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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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不正受給を防ぐために

暑い福島伊達

これから雷雨が予想されています。

ちょうど塾に来る時間帯でしょうか。

あんまり強くないといいですが。

 

さて、持続化給付金の不正受給のニュースが

あとを絶ちません。

不正受給の指南グループ

しかも家族ぐるみの犯行だったり

行政職員が関与していたり、

指示した輩も、乗っかった輩も

しょっ引いて

実名報道すればいいのに。

持続化給付金、それ自体は

大変ありがたいものでした。

先の見えない不安の中、

助けられたと感じます。

給付の仕方、審査の仕方の問題でしょう。

 

まず、給付の対象は

当然ですが確定申告をしている

法人や個人企業であること。

この時点で学生や副業、開業間もないなどの理由で

申請した方を厳しく確認できます。

さらに、商工会議所や商工会などに

すでに加入されている企業で、

給付を希望する場合、

会議所や商工会の監督指導の下

速やかに給付するなどすれば、

どこぞの受付団体といった中抜きがいりません。

また、同業者の組合などでも

既に存在を確認できるわけで、

そういった組合なども使えたはずです。

 

経済団体や組合が、

国家のためにあるなんて思っちゃないですが、

少なくとも地域のために尽力し

活動をしてきた実績を認めてもらえるのであれば、

団体に加盟する企業への優先的な給付は

あってもよかったのでは?と思います。

行政としても確認が楽でしょうし、

企業としても速い給付はありがたいでしょうし。

 

まぁ、結局のところ悪いのは

給付金をだまし取った輩であって、

出した側は改善するだけですけどね。

また、こういった事態になれば、

より迅速に、より簡単に

給付受給できるより良いシステムが、

不正に受給した輩には厳罰が与えられる仕組みが、

できるんでしょうね。

 

志事すんぞ!

 

成長のチャンス

気持ちのいい風が吹く福島伊達

6月に入りました。

なんか、時間が経つのが早い感じがします。

それだけ歳を取った、

ということなんでしょうね。

さて、まもなくテストが行われます。

本腰入れて、対策に臨んでほしいところですが、

そうもいかないのが中学生です。

いや、たんに怠けてる、とかではなく

はたから見てて忙しいんですよね。

テストの前に、中体連があるんですから。

来週が中体連なので、

今週、土日、来週の中盤までは

中体連モードの中学生が多いです。

練習に熱が入りますし、

練習試合なんかもあるようです。

コロナ対策で、予防も徹底していたり。

テストだけに全集中とはいきません。

 

忙しいと分かっていますから、

きちんと計画的に進めてください。

2週間で足りないから

3週間準備していましたね。

いつも以上に練習に熱が入りますから

土日をうまく使うようにお話ししましたね。

思い通りの勉強ができないから、

前倒しで進めるといいことも伝えましたね。

それでも、

いざやってみると、

なかなかうまくいかないと分かったはずです。

 

定期テストは、

たんに学力を測るだけではなく、

自分を成長させるチャンスだと思っています。

自分の特性を生かして伸ばす、

自分の特性を知って改める、

自分の知らない特性に気づく、

そんなチャンスです。

 

まだ、時間はあります。

まだ、出来ることはあります。

もっと、もっと

みんなは伸びていきますよ。

 

志事すんぞ!

金融リテラシーが足りない

雨の福島伊達

寒いです。

20度下回っているので、

今日は暖房ですね。

さて、政府が国民の資産を

貯蓄から投資に促す政策が提言されましたね。

1億総株主、なんて言ってますが、

金融リテラシーが足りてないのは

政府そのものじゃないですかね。

 

高校で金融教育が行われるようになりました。

小中学校でも租税教育なんが

取り入れられている学校もありますが、

投資についての知識と経験が

大人であったとしても

まだまだ足りないのが現状だと思います。

年金2000万問題とか、

自己責任なんて言葉が出てくれば、

資産形成に動くのも止むをえませんが、

政府主導で株式投資を後押しするのは、

それこそ無責任だと思うのです。

だって、リスクを伴うものですから。

 

物価が高騰すれば、

現金の価値は下がります。

インフレリスクです。

今日の1万円が、明日の1万円ではない

価値の変動が起きることもあるわけです。

貯蓄しただけでは、

そのリスクに耐えられないかもしれません。

だから、住宅などの不動産に変えたり、

株式などの金融資産に変えて、

リスクを軽減するのは分かりますが、

株式は、誰でも利益を得られるものではありません。

 

にもかかわらず、

現政権が主導していくのは

国民の生活を守る責任を

国家ではなく、個人に

押し付けた印象しかありません。

 

仮に、1億総株主を実現するとして、

どうするんでしょう。

株による利益には20%の税金がかかりますが、

その税金を軽減しますか?

