〒960-0782 福島県伊達市梁川町字中町42-3

伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

連絡先

トップページ > 白雲館日誌 > 渡邉巖

高校入試説明会

昨日は高校入試説明会を実施しました。

例年は、中1、中2の保護者様もお誘いするのですが、

今年は、受験生の保護者を対象としました。

来年度の入試が大きく変わるからです。

今まで、1月末の行なわれていたⅠ期選抜と

3月に行なわれていたⅡ期選抜が、

特色選抜と一般選抜という名前で

どちらも3月に行なわれます。

そして一番の違いは、

学力検査が必ず課されるということです。

 

入試制度改革では、

必ず問題点が指摘され、

改めるべく行なわれます。

 

私たちの頃は、

校内から推薦され入試が行なわれる

推薦入試がありました。

ですが、校内推薦が不透明である、と言うことで

誰でも希望すれば、

選抜試験を受けられるⅠ期選抜に変わりました。

それによって、

同一中学校から、

複数人の志望者が出願できるようになりました。

 

しかし、Ⅰ期選抜は1月末から2月頭に行なわれ、

内定が出てしまうと勉強をしない生徒が出てきてしまい、

Ⅱ期選抜で合格した生徒との学力差が問題となりました。

また、特定の部活動を強くするために

そもそも学力が低い生徒にも内定を出してしまう、

といった問題がしばしば見られるようになりました。

 

そこで、今回の入試では、

全ての生徒に学力検査を課すことで、

高校に行くためには、

一定の学力が要求されるようになったわけです。

 

誰でも彼でもⅠ期選抜の出してみて、

内定もらえたらラッキー、

勉強しなくていいや~。とか

部活動で県大会行ったから、

Ⅰ期で内定もらえるし。とか

もう、ありません。

 

福島県の高校は、

今回の制度変更によって、

中学生に、

勉強をして学力をつけてほしい、と

公にしたことになります。

それだけ、

今の学力格差が問題だということです。

 

説明会終了後、

そして、今日も先ほどまで

質問や面談がありました。

受験への不安が少しでも解消できるよう

情報提供や相談に乗りたいと思います。

「どうやって起業したんですか?」

「どうやって起業したんですか」

昨夜、大学に行った塾生が顔を出してくれた。

塾生から思いがけない質問を口にされ

少々戸惑いながらも、

大学の学びを垣間見ることができた。

地域課題の解決を図るゼミで

公益やボランティアについて学んでいるらしい。

就職についても準備を進める時期になり、

起業についても考えるようになった、とか。

 

自分の経験を話しながら、

塾に勤めていたときの考え、

借金をして自分の塾を開校したこと、

仕事のやりがいはあっても

収益がなかった苦しい時期の話、

なぜ、塾なのに学童をするに至ったか、

少しだけ話した。

 

「大学が楽しいです」

まさか、起業なんてことを口にする子だとは

思っていなかった塾生。

実現するかどうかはわからないにしても、

公益なんてものを考えるようになって、

思いつきでも

自分の考えを語ってくれた塾生を

頼もしく、

そして、少しうらやましく思います。

香葉村真由美講演会を聞いて

昨夜は知り合いの方からご紹介いただき

講演会を聞きに行きました。

元小学校の先生で

今は教育に関する講演を全国でされている

香葉村先生です。

小学校で行なってきた実践の紹介だけでなく、

ご自身の辛い経験を交え

考えさせられる講演でした。

 

いろいろ伝えられて話はありましたが、

命のつながりの尊さ

そして

どんな時でも生きるという選択をしていこう、

というお話に、

目をぬぐう聴衆もたくさんいました。

 

教育、はさまざまな可能性があります。

そこには、残念ながら

負の面もあります。

気づかぬままに

良かれと思って

自分がしたことが、

裏目に出てしまうこともあります。

 

頑なな信念を曲げないことも大事ですが、

アンテナを張りめぐらせ、

いろいろな意見を聞きながら、

作り上げ、磨き上げる信念も

あるのではないか、と

自分に問いだすことができた講演でした。

 

誘っていただいて感謝です。

また、

以前から、お話したいと思っていた方にも会えました。

さらにさらに、

新しい出会いもありました。

重ねて感謝です。

 

無料夏期講習が多いなぁ

テレビのCMや新聞の折込チラシを見てみると

今年の夏期講習

大手は無料が多いなぁ、と思ってしまいます。

近隣の同業大手さんは

無料で行うところが数軒あります。

ウチには到底できません。

以前にもお話しましたが、

”入塾すれば”講習費用無料(別途教材費)だったり

”通常の”講習費は無料(オプション別)だったり

いろいろな徴収をするわけですから、

かかるお金が0円ではないんですけどね。

 

その後の月謝や講習費でトントンなればいい、とか

何十教室、何百教室もあれば、

地区によって無料にしても運営できる、と

いうことでしょうけど、

一教室、数教室個人塾では

そういう計算はできないものな。

 

志事をして、対価を頂く。

当たり前のことしかできません。

 

資本力には勝てません。

現実です。

ですが、

無料の講習よりも魅力ある塾であるよう

努めることはできます。

また、大手にはない

地域に根ざした貢献もできそうです。

 

脅威ではありますが

自塾の強みを磨く試練、

自己修養の時と思い

がんばりましょ

ひとりで4科目100点は初めてです!祝

結果も、過程も両方大事だと思います。

車の両輪のように、

どちらも向上していくことができれば、

学ぶ力が身につくと思うからです。

今回のテストで、

100点は今までもいたけど、

ひとりで4科目100点を取った子がいました。

初めてです。

おめでとう!

