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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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レベルアップの結果

10月2日 晴れの福島伊達

文化祭に向けた練習が始まったようです。

みんな浮かれています。

楽しいのは分かるけど、

やるべきことから

目を背けないように。

さて、レベルアップの結果、の話

期末テストの結果が返ってきてます。

今回は中3がいい感じです。

部活動も終わって、

本格的な受験勉強に突入。

それによって

勉強のレベルアップを

感じることができた塾生が多くいました。

それが

結果の数値によく出ています。

 

20点、30点、40点、

なかには50点アップが

複数人いるんですもの。

そうした変化が見られた塾生たちは

前回のテスト対策よりも

いい勉強ができた人たちです。

学校の提出物を早く終わらせた人。

提出物を2回転終わらせた人。

学校のテキスト以外に挑戦した人。

それぞれのレベルアップが、

点数を押し上げました。

反対に

勉強のレベルが変わらなかった人は

点数も変わらないんですよね。

 

RPGのゲームだと

経験値をためることで

レベルアップしていきます。

経験値を上げるには

敵を倒していくわけですが、

勉強の場合、敵とはなんでしょう。

テキストの問題ですよね。

問題を解かないと、

問題をたくさん解かないと、

レベルは上がりません。

同じ敵を倒し続けても

レベルは上がりません。

より強い敵を倒さないと。

簡単な問題ばかりではなく、

難しい問題に挑戦しないと。

 

レベルアップすると音楽がなります。

残念ながら、

実生活ではレベルアップの音楽は

鳴りませんが、

テストの結果、数値で

レベルアップを知る所となります。

みんなはまだまだ変わります。

もっともっと

レベルを上げていきましょう♪

勉強もゲームも

仕組みは似たようなものです。

ゲームで学んだことを

勉強に活かしてみましょ。

 

志事すんぞ!

過去問の取り組み方

9月30日 晴れの福島伊達

花粉が舞っているせいでしょうか、

肌の調子は悪いわ、

眠りは浅いわ。

はやく冬になれ。

さて、過去問の取り組み方、の話

定期テストが終わった中3受験生は

実力テストや新教研に向けて

過去問に取り組んでいます。

実際に入試に近い出題傾向で

自分の力を試せるので

たくさん解いてください。

と思っていますが、

取り組み方が効果的じゃない人もいます。

今日は過去問の取り組み方について

お話しします。

 

まず、全部の問題を50分使って

解き切ろうとしている人を見ますが、

点数にはね返るまで

相当の労力と時間を要します。

それよりも

解く範囲を絞って

短い時間で

似たような問題をたくさん解くこと

を考えてください。

例えば

関数の問題を15分で解き切る練習

理科や社会の出題範囲を絞って取り組む練習

古文だけ挑戦する練習

のように、

ある程度範囲を絞って

似た傾向の問題をたくさん解くほうが

解き方のコツをつかみやすいはずです。

 

また、同じ問題を何度か解く、のも

効果的です。

同じ問題をすこし時間を開けて

目標点数に達するまで挑戦すると

復習にもなるはずです。

 

それから、練習なんだから

分からない問題、

できない問題については

調べながらやるのもいいです。

ただし、

調べる時間を区切ること、

できれば同じテキストで調べること。

だらだらと調べずに

時間を限ることで

読む力も上がります。

同じテキストを使うことで、

調べやすく、定着もよくなります。

 

校外模試が練習試合だとしたら、

過去問を解くのは

実戦形式の練習であり、

弱点対策の練習です。

シュートだけの練習

ノックによる特守

レシーブだけの練習

そうした部分的な特訓と考えて

過去問に取り組んでみてはどうでしょうか。

 

志事すんぞ!

 

無言の帰宅

9月29日 晴れの福島伊達

午前中は雨が降ったけど、

午後から秋晴れ。

さて、無言の帰宅、の話

夜哭烏 羽州ぼろ鳶組②

今村翔吾 祥伝社文庫

江戸時代の火消しをテーマにした

シリーズものです。

今村先生の本は

地の分が長くなくて、

心地よく入ってくるので読みやすい。

 

子どもたちにも読んでほしいけど、

まだ難しいかな。

今の子、時代劇なんて知らないから

下地がないもんな。

え?漫画になってるの?

