投稿日:2020年3月19日
今日は20度近くまで気温が上がる
春の陽気の福島伊達。
少し前には雪が降ったのに、
今日は5月上旬の陽気ですか。
体がやられそうですが、
あったかいのはありがたいかな。
休校中の勉強法も8回目となりました。
ここで書いていることは、
別に休校中に限ったことではありません。
長期休暇の時も使えますし、
普段の勉強にだって役立てられるはずです。
言ってしまえば、
当たり前の勉強法なんです。
何かしら意識をした勉強ができれば
より効果的で、効率的だと
理解してください。
さて、昨日は「段階を上げる」をテーマに書きました。
より難しいことに挑戦する、
小学生は中学生のように、
中学生は高校生のように、
立場を上げて物事にあたることで
今以上を目指してもらいました。
今日はその逆です。
今日のテーマは
「土台を固める、そして広げる」
思ったよりもできていないのが基礎基本です。
漢字なり、計算なり、英単語なり、
基礎基本という土台がしっかりしてなければ
大きな伸びはあり得ません。
できることが増えれば増えるほど、
その上に積み上げるものも大きくなります。
学年を下げて、問題に挑戦してみましょう。
もちろん、ただやるのではなく
ミスを見つけたらラッキー、
できるようにれんしゅうをすること。
スピードを意識して
より速く、正確に。
忘れているところができるようになったら
今気づいてよかった、と考えて。
できれば、
文章題や英作文にも挑戦してほしいですね。
その時できなかったものでも、
今のあなたなら
「あれ、なんか分かるかも」
「意外と簡単だな」
と思うことがあるはずです。
具体的には2学年下の勉強がやりやすいです。
2学年下の勉強なら、
忘れていることがあったとしても
思い出しやすく、
できなかった分野でも理解しやすくなるはずです。
中3ならば、中1の英作文を、とか
中1ならば、小5小6の漢字を、とか
小6ならば、小4以降の文章題や図形の問題、とか
クリスマス時期、受験生たちに
何が一番欲しいか、を聞くと
「時間」という答えが聞かれます。
余裕のある時は時間の大切さは気づけません。
もし、今が受験の一か月前だったら、
どんな過ごし方をするでしょうか。
そんなことを考えながら今日もがんばってください。
勉強法で分からないことがあれば
質問してくださいね。
投稿日:2020年3月18日
夜中の雨に驚かされて
寝不足気味です。
朝にはすっかり雨も上がりましたが、
少し風のある福島伊達です。
県立高校の後期選抜の定員が発表となりました。
後期選抜は、
前期選抜で定員に満たなかった高校・学科で
実施されます。
必ず行われるものではありません。
今回の特徴として挙げられるのは、
倍率にかかわらず、
不合格になる人が少なからずいる、
ということです。
たとえば県北では、
福島南高校の文理科
前期選抜倍率は1.00でした。
本来ならば、全員が合格となるはずです。
しかし、後期選抜では5人の募集となりました。
当日受けなかった人がいたのか、
特色選抜の影響なのか、
学力試験の結果が悪すぎたのか、
理由については憶測の域を出ませんが、
倍率が低いからといって
全員が合格するわけではない、
と言えます。
どうしてこれほど後期募集が増えたか、
県教委の説明を待ちたいと思います。
さて、休校中の勉強法7にいきます。
今日のテーマは
「段階を上げる」です。
今やっていることよりも難しいこと、
大変なことに挑戦してみませんか。
先日、実技の勉強もしようということで
お手伝いを推奨しました。
お掃除や料理をやってみよう、と
お話ししましたが、
家事って、大人ならばできて当然、
やらなければいけないことです。
もし自分が一人暮らしの大人だったら、
と考えて段階を上げてほしいのです。
勉強でも段階を上げることはできます。
小学5年生だから
小学5年生の勉強をしなければならないわけではなく、
6年生の勉強や中学生の内容に入ってもいいはずです。
中学生もこれから習う内容を先取りしてもいいでしょう、
高校生が自分の進路に関する分野の
専門書に触れるのもいいですね。
自分で限界を決める必要はありません。
特に、好きな分野得意な分野ならば、
どんどん進んでいいんじゃないでしょうか。
歴史マンガを読みあきた人は
歴史雑誌や歴史小説を見てみる。
理科が好きな人は
専門の学者さんが書いた著作や
監修した映像を見る。
自分で「段階を上げる」ことで
よりたくさんのことが
吸収できると思いますよ。
私は中学生のころ歴史が好きでしたから、
三国志について本を読んだり、
幕末の志士についての本を読んだり、
論語を読んだり、
興味に従って読んでいきました。
今思えば、
楽しみながら、
いつのまにか勉強になっていたと思います。
どんな勉強していいかわからないときは
相談してくださいね。