それだと、今、資産を持つ人が優遇され、

ますます格差が広がりそうですが。

そもそも、今、資産のない人は

どうやって株主になるのでしょうか。

「こども食堂」がこれだけ増えてきて

共助している社会なのに、

自己責任で株主になれ、なんて

優しくないです。

 

何のための政策提言なのか。

誰の為なのか。

残念な提言に思います。

 

志事すんぞ!

教員不足

風の気持ちいい福島伊達

室内のほうが蒸し暑く感じます。

立哨してても風のおかげで

苦に感じませんでした。

さて、公立学校の教員不足が

問題化して聞かれるようになりました。

自分も教員免許を持っていますが、

自分たちのころは

就職氷河期と重なったせいか

10倍を超えていました。

今は3倍くらいと聞きます。

教員になりたいと思っている人も

少なくないのに、

現場では教員不足。

いったいなぜなのか。

 

足りなくなった枠を埋めるために

臨時採用の講師が充てられています。

定年退職をした先生であったり、

正採用にならなかった教員志望の方であったり。

そこに、教員不足の要因があると考えられます。

正採用と臨時採用、

テストの結果こそ差があったとしても、

仕事の内容には変わりがありません。

熱心な先生は教務だけでなく、

校務分掌をこなし、部活動もがんばります。

おそらく家に帰っても

教材研究だってされるでしょう。

にもかかわらず、

待遇の差は歴然。

将来に対する不安もある中、

日々、目の前の子どもたちのために

頑張っていらっしゃるわけです。

 

働き方の形として

派遣労働や時間講師を望んでいるとなれば

話は変わりますが、

正採用として働きたいのに、

教員不足といわれても、

納得できないのではないかと。

学校教員を増やして、

学校の様々なお仕事を分担し、

より手厚く子どもたちと接すること、

過労となってしまっている仕事を

軽減できるのではないかと思います。

 

国家予算の2%を防衛費にあてる、

という案があるようですが、

それ以上に、

教育や保育に予算を割いてほしいと

個人的には思います。

教育は国の基、

先生方には安心して

より良い労働環境で、

職責にあたってほしいと思います。

 

志事すんぞ!

先生個々人の悪趣味

雨上がりの福島伊達

蒸し暑く感じます。

突然の大雨や竜巻が起きやすい

不安定な空気のようです。

気を付けないとですね。

 

さて、テストの範囲が配られ、

対策に熱が入ってきた塾生たち。

そろそろ提出物も終わる子が出てきます。

そんな頑張る塾生でも

困ってしまうのが、

先生個人の趣味がテストに反映する場合です。

例えば、「時事問題を出題します」

新聞やテレビの報道に興味関心を持ってほしい、

という意図はよく分かります。

そして、教育熱心な先生であることも。

ですが、幅が広すぎます。

政治的な話題にしろ、国際情勢にしろ、

ここ数か月の様々なニュースの中から

ピンポイントで答えるのは大人でも難しいです。

今習っていることと絡めるにしても

教科書の範囲外をどこまで含めるのか。

出題する情報量のバランスが難しいでしょうね。

 

また、答え方への指示、採点基準なんかも

先生個々人の趣味が出ます。

やってはいけない答え方については、

心を鬼にして

厳しく躾けていただきたいと思います。

「漢数字で答えなさい」

「記号で答えなさい」

の指示を守らないのは

入試でも減点ですからね。

 

ですが、そんな指示出してどうすんの?