買おうかな。

とにかく、子どもたちにも

触れやすくしておけば

入りやすいですからね。

 

先日、Xで

「無言の帰宅」が通じない、という

話を目にしました。

直接的な表現ではなく

婉曲的に真実を告げるパターンが

通用しなくなっている、と。

悲しいシーンが

別な意味に捉えられてしまっては

台無しですよね。

 

文字に触れる

文に触れる、

文章に触れる、

文学に触れる、

その時々に応じて

必要な語彙が増えていくはずです。

表面的な字面、ではなく

文意が捉えられるようになるには

時間と経験が必要です。

 

書物だけでなく、

テレビだって、映画だって、

美術館だって博物館だって、

言葉の世界の下地になる

ありとあらゆる経験が、

子どもたちには必要な

栄養素となります。

中でも一番効果があると言われるのは

「対話」だそうです。

 

志事すんぞ!

テスト直結型プリント

9月26日 夏に戻った福島伊達

30度近い暑さとなりました。

外は暑いんですけど、

風は秋だな。

さて、テスト直結型プリント、の話

定期テストも終わったので、

気づいた点について

ちょっとご注意いただきたいと思い

ブログに書きます。

最初に学校や担当の先生に対する

批判ではないことを断っておきます。

 

「このプリントから出すって」

塾生がもってきたプリントがあります。

テスト範囲の勉強になるので、

何度も反復させて

できれば満点を目指して取り組みます。

こうしたテスト直結型のプリントは

勉強が苦手な生徒でも取り組みやすく、

成果も出やすいため、

学習意欲を高める効果があります。

 

一方で、件のプリントをやるだけで

高得点が取れてしまうと、

それしかやらない、

それしかできない、

といった練習不足や

活用力の低下が懸念されます。

本来であれば、

学校の提出物、そのほかのテキスト

辞書や地図帳や資料集を駆使して

身に付けるべき得点力を、

プリント一枚で取らせるわけですから、

今この時は良い結果だとしても、

今後に役立つ力であるかは

別な話となります。

 

こうしたテスト直結型のプリントで

テスト対策させる先生を

たまにお見かけします。

苦しいんだろうな、と

思ってしまいます。

勉強をしない生徒たちに、

どうにか点数を取らせたい、と

苦肉の策として

テスト直結型のプリントを

作らざる得ないのでしょう。

 

与えられた課題は

徹底してやります。

だからといって

それだけで勉強が終わりになってしまうのは

定期テストで身に付けるべき力

今後の受験勉強や資格試験に必要な

自分を高める経験を

奪うことになります。

テスト直結のプリントは

勉強の一つ、であって

勉強のすべて、ではないと

気づいてください。

 

間違っても

楽して点数を取れて得だ、

などと

思い違いはしてほしくないです。

志事すんぞ!

実技4教科のペーパーテスト

9月25日 曇り空の福島伊達

今日明日が定期テスト

「できました」の声で

帰ってきた子。

だって、やったもの。

さて、実技4教科のペーパーテスト、の話

定期テスト=入試、と

何度も繰り返していますが、

なにも5教科に限った話ではありません。

実技4教科のペーパーテストも

実は重要になってきます。

 

現在の福島県立高校の入試では

入試当日の5教科250点満点のテスト

だけでなく

評定による点数化が

合否に影響します。

各学年の9教科の評定を合計したものが

入試の際に点数化されるからです。

しかも

実技4教科については

評定が倍になるんですよ!

5教科25点+4教科20点×2=65点

65点×3年分=195点です。

 

評定平均5の人は満点の195点

評定平均4の人は156点

その差39点

この差を当日のテストで埋めるのは

相当難しいです。

受験する高校を2つ3つ下げないと

安心できないかも。

 

5教科の勉強さえやればいい?

仮に5教科の評定が4

実技4教科の評定が2だと

3年間の点数は108です。

5教科の評定が3

実技4教科も評定が3だと

3年間の点数は117です。

5教科の評定が2

実技4教科の評定が4だと

3年間の点数は126となります。

 

実技4教科

侮ることなかれ。

しっかり対策を。

志事すんぞ!

