〒960-0782 福島県伊達市梁川町字中町42-3

伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

連絡先

トップページ > 白雲館日誌 > 渡邉巖

増加する塾の倒産

10月9日 曇りの福島伊達

レモン彗星なるものが

今月、見られるとか。

一生に一度の天体ショー。

はやく天気が良くなってほしい。

さて、増加する塾の倒産、の話

今年、塾の倒産が増加している、と

ニュースで報じられた。

同じ業界にいるものとして

考えさせられます。

 

高校生の時から、

家庭教師を経験して、

大学卒業後に塾業界へ。

独立開業して

20年が経とうとしています。

開業した時は、

6人の塾生でした。

バイトをしながら

数年をしのぎました。

いつ潰れるかわからない、

そんな危機感しかありませんでした。

 

今は、その時よりは

塾生も増えました。

教室も増えました。

学童も始めました。

それでも

危機感しかありません。

 

少子化、入試の低倍率化、

なにより

頑張らなくてもいいんじゃね?

という風潮が

塾業界を厳しくさせています。

 

だからといって

勉強する人が絶滅したわけじゃない。

入試を突破する力を

身に付けたい人はいます。

それに応えていくだけです。

 

倒産された同業の多くは

まじめに授業を提供して

どうにか時流を乗り越えようとして

それでも力尽きてしまったんだろうな。

きっといろんな理由があります。

様々な問題もあったでしょう。

じゃあ、

自分の所はどうなのか、

省みて、改善するしかないわな。

あ、もちろん中には、

そりゃ倒産しちゃうよね、

という所もありますが。

 

生き残るために、

がんばろ。

志事すんぞ!

 

自分史上最高の更新

10月8日 曇りの福島伊達

今年初の春菊。

さっと茹でてマヨネーズで食べる。

うまい。

さて、自分史上最高の更新、の話

2学期中間テストの結果が出てきてます。

各教科の点数、平均点、順位が

個人成績表となって

配られています。

中1は2回目のテスト。

多くの子が点数を下げたものの

順位はアップとなりました。

 

うれしいんですが、

そりゃそうだよね、と思う所も。

だって、

塾生は勉強してますもの。

提出物を2回転するだけで

そこそこの点数が取れるし、

人によっては

塾のテキストをこなしているんですから、

定期テストの問題だと

塾に来ていない人、

勉強をしていない人より

断然有利ですよね。

 

中1ならば、必然の結果、ですが

中3となるとちょっと違う。

だって受験生です。

みんな勉強するんです。

そんな中でも

前回よりも30、40、50点とアップすれば

順位もそれに引っ張られて

自分史上最高を更新。

おめでとう!

 

どの学年でも、

頑張る人と頑張らない人の差が

以前よりも

大きく開いているように感じます。

頑張らなくても高校に行ける

低倍率。

授業料の無償化による

私立高校の人気。

進学できさえすればいいという

近視眼的で刹那的な選択が

どこまで通用するのか。

 

まぁ、うちの子たちが

頑張る塾生が

夢を叶えてくれるように

自分史上最高を目指して

応援していくだけです。

 

志事すんぞ!

 

ワークライフバランス

10月7日 曇りの福島伊達

近くで猪が出たそうですね。

山間の街ですから、

いても不思議はないですが、

街中で出るのは困りもの。

子どもたちの登下校が心配です。

さて、ワークライフバランス、の話

先日、自民党総裁になった

女性議員さんがインタビューにおいて

ワークライフバランスを無視して

活動していく、と発言したことで

波紋が広がっている。

 

そりゃあ一国を背負っていくとなれば

責任を感じてがんばるぞ!

となるでしょうね。

氏も、あなたにやれ、とは

言ってないわけで。

言葉だけをあげつらって

意図を汲んでいないのは

聞き手読み手の能力の低さだと思います。

 

ワークライフバランス、

大事ですよ。

仕事のためだけに

生きているわけじゃないし、

他に大事な何かがあってもいい。

家族だったり、趣味だったり

優先順位はひとそれぞれ。

 

だからさ、

仕事を第一にする、っていう人がいても

とやかく言う必要はないと思うんだ。

仕事だけじゃなくて、

部活動にしたって、

勉強にしたって、

何事か成し遂げよう、と思えば

バランスなんて言ってられない、

専念することも必要です。

 

ダルビッシュいわく

土、日の休みが消え。

夏休みが消え。

冬休みが消え。

友達が遊んでる時に練習してた。

だから今がある

 

そういう

頑張り時、っていうのが

誰しもある。

そういうことなんじゃないかな。

女の国会 新川帆立 幻冬舎

10月6日 雲の多い福島伊達

土曜日は商工会青年部主催の

ソフトボール大会でした。

100名を超える児童が参加。

例年、豚汁をふるまっていますが

人手が足りないということで、

急遽、お手伝い。

災害時に使う鍋の使用手順を再確認。

さて、女の国会 新川帆立 幻冬舎、の話

女の国会 新川帆立

国会のマドンナが自殺した。

敵対する野党第一党の女性代議士が

真相を探りはじめる。

男性の比率が高く、

女性の活躍が難しいとされる政治の