というケースも見られます。

もはや、悪趣味だと思います。

「数学で文字を置く際は筆記体で書く」

どっちでもいいじゃん。

そもそも筆記体は習ってないんだし。

そんなことで減点するより

そんなことで時間使うより

他のことしたらいいじゃん。

 

先生が作る豆テストなら

個人のご趣味でもお好きにどうぞ。

ですが、定期テストは評定に関わります。

入試で減点されない表記なのに

評定が変わってしまったら、

いただけません。

 

保護者の皆様には、

テスト結果の順位や点数だけでなく、

テスト範囲や出題傾向、

採点基準、平均点などについても

見守っていただきたいと思います。

 

志事すんぞ!

検証の必要性

今日も暑い福島伊達

学童の下校にあわせて立哨していましたが、

いつまでたっても児童が帰ってこない。

結局、

お知らせした下校時間と実際の下校時間とで

齟齬があったらしく、

遅れて帰ってきました。

今回は「遅れ」たから何事もありませんでしたが、

もし「早く」帰ることになっていたら、

と考えると、、、。

さて、テスト範囲が配られました。

さすがに長い。多い。

3学期後半から6月上旬に及ぶ期間の

定期テストですから、

1教科ですら80ページを超える量。

今習っている範囲だけでも大変なのに、

3学期の復習までこなさないと、です。

 

公立学校で1学期中間を

実施しない学校が増えていることは

お伝えしてきました。

コロナ禍で学習機会が減ったから、

学校教員の働き方改革によって、

さまざまな理由がありますが、

某公立中学校校長が定期テストを

廃止したことを受けて、

同じように真似をしたところもありそうです。

 

どんな理由で廃止しても構わないのですが、

廃止が子どもの為になっているか、

成長を促しているか、

学校側、保護者側からも検証してほしいと思います。

定期テストを廃止した学校では、

毎週小テストを実施し、

別な形で学力の向上を図っているそうです。

 

単に廃止して野放図にしているわけではないのです。

さて、どの学年でも基礎基本の定着を図る

5月の中間テストがなくなった影響は、

今後の学習に、3年後の進路に

どのように影響を与えるのでしょうか。

 

志事すんぞ!

立場が変われば

快晴の福島伊達

今日はプールの清掃のため、

下校時間が早く、

みんなでかくれんぼをしました。

大人から見るとそうでもない建物でも、

子どもからすると

倍以上の広さですからね。

立場が変われば、見え方が変わります。

さて、米国大統領が来日して、

豪印とともにインド太平洋圏の

安全保障について話し合われたとか。

隣国の不穏な動きがある以上

国家存亡を語るうえで、

当然の備えなんでしょうけど、

日本に防衛費の増額が求められようになり

もっと使ってほしいところがあるのに、

と感じてしまいます。

 

先の大戦で、米国は原子爆弾を使用しました。

「早く戦争を終わらせるために」

という大義名分で、

今も米国の子どもたちは

その大義名分を学んでいると聞きます。

「早く戦争を終わらせるために」

大量虐殺兵器を使用するのはやむを得ない、と

本気で考えるのであれば、

ロシアや北朝鮮をはじめとする

核保有国が同じ論理を振りかざしたときに、

否定しきれるものでしょうか。

米国は許され、ロシアはダメ、となるよりも

過去の使用の過ちを反省し、

二度と使うことがないようにする、と

改める姿勢を示す方が、

子どもたちによい影響を与えると思います。

 

防衛費をどれだけ積み上げても、

きっと終わりはありません。

ミサイル迎撃システムの先は、

先制攻撃の準備があるでしょうし、

「早く戦争を終わらせるために」は

もっと強力で残酷な兵器を配備しなければ。

もっと、もっと、もっと。

 

そして、世界一の兵器を手にしたとき、

その国は隣国や世界に

どんな態度を示すようになるのか。

国民の監視の目があるから大丈夫、と

本当に言い切れるでしょうか。

わかんねえです。

国民の半数が選挙に行かない国ですから。

 

正しく判断できる指導者を望んでも、

人は簡単に判断を間違えるものです。

力を持てばなおさら。

大なるものは戦争を始める指導者で、

小なるものは乱射事件を起こす若者。

力を持つことと正しく使うことを両立するのは

激ムズです。

 

立場が変われば、

見方が変わるのは

大人と子どもだけでなく、

いろんな場面で見られます。

国家、性差、年齢、社会的立場、、、

一面から見えるもの

そこから導いた答えが

正しいのか、考えないと。

 

志事すんぞ!