ボーナスステージ

9月24日 晴れの福島伊達

今週末はあちらこちらで

イベントが開催されるようです。

お天気いといいですね。

さて、ボーナスステージ、の話

明日が定期テスト。

にもかかわらず

まだ提出物が終わらない

残念な塾生もおりますが、

多くの塾生は提出物が終わり、

ボーナスステージに突入中です。

 

自分ができない所に特化した勉強、

より精度を上げた徹底した反復、

点差をつける難しい問題、

以前に習った範囲の再確認、

何をしても

自分のためになる、

点数にはね返りやすい勉強ができる

ボーナスステージ!です。

 

3週間の対策期間のうち

いつボーナスステージに入るか、

それによって

点数は変わります。

塾生には早く気づいて

実感してほしいところです。

 

これは学校の定期テストだけに

限った話ではありません。

学校のテストでは

提出物をこなせば

平均以上になることも少なくないです。

でも、

入試ではそうはいきません。

受験勉強では

自分だけの工夫、自分だけの努力

その差が出るからです。

いかに早く、最低限の課題を終わらせ、

その先に行くか。

提出の向こう側に行ってください。

 

志事すんぞ!

勝負の祝日 はまる瞬間

9月23日 うすぐもりの福島伊達

秋分の日、と聞いて

お墓参りだと思う人もいれば、

昼と夜が12時間ずつになるという人もいる。

なにに気づくかは

その人の過ごし方次第。

さて、勝負の祝日 はまる瞬間、の話

今日は祝日ですので、

学童や小学生は無し。

定期テスト=入試前ですので

中学生だけが通常授業です。

15時からの6時間勝負。

どんどん進めてください。

 

勉強はやらなければならないもの、

ではあるけれど

勉強をしなくても

生きていけるっちゃ生きていける。

やった方がいい、くらいなのかな。

昔の人に言わせれば、

畑仕事もしないで

本ばかり読みくさって、なんて

言われることもある贅沢品かもしれない。

 

まぁ、現代の資本主義下においては

有用な能力の一つとして

知識があるので

やっぱり勉強は大事なんですけど、

にしても

勉強を最優先にできる人ばかりではない。

 

だから勉強にはまる瞬間が

その子を変えるんだろうな。

はまる瞬間は

人によって違う。

英語なのか数学なのか

教科が影響するかもしれない。

難しい問題を解いた時かもしれない。

簡単な問題でも理解した時かもしれない。

たったの1問かもしれないし、

100問解いた後かもしれない。

10分後かもしれないし、

10日後かもしれない。

うれしい思いかもしれないし、

悔しい思いかもしれない。

内発的な動機かもしれないし、

外発的な変化かもしれない。

中学生の時までに訪れてくれるのが

その後の受験には有利だけど、

高校から先にだって

変化のチャンスはある。

 

一つだけ言えることは

はまると

楽しいぜ、ってことだ。

今回の定期テスト対策で

はまった人が出てくれた。

うれしいぜ。

志事すんぞ!

残り3日の過ごし方の違い

9月22日 晴れの福島伊達

八月の御所グラウンド

万城目学 文藝春秋

京都が生んだ、やさしい奇跡

幻のような出会いが生んだ

感動のドラマ2篇

女子全国高校駅伝と

お盆に行われる草野球大会を、

京都という舞台に表している。

空想の世界なのに、

あたかも現実であるかのように

錯覚させられるのは、

万城目学の力なんだろうな。

お盆の草野球大会の話には、

戦時下で野球を、

いや青春を楽しめなかった

少なくない犠牲者への鎮魂と、

平凡な日常を

(じいさんたちのくだらない張り合いも含めて)

送ることのできる平和について

あらためて噛み締める気持ちとを感じた。

さて、残り3日の過ごし方の違い、の話

定期テストまで残り3日となれば

勉強が苦手な子でも

それなりに勉強時間が増えます。

だからといって

点数にはね返るかというと

そう甘くはありません。

だって、

やっていることが違いますから。

 

3週間の準備期間は

どの子にも平等ですが、

過ごし方が違います。

勉強から逃げる人は

今ごろになって

ようやく提出物に書き出すわけです。

しかも

丸付けをして正しい答えを書いて終わり。

やり直しをする時間もありません。

本人は勉強をしたつもりでしょうけれど、

できないことを

できるようにするのが

勉強ですから

途中で終わっていることになります。

もったいない。

 

すでに提出物が終わっている人は

ボーナスステージです。

初めて見る問題で実力を確認。

その上で出来なかった問題に絞って

類題を解きまくる。

テスト範囲内の入試問題で

難しい問題にも挑戦。

今一度基本に戻って

漢字や英単語の穴を埋める。

あれもこれもできます。

 

その差が

定期テストの得点の差、

であり

入試本番への準備の差、

になります。

定期テストに対する準備を

どんどん良くすることが

次に待ち構える

高校入試の準備、さらには

大学入試をはじめとする

勉強に対する耐性へと

繋がっていくと思います。

 

志事すんぞ!

 

勝負の土日! なんだけど

9月20日 曇り空の福島伊達

いよいよ秋めいてきました。

勉強に最適な秋です。

といいつつ

この時期に舞う花粉もあるので、

自分としては嫌な季節です。

さて、勝負の土日! なんだけど、の話

テスト前最後の土日

定期テスト=入試ですから

大事な追い込みとなります。

提出物をやった時に見つけた

自分の出来ない所を

潰していってください。

 

そんな大事な時間なんですけど、

部活によっては

この土日に新人戦があります。

この”部活によって”が曲者で

今日の所もあれば、

来月の所もあるんです。

部活によって大きく違うので、

学習機会に差が出てきそうです。

後ろにあるから有利とも言えません。

その分練習時間が増えたり、

練習試合が入ったりしますから。

 

以前はどの部活動も

同じ時期に新人戦が行われていました。

学校によって

定期テストの時期が違うので、

それはそれで大変でしたが、

今は”部活動によって”違っています。

どうしてだろう。

また、平日ではなく土日の開催というのも

違っている点です。

部活動が学校の取り組みではなく

地域クラブ化している影響なんでしょうか。

指導者が平日だと参加できないから、

土日の開催になった?

 

自分の好きなことは

一生懸命がんばれ。

だけど、

好きなことをやるためにも

テストの前くらいは

勉強に専念できる環境を整えて

テスト対策に集中してほしい、

と思っています。

ですが、部活動のスケジュールが

定期テストを無視して

組まれるとなると

本人、ご家庭の時間管理が

問われることになりそうです。

 

志事すんぞ!

賃金100万円アップ?!

9月19日 晴れの福島伊達

世界陸上に出ている井戸選手、

福島の企業に所属しているんですね。

世界で6位、すげえな。

さて、賃金100万円アップ?!、の話

自民党総裁選が行われます。

候補者のお一人が

2030年までに

賃金を平均100万円アップさせると

述べておりました。

どうやるんでしょう。

まさか、

税金で100万円を

給付してくれるんでしょうか。

 

まぁ、そんなことは

無いわけでして。

だとしたら、

政府にできることは

取ることを制限するとなります。

①消費税の減税

②社会保険料の軽減

③所得控除の上限引き上げ

④住民税の引き下げ

素人考えで、こうした政策が考えられますけど

どれを実行されるつもりなのか。

 

え?何もしないで

ただ民間企業に賃金引き上げを強制するの?

100万円上げるって

今の平均給与額が350万円だったら

3割アップでしょ。

そしたら売り上げだって

それに伴ってあげなきゃいけない。

じゃあ販売価格を2~3割上げるわけでしょ。

政府は賃金上げるだけで

税収が増えるんだから

上げろ上げろでいいけどさ。

どうやって上げるか、

上げるために努力する企業への支援とか

そこまでパッケージにしてほしいな。

 

賃金の100万円アップ、

という数字が欲しいんじゃない。

民衆が欲しいのは

生活が豊かになっている実感、

まっとうに仕事すれば

それなりに暮らせる幸せ、です。

100万円上がるから

消費税で9万円

社会保険料で20万円

(さらに企業も20万円負担増)

住民税で10万円

そこから所得税も徴収して

税収アップだ。

くらいにしか考えてないのかな。

 

100万円の賃金が上がっても

手元に残るのは半分。

そうじゃないんだよ。

手元に残るものなんだよ。

さあ、氏はどうやって実現するのか。

 

志事すんぞ!

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