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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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弟妹からのお問い合わせ

変わりやすい天気の福島伊達

雨かと思ったら晴れて、

気温も上がってきました。

ムシムシします。

中体連もどうやらできたようで。

さ、テスト対策に全集中ですよ。

さて、お問い合わせが増えております。

中体連が終わって、

部活動も引退が決まる子も出てきたせいですかね。

お疲れさまでした。

ここからは、受験勉強に専念してください。

 

で、そろそろ塾に、ということなんでしょうね。

うれしいのは、

昔、通塾していた塾生の弟妹から

お問い合わせをいただいていることです。

本当にありがたいです。

最近は、教え子の子どもを通塾させるための

お問い合わせも。

ありがたすぎます。

 

高校入試のための勉強は1年間。

中学入ってすぐ通い始めても3年間。

小学生から通って5,6年間。

1人の塾生と関われる時間は

限られた短いものです。

その時間が、一人一人にとって

どんな時間だったか、が

弟妹や子どもの通塾というご縁に

つながっていくんだと感じます。

 

顧客満足度を上げてリピーターを増やす、と

経営のコツをよく耳にしますが、

毎日とか、1週間おきとか、1ヶ月とか

だけではなく、

数年、数十年という長い単位の視点も

塾にはあるんだと気づかされます。

地域の方に選び続けていただけるように

これからも努力していかないとな、

と思います。

 

志事すんぞ!

 

友人の家庭教育論

また降ってきた福島伊達

少し晴れ間が見えたかと思ったら、

また小雨が降ってきました。

大したことはないですが、

明日の中体連に影響がないといいな。

さて、先日、中学時代の友人たちと話をしました。

昔から優秀な悪友たちで、

思い出話や近況について話せました。

家庭をもって、子育ての話となり、

昔、友人が話していたことを思い出しました。

「おれ、本は何でも買っていいんだ。」

小説などの文芸だけでなく、

漫画もいいということで

当時はうらやましかったなぁ。

で、今はどうなんだろう?と思って

聞いてみると

同じように本を買い与えているそうです。

 

友人曰く、

「本があることが大事」だそうで、

興味を持った本も

興味を持つかもしれない本も

家庭の本棚にあることが

きっかけになるかもしれないから、と。

スマホがあればスマホを触る、

タブレットがあればタブレットを触る、

本があれば本を触る、

理にかなっています。

 

さらに、これからの時代を考えて

家庭教育で取り組んでいること、を

聞いてみました。

「これからはコミュニケーション能力」と

はっきり断言してました。

知識があっても、それだけじゃダメ。

自分の意見や考えを伝える力が必要。

だから、

〇〇をさせて、

そのあと一緒に、〇〇をしている、と。

確かに。

それが家庭でできれば、

絶対力が付きます。

 

優秀な友人は、

優秀な保護者になっていました。

 

志事すんぞ!

テスト範囲と学習意欲

小雨降る福島伊達

伊達地区の中体連が行われました。

屋外の部活動は明日と明後日に変更です。

県北大会に進んだ人、

自分の限界に挑戦してください。

今日で引退が決まった人、

次の勝負に切り替えていきましょう。

お疲れさまでした。

さて、定期テスト前ですので、

いつものことながら

がっかりします。

テスト範囲の変更、縮小の連絡があったからです。

テスト範囲が縮小されると、

学習意欲がそがれるんですよね。

 

テスト2週間前あたりから、

範囲表が配られ、

そこに示された教科書やワークにそって

子どもたちは勉強に励みます。

たとえ、習っていなくても、

自分で調べたり、

分からないところを質問したりして

目標に近づく努力をするわけです。

 

範囲が縮小されると、

せっかく勉強して準備をしてきた子ほど

がっかりするものです。

だったら、やらない方がよかった、

だったら、他のことすればよかった、と。

範囲が縮小されて喜ぶのは、

勉強が足りない生徒さんです。

 

勉強している生徒はやってるんですよね。

すでに指定されたテキストの範囲を終えて、

2周目3周目に入っているんですよね。

その子からすると

「まぁ、いつものことなんで」と

達観というか、諦めみたいなものを感じます。

頑張る姿を見ていたので、

かわいそうでなりません。

彼らが望むのは、

”自分で勉強してよかった”

という体験のはずなのに。

 

テスト範囲が減って喜ぶのは、

もともと勉強意欲の低い生徒さんです。

勉強しなくてよかった~、と

先生のおかげで学んでいきます。

勉強をしている生徒は、

学習意欲が著しく減ります。

自分で勉強する経験が減り、

自分で進んで勉強することを

馬鹿らしく感じていきます。

勉強しない生徒が

先生によって育てられていきます。

 

テスト範囲を縮小させる、ということは

勉強しない生徒をかんたんに育む

実に効果的な方法です。

ご家庭でも、

どの学校の、どの学年の、どの教科担当で

テスト範囲が変わったか、

ご確認いただくと、

通学されている学校の質が分かりやすいです。

 

志事すんぞ!

