休日は

塾生のために使いたい、のですが、

諸事情ありまして

週に一回は少なくとも家のために使います。

それでも、

今月の土曜日は後2回開放しますから

最大限活用してください。

 

ということで、日曜日は

買い出しに出たり、リハビリを手伝ったり、

なにやら忙しくしておりました。

そんな中、あるラジオ番組を

リアルタイムで拝聴することができました。

毎週日曜日の17時から

楽しみにしているラジオドラマ。

「NISSAN あ、安部礼司 ~beyond the average]

ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

こちらの番組が気の6月8日で

1000回の放送を迎えたのです。

昨日は1000回の放送記念しての

生配信ということで、

リアタイで聞きたかったんです。

 

ラジオが始まったのが2006年4月。

くしくも、自分が梁川で開業した

同じタイミングで始まった番組。

そこから1000回。

そのドラマは

全国のたくさんのリスナーを

楽しませ、励ましてくれました。

流れてくる音楽も、

ちょうどいいチョイス。

たまりません。

一つ一つのドラマが

少しずつ積み重なって、

リスナーを幸せにしていった結果

今日までつづく

愛される番組になっていったんですよね。

その重みたるや。

リスナーの中に

小さくない、大切な存在として

番組があるんだと思うんです。

継続するって、

本当にすごいですよね。

もし、もしですよ

番組が終わったり、

登場人物に何かあったりしたら、

考えただけで、苦しくなります。

 

日曜日の夕方、時間が許せば

FMにあわせて

車だったり、自宅だったりで

楽しませてもらっています。

1000回の節目、

本当におめでとうございます。

これからも

楽しみにしています。

さ、安部礼司のように

俺も頑張らないとな。

 

志事すんぞ!

勝負の土日

6月7日 晴れの福島伊達

「私服姿初めて見ました」

普段はシャツにジャケットですが、

自学だけの日は好きな服で仕事してます。

 

さて、勝負の土日、の話

普段はお休みの日でも、

テスト前は自学のために開放しています。

梁川、保原、校舎によって

開放の日は違いますので

ご確認ください。

梁川は13時から19時まで開放します。

 

テスト範囲が配られて5日目。

1周目が終わりそうな塾生が

早くも出てきました。

いいペースです。

時間的には3分の1が終わろうとしていますから、

少なくとも

提出物も3分の1が終わっていないと

間に合わないということになります。

 

塾生には勝負の土日、と

伝えています。

勉強時間を確保しやすい土日に

どれだけ進められるか、が

勝負の分かれ目になるからです。

「まだ1週目じゃん。よゆー」

とか考えてると、

痛い目を見ることになります。

来週からは中体連があります。

部活が忙しくなりますし、

この暑さで体調を崩すかもしれません。

やれることは

やり終えておく、のが大正解です。

 

部活の練習試合で来れない人もいます。

悔いのない勝負をするためには

悔いのない練習をしなければなりません。

がんばってきな。

練習が終わったら、

すぐに勉強に移ろう。

好きなことを

勉強から逃げる言い訳にしないようにね。

 

志事すんぞ!

3日の差

6月6日 晴れの福島伊達

民間の宇宙船が月面着陸に失敗。

二回目の挑戦でしたが

残念です。

それでも、また次に活かしていけば。

期待するばかりです。

 

さて、3日の差、の話

テスト範囲が発表されて3日。

たかが3日、されど3日。

1回も自学に来ていない人もいれば、

すでに提出物1回目を

1教科2教科と終わらせている子も。

たった3日で差ができたようです。

 

「提出物なんてテストの日までやればいいんでしょ」

そうですよ。

提出しないと評定が下がりますからね。

テストの日まで終わっているのは

当然のことです。

ですが、

終わらせることが目的の人と

目標点を越えることを目標にする人と

毎回のテストの準備で

差が開いていくんですよね。

 

正直、中1の1回目のテストでは

それほど差はないかもしれません。

範囲も狭いし、

問題も難しくないですから。

でも、2回目3回目と

みるみる平均点は下がっていきます。

何もしなければ、

同じように下がっていきます。

一方、テスト対策に取り組んで

少しずつ良くなると、

点数は上がっていきます。

後からテスト対策に本腰を入れようとしても、

今までの積み重ねがないから

上手くできないんですよね。

 

もう3日が過ぎましたが、

まだ3日です。

まだ時間はあります。

今日から、今から

本気の対策に取り組んでください。

 

志事すんぞ!

価値ある失敗体験

6月5日 夏の空の福島伊達

確かに暑いんだけど、

気持ちがいい爽やかな夏の空気。

この位でいいんだけどな。

 

さて、価値ある失敗体験、の話

子どもたちには

テスト勉強を通して

成功体験を積んでほしい、

そう思っている。

3週間という時間を使って、

準備という過程を大事に過ごして、

結果を手にしてほしい。

だけど、そうそう

全てがうまくいくことはなく、

失敗することもあるだろう。

 

できると思っていたのにできない。

計算の手順が違っていたり、

覚えたものが間違っていたり、

抜けもあるかもしれない。

そうした失敗もきっとあるだろう。

「頑張った時間は無駄だったのか」

と言われたら

それも違うだろう。

 

自分が十分だと思っていた準備に

穴があった、ということに

気づくことができれば

それは十分に価値のある

失敗体験ということになるからです。

何も準備もせずに

みすみす失敗したのであれば、

そこには価値はありません。

ですが、

全力で準備をしたうえで

失敗や不足を見つけることができたら、

次からの改善点になります。

次の準備がより良くなることに

繋げることができるわけです。

 

マンガ「宇宙兄弟」の一コマで

主人公が語っていました。

「本気の失敗には価値がある」

大賛成です。

全力でテスト対策にあたってください。

本気で点数を取りに行ってください。

その上で失敗を見つけてください。

価値ある失敗体験を

次に活かして

もっともっと成長してください。

 

志事すんぞ!

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