環境整え待ってます

快晴の福島伊達

久しぶりに気持ちのいい天気です。

体調はいまいちですが、

気分だけでも晴れやかに生きたいものです。

さて、テスト対策がだんだんと始まってきました。

まだ2週間前ではないのですが、

学年によってはテスト範囲が配布され、

塾生によっては

提出物が終わっている人も。

いい感じです。

中間テストの結果も出てきて、

ひょっとしたら学年1位、という子も。

塾生の頑張りの成果です。

 

点数が上がる秘密のプリント、とか

評定が上がる特殊な授業、とか

学習塾には、何か特別な力があると

思われがちですが、

人知の及ぶ範囲の努力で培った

授業と演習をするだけです。

勉強会にしても環境を整えるだけ。

時間や進捗を見守り、

個々の質問に答える。それだけ。

 

それだけではありますが、

努力する環境を守り、

努力する塾生を認める、ことを

心がけています。

1人で頑張り続けるのは、

なかなか大変です。

一緒に頑張れる仲間と

支えてくれる大人と

共に頑張る環境を整えます。

 

授業がなくても自学できます。

足を運んでください。

 

志事すんぞ!

未知から既知へ

曇雨の福島伊達

土曜日に行われた運動会の振り替え休日で

今日は朝から児童クラブの開所です。

雨が降らなそうなら

お散歩いけるかな。

 

さて、昨日は緊急地震速報が鳴り、

久しぶりに緊張しました。

この辺りは何事もなく

大きな被害も聞こえなかったので

ほっとしましたが、

いつまでたっても慣れません。

子どもたちを見ていると

勉強に慣れてきた子、

慣れていない子、がいます。

中学校での部活が始まり、

時間の使い方、体力の配分、その上での勉強。

最初のうちは、へとへとでも

だんだんと慣れてくる時期です。

それでも初めてのことばかり。

練習試合も中体連も、

初めて体験することは

肉体的にも、精神的にも疲労します。

 

慣れるためには

未知ではなく既知が増えていくことが必要です。

部活ってこうだよね。

試合ってこうだよね。

塾って、勉強って、こうだよね。

先々が分かっていれば疲れにくくなります。

初めて訪れる場所は遠く感じて、

何度も足を運んだ場所は

近く感じるのと似ています。

実体験でなくとも

見聞きしている、知っている、だけでも

違ってくるはずです。

 

子どもから先々のことを考えて

質問したり、ましてや行動したりは

難しいものです。

ご家庭や先生、身近な大人、

兄弟や先輩、友人から

いろんな話を聞くことによっても

未知は既知に変わります。

 

志事すんぞ!

価値観を教える

小雨が降ってきた福島伊達

午前中は持ちこたえて、

運動会もできたようです。

急な予定変更は、

困りますものね。

今日は13時から開放しています。

中間、期末に向けて頑張りましょう。

さて、子どもたちと接していると

かわいくて仕方ありません。

下校中に拾ってきた

お花や石ころ、木の枝、虫、

すべてが彼らにとって宝物で、

嬉しそうに見せてくれます。

 

ところが、大人の私から見ますと、

必ずしも宝物や大事なものとはなりえず、

純真無垢な子どもの目と

現実的な大人の目とで

価値観の違いに気づかされるわけです。

 

ひょっとしたら

文章を読んでいても

同じことが起きているのかもしれません。

大人は段落の中心文や文章の要旨といった

大事な部分を理解できていますが、

子どもにとっては

どの言葉も文も大事に見えている、のかも。

 

だとすれば

この文章の中の大事な部分はココ、という

価値観を教える必要があって、

ココがどうして大事なのか、

別なところはどうして大事じゃないのか、

理解してもらわないと、

読解力は身に付かないんじゃないか、と

思えてきたのです。

 

あくまでも

点数で測ることができる国語の力の話で、

豊かな表現であったり、

個々人の価値観を否定するものではありません。

ある文章から読み取るべき主題を

理解するために、です。

 

ここでの価値観は型のようなもので、

基礎基本となる指針です。

型の有用性を最初から理解するのは

難しいものです。

ですが、繰り返すうちに

不思議と型にはまってきて

型どおりに動かないと気持ち悪くなります。

 

守破離の守

型を守る段階を

根気強く踏ませないと、です。

 

志事すんぞ!

 

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