部活動の地域移行

雨が止んだ福島伊達

昨日の夜から雨が降り続き、

今日もこれからまた降ってくると

予報されています。

明日は中体連ですが、

外の部活は難しいかもね。

さて、部活動の地域移行が

本格化しそうです。

私たちが経験した部活動とは違う、

より良いものになってくれればと思いますが、

いろいろ心配もあります。

 

そもそも、なぜ地域移行なのか。

現在学校で行われている部活動ですが、

課題が少なくありません。

まず、学校によって部活動が選べない点。

一昔前は、子どもも多く、

部活動の種類もたくさんありました。

今では、野球部がない、サッカー部がない、

やりたい部活がなくて仕方なく

特定の部活動に入っている子もいます。

通う学校によって部活動が制限されるのは、

子どもの自主性、主体性を妨げるものと

なってしまう恐れがあるわけです。

 

もう一つは、教員の働き方改革です。

学校教員の労働時間は

民間から考えると非常に長時間に及びます。

子どもたちに授業を教える以外にも、

生活指導や行事の準備、研修などなど、

そして、さらに部活動の指導があるからです。

しかも、残業代はつきません、、、

教員の志望者がどんどん少なくなっているのは、

労働環境にも一因があると考えられます。

 

こうした課題を解決するために

地域移行が考えられています。

地域のスポーツ少年団やサークル

民間のスポーツクラブなどによって

中学生が自分の興味関心にそった

課外活動に参加できると考えられています。

 

運営の方法、特に金銭面の課題は残りますが、

個人的に、地域移行によって

加熱する部活動中心主義からの脱却を

望んでいます。

 

部活動によって子どもたちは大きく成長します。

それは否定しません。

ですが、

子どもの成長のために行われるはずの部活動が

別な目的によって

子どもたちを蔑ろにしていると感じるからです。

勝利至上主義といいますか

勝つことだけ、上位大会に進出することだけ、を

目的とした指導、がないとは言えないからです。

高校ですと、

本来勉強しなければいけない時間も、

部活動をする強豪校。

いいんですか、それで。

平日の夜遅くまで、土日も関係なく、

部活動中心の生活によって

家族との時間や自分の学習のための時間も

奪われてしまう状況。

いいんですか、それで。

 

先日も、千葉県の高校生が

部活動の悩みから命を絶ちました。

学校の先生でも、

部活動に対して悩みを抱える方は多いと聞きます。

地域に移行したから、

民間に任せたから解決する問題ではないですが、

少しでも改善してくれたら、と思うのです。

 

伊達市では、

どのような運営がなされるのでしょうか。

地域の力が問われていると思います。

 

志事すんぞ!

初めての100点

雨の福島伊達

気温も下がり13度しかありません。

3月下旬並みの気温。

田植えも終わり、夏野菜も植え始まったのに

この寒さでは生育に影響でそうです。

さて、4月から塾に通い始めた小学生が

先日のテストで100点を取ってきた、と

保護者様からご連絡がありました。

小学生のテストですから、

それほど珍しいことでもないと思うのですが、

初めて取ってきたそうで、

塾生本人もご家族様も

とても喜んでいました。

 

勉強ができるようになった、と

そこまで成長したわけではありません。

まだまだ練習が足りないところも

たくさんありますが、

勉強に対する気持ちには

だいぶ変化が見られました。

一つのハードルを飛び越えたことで、

彼の中で何かが変わったようです。

 

定期テストにも

同じような効果が見込まれます。

小学生のテストと違い、

準備期間も長いし、

高得点を取るのは簡単ではありませんが、

得点を意識して勉強することで、

結果につながりやすくなるはずです。

勉強したから結果が良かった、と

体験的に学ぶことが、

その後の成長につながっていくと思うのです。

 

来週がテスト本番。

その間に、中体連を挟みます。

今できる最大限の取り組みを。

自分史上最高を目指してください。

 

志事すんぞ!

最低賃金引き上げはいいけどさ

大雨が降った福島伊達

お昼ごろ、暗くなった空から

土砂降りの雨が降りました。

しかも雹まで。

コツコツと音を立てる屋根。

大粒の雹だと車が傷つくそうで。

どうやら無事のようです。

さて、政府与党は2025年までに

最低賃金の全国平均を1000円に引き上げ

所得倍増に近づけたいと発表。

現在の最低賃金は全国平均で930円ですから

約8%アップとなります。

そうすると、

年収も同様に引き上げられ

300万円なら324万円、

500万円なら540万円と

上がっていくことが期待されている、なら

絵に描いた餅で終わるでしょうね。

 

理由は二つ

一つは現在の物価上昇の影響をうけること

最近、いろんなものの値段が上がっています。

コロナ禍の影響だったり、

ウクライナ侵攻のせいだったり、

様々な要因が組み合わさってはいますが、

ほとんどすべてのものが高騰してます。

ということは

所得が上がっても、その分、物価も上がれば

暮らし向きは変わりません。

生活の安定を企業の善意と努力に託しただけで

号令を出す政府は、

何の犠牲もないですね。

 

もう一つは

控除に変わりがないこと

正確な計算とは言えませんが

年収300万円の方が8%上がって

24万円増えたとします。

諸々の控除を引いて課税所得が

195万円以上だとすると、

税率は10%です。

24万円のうち2万4千円が所得税となりますね。

年収500万、40万円のアップだとすると

課税所得が330万を越えそうなので

税率は20%です。

40万円のうち8万円となります。

しかも、所得税だけじゃなく

市県民税や健康保険料も変わるでしょうね。

 

扶養控除内で働いている方は

もっと大変ですよね。

時給が上がって労働時間が減っても

控除額が変わらなければ所得額は変わりません。

物価が上昇した分だけ

暮らしは苦しくなるのですから。

 

最低賃金を上げるのは賛成です。

ですが、最低賃金を上げる分だけ、

所得控除、税額控除、扶養控除なども

引き上げること。

そして、賃金上昇を負担する企業を

支援することが必要だと思います。

号令を出す以上、

政府は何をするのか、も

注視していかなければ、です。

 

志事すんぞ!

不正受給を防ぐために

暑い福島伊達

これから雷雨が予想されています。

ちょうど塾に来る時間帯でしょうか。

あんまり強くないといいですが。

 

さて、持続化給付金の不正受給のニュースが

あとを絶ちません。

不正受給の指南グループ

しかも家族ぐるみの犯行だったり

行政職員が関与していたり、

指示した輩も、乗っかった輩も

しょっ引いて

実名報道すればいいのに。

持続化給付金、それ自体は

大変ありがたいものでした。

先の見えない不安の中、

助けられたと感じます。

給付の仕方、審査の仕方の問題でしょう。

 

まず、給付の対象は

当然ですが確定申告をしている

法人や個人企業であること。

この時点で学生や副業、開業間もないなどの理由で

申請した方を厳しく確認できます。

さらに、商工会議所や商工会などに

すでに加入されている企業で、

給付を希望する場合、

会議所や商工会の監督指導の下

速やかに給付するなどすれば、

どこぞの受付団体といった中抜きがいりません。

また、同業者の組合などでも

既に存在を確認できるわけで、

そういった組合なども使えたはずです。

 

経済団体や組合が、

国家のためにあるなんて思っちゃないですが、

少なくとも地域のために尽力し

活動をしてきた実績を認めてもらえるのであれば、

団体に加盟する企業への優先的な給付は

あってもよかったのでは?と思います。

行政としても確認が楽でしょうし、

企業としても速い給付はありがたいでしょうし。

 

まぁ、結局のところ悪いのは

給付金をだまし取った輩であって、

出した側は改善するだけですけどね。

また、こういった事態になれば、

より迅速に、より簡単に

給付受給できるより良いシステムが、

不正に受給した輩には厳罰が与えられる仕組みが、

できるんでしょうね。

 

志事すんぞ!

 

成長のチャンス

気持ちのいい風が吹く福島伊達

6月に入りました。

なんか、時間が経つのが早い感じがします。

それだけ歳を取った、

ということなんでしょうね。

さて、まもなくテストが行われます。

本腰入れて、対策に臨んでほしいところですが、

そうもいかないのが中学生です。

いや、たんに怠けてる、とかではなく

はたから見てて忙しいんですよね。

テストの前に、中体連があるんですから。

来週が中体連なので、

今週、土日、来週の中盤までは

中体連モードの中学生が多いです。

練習に熱が入りますし、

練習試合なんかもあるようです。

コロナ対策で、予防も徹底していたり。

テストだけに全集中とはいきません。

 

忙しいと分かっていますから、

きちんと計画的に進めてください。

2週間で足りないから

3週間準備していましたね。

いつも以上に練習に熱が入りますから

土日をうまく使うようにお話ししましたね。

思い通りの勉強ができないから、

前倒しで進めるといいことも伝えましたね。

それでも、

いざやってみると、

なかなかうまくいかないと分かったはずです。

 

定期テストは、

たんに学力を測るだけではなく、

自分を成長させるチャンスだと思っています。

自分の特性を生かして伸ばす、

自分の特性を知って改める、

自分の知らない特性に気づく、

そんなチャンスです。

 

まだ、時間はあります。

まだ、出来ることはあります。

もっと、もっと

みんなは伸びていきますよ。

 

志事すんぞ!

金融リテラシーが足りない

雨の福島伊達

寒いです。

20度下回っているので、

今日は暖房ですね。

さて、政府が国民の資産を

貯蓄から投資に促す政策が提言されましたね。

1億総株主、なんて言ってますが、

金融リテラシーが足りてないのは

政府そのものじゃないですかね。

 

高校で金融教育が行われるようになりました。

小中学校でも租税教育なんが

取り入れられている学校もありますが、

投資についての知識と経験が

大人であったとしても

まだまだ足りないのが現状だと思います。

年金2000万問題とか、

自己責任なんて言葉が出てくれば、

資産形成に動くのも止むをえませんが、

政府主導で株式投資を後押しするのは、

それこそ無責任だと思うのです。

だって、リスクを伴うものですから。

 

物価が高騰すれば、

現金の価値は下がります。

インフレリスクです。

今日の1万円が、明日の1万円ではない

価値の変動が起きることもあるわけです。

貯蓄しただけでは、

そのリスクに耐えられないかもしれません。

だから、住宅などの不動産に変えたり、

株式などの金融資産に変えて、

リスクを軽減するのは分かりますが、

株式は、誰でも利益を得られるものではありません。

 

にもかかわらず、

現政権が主導していくのは

国民の生活を守る責任を

国家ではなく、個人に

押し付けた印象しかありません。

 

仮に、1億総株主を実現するとして、

どうするんでしょう。

株による利益には20%の税金がかかりますが、

その税金を軽減しますか?

それだと、今、資産を持つ人が優遇され、

ますます格差が広がりそうですが。

そもそも、今、資産のない人は

どうやって株主になるのでしょうか。

「こども食堂」がこれだけ増えてきて

共助している社会なのに、

自己責任で株主になれ、なんて

優しくないです。

 

何のための政策提言なのか。

誰の為なのか。

残念な提言に思います。

 

志事すんぞ!

教員不足

風の気持ちいい福島伊達

室内のほうが蒸し暑く感じます。

立哨してても風のおかげで

苦に感じませんでした。

さて、公立学校の教員不足が

問題化して聞かれるようになりました。

自分も教員免許を持っていますが、

自分たちのころは

就職氷河期と重なったせいか

10倍を超えていました。

今は3倍くらいと聞きます。

教員になりたいと思っている人も

少なくないのに、

現場では教員不足。

いったいなぜなのか。

 

足りなくなった枠を埋めるために

臨時採用の講師が充てられています。

定年退職をした先生であったり、

正採用にならなかった教員志望の方であったり。

そこに、教員不足の要因があると考えられます。

正採用と臨時採用、

テストの結果こそ差があったとしても、

仕事の内容には変わりがありません。

熱心な先生は教務だけでなく、

校務分掌をこなし、部活動もがんばります。

おそらく家に帰っても

教材研究だってされるでしょう。

にもかかわらず、

待遇の差は歴然。

将来に対する不安もある中、

日々、目の前の子どもたちのために

頑張っていらっしゃるわけです。

 

働き方の形として

派遣労働や時間講師を望んでいるとなれば

話は変わりますが、

正採用として働きたいのに、

教員不足といわれても、

納得できないのではないかと。

学校教員を増やして、

学校の様々なお仕事を分担し、

より手厚く子どもたちと接すること、

過労となってしまっている仕事を

軽減できるのではないかと思います。

 

国家予算の2%を防衛費にあてる、

という案があるようですが、

それ以上に、

教育や保育に予算を割いてほしいと

個人的には思います。

教育は国の基、

先生方には安心して

より良い労働環境で、

職責にあたってほしいと思います。

 

志事すんぞ!

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