投稿日:2022年10月13日
10月13日 曇り空の福島伊達
また寒くなりましたね。
毎日着るものが定まらないのは
面倒なことです。
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さて、教育現場とゲーム、の話
自分の主義主張と会う政党はどこか、
中学生の公民の授業に
ちょっと踏み込んで考えてみました。
アメリカやイギリスは
二大政党制をとってますから、
どちらかと言えばこっち、と
選びやすいと思います。
日本は多くの政党があって、
明確な違いが見えなかったりすると
選びずらいかもしれません。
授業では、
まず、高福祉高負担の政党A、と
低負担提福祉の政党B、とで考えてもらいます。
医療介護教育などが充実してる高福祉
医療介護教育にお金がかかる低福祉、
税金が高い高負担、
税金が安い低負担、
さて、子どもたちはどう選ぶでしょうか。
いま、現在の価値判断基準での選択が
大人になっても続くとは思えません。
成長に伴って、
それまでの努力の差や経験してきたことで
変わっていくものです。
だからこそ、
仮定の話を通して、いろんな立場を経験することが
大事な気がしてなりません。
桃太郎電鉄が教育現場に提供されるらしいですが、
金融、生活、政治のリテラシーを高めるゲームがあっても
いいような気がします。
高所得になってみる、低所得になってみる、
生活費を当てはめてみる、
貯蓄がどれだけ残るか考える、
金融資産がどれだけ増やせるか試す、
好きなものがどれだけ買えるか想像する、
そのうえで、
税率を変えて生活してみる。
そんなシミュレーションができるゲーム。
ないもんですかね。
人生ゲームとか、モノポリーとか、
シムシティとか、
現実に近いゲームには
楽しむだけじゃない、
学びが詰まっている気がします。
勉強しようなんて気はなくても、
本気で楽しむうちに
いろいろ考えることができれば
得られるものは大きいはず。
学童に買ってこようかな。
志事すんぞ!
投稿日:2022年10月3日
10月3日 曇り空の福島伊達
テスト対策があったので
2週間ぶりにお休みをいただきました。
少し、体も回復したようです。
体力不足が否めません。
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さて、都立高校のスピーキングテスト、の話。
東京都では入試にスピーキングテストが実施される。
英語の4技能のうち、
これまで実施されてきた
読む、書く、聞くの3技能に
話すが加えられるということだ。
点数化されるが、
入試の得点というよりは
内申点への加算といった扱いのようです。
学校によっては
合否に考慮しないことを検討している所もあるとか。
多額の予算を投じて
多くの受験生に受けさせる必要は
あるのでしょうか。
日々の授業の中で
どれほどスピーキングに充てることができているのか。
にもかかわらず、
入試のテストだけ実施しても、
子どものスピーキングの力は
測れないと思うのですが。
ちなみに、都立高校受験予定者は8万人。
実施に向けて行われたプレテストでは
8千人の受験で1億円の費用が掛かったとか。
単純計算で10億円かけて
入試に影響するかしないかわからない、
という費用のかけ方に
都民の方は納得するのでしょうか。
話す力を伸ばすことは、
英語の力を育むうえで、
必要なものだと理解しますが、
それが、
入試という場面で
測りきれるのか、は疑問です。
内申点の加算、であるならば
英検などの民間検定で
いいのではないでしょうか。
今後、福島県でも、導入されるのかな。
志事すんぞ!