 

その子を見てると、

まず塾に来るのが早い。

塾の開校時間を最大限使って、

自学の時間を確保しています。

そして、欠席がほぼない。

なんだかんだと言い訳して、

やらない人もいるのですが、

部活が終わったら来ますし、

病院の後も来ますし、

できる限り来ることを考えています。

 

その差、過程の差が

結果の差になってくれたのかな、と。

もちろん、その子にはその先の課題があります。

同じ結果を、より効率よくとること。

その繰り返しで、

質と量が向上していきます。

がんばれい!

やったけどできなかった、は成長のチャンス

テストの返却が始まると、

「やったけどできなかった」と

残念そうに話す塾生がいる。

塾の授業ではできてたのに。

小テストではそこそこ取れてたのに。

提出物もやったのに。

悔しいよね。

 

ですが、

そういう経験をちゃんと積んでください。

テストをよく見てみると、

減点の理由、

得点にならなかった理由がわかります。

符号の付け忘れとか、

答え方のミスとか、

おそらく普段の自学の時もしてるはずで、

指摘もされてるはずですし、

まぁ、いいか、と

甘く採点している節があるのでは?

 

自学の段階で

どこまで、真摯に受け止めるか。

その差が点数に表れたんじゃないかな。

 

点数が出てやっと気づくこともあるでしょう。

失敗が悪いわけではありません。

失敗をそのままにすることが

最悪なのです。

糧にしてください。

それが成長のチャンスになります。

イメージを具体的に伝える重要性

福島市の選挙が行なわれましたね。

私は期日前投票を済ませましたが、

昨日の福島市議会議員選挙

投票率が低かったですね。

期日前投票は前回より多かったらしいですが、

雨だったことも影響したのでしょうか。

それにしたって、

40%台。

残りの6割の人たちは、

ご自身の税金の使われ道や

今後の市政の行く末に対して

どう考えているのか。

一方議員の方たちにも非がないとは思えません。

誰に投票するか決めるために

選挙の公示を見ましたが、

皆さんふわっと書かれてるんですよね。

限られた予算ですからやれることは

限られてくるはずです。

その中で、具体的に何をする、しないが

書かれていないため、

決めるのが難しいのが本音です。

 

もちろん、市議会議員によって、

全ての市政が決められているわけではない、

ということは知っています。

ほとんどが、国からの、県からの委託業務です。

独自色を出せるのは、

ほんの数%でしかありません。

ですが、その数%に

市の未来を表すわけです。

 

イメージを具体的に伝えることの重要性。

人の振り見て、わが振りなおせですね。

自分も具体的な指示を出していかないと。

反省です。

やっぱり教科書が読めてない子どもたち

テストが振るわなかった塾生を見ていくと、

やっぱり教科書が読めていませんでした。

昨日は自学で来てくれたので、

教科書に読み仮名を振る手伝いをしました。

読めないと思うところを質問して、

と指示しましたが、

質問がない。

大丈夫かと思いきや、

いざ音読させてみると

読めない漢字があるだけでなく、

ひらがなで書かれている文章でも、

文節の区切りが分かっていないこともしばしば。

 

これって子どもだけが悪いわけではない、と

思えてきます。

本人の努力もあろうかと思いますが、

小学生からの学校現場や家庭での

言語活動によって形成されるからです。

言語活動には、英語同様

聞く、話す、読む、書くの4技能がありますが、

日本語の能力として、

聞けるから、話せるから、

安心とはいえません。

小学校3年生くらいから、

文字による言語活動を経て

より深い、広い言葉の営みができてくるからです。

 

読書活動、

音読、

国語辞典による意味調べ、

漢和辞典の多用など。

すっ飛ばしてることがあるんでしょうね。

 

今一度、学習習慣を身につける取り組みを

一緒にがんばろうと思います。

今だから徹底できる、中1中2単元の復習

テストが終わっても

自学に来てくれる塾生たち。

「テスト結果が悪かったから来た」

という子もいれば、

「良かった」

と言って来た子もいます。

受験生たちには、

中1のテキストに戻らせてみました。

楽勝でしょ、と

高をくくっていた子たちも、

進めてくうちに

間違いが出てきます。

 

意外と忘れてるでしょう。

その間違ったところが、

大事なところです。

今しかないんです。

中1中2の穴を埋めるのは。

時間をかけ徹底できるのは。

2学期になれば、

もっと焦ります。

年末になったら、

もっと早くやればよかったと思います。

3学期になると、

涙します。

今しかないんです。

 

できると思わず、

前から埋めていこうね。

中1の頃は理解できなかったことも、

今なら分かるはずだから。

英検などの資格を取得することで

小4の塾生が英検5級を取ってきてくれた。

Lily先生の指導の賜物だと思います。

福島県の高校入試制度改革が行なわれますが、

今までのⅠ期選抜にあたる

特色化選抜を見てみると、

出願資格に英検3級以上を取得、

といった項目があります。

高校によっては、

準2級以上を要求されるところもあります。

 

英検だけでなく、

漢検や数検を点数化して加点する学校もあります。

逆に、全く考慮しない学校もありますが。

 

さらに、大学入試でも、

英検などの民間資格によって

英語の点数を与える

といった措置をとる大学もあります。

難関私大では、

出願資格として取得していなければならない、

大学も出てきました。

 

大学入試までまだまだ先ではありますが、

先々のことまで考えると今から準備が必要ですね。

ぜひ、挑戦していってください。

白雲館日誌

月別投稿一覧

塾の案内

コース紹介

入塾の流れ

はくうんかん児童クラブ

更新情報を配信しています!

  • feed
  • follow us in feedly

RSSはRSSフィードというソフトを利用すると
 更新記事を配信してくれる機能です。

このページの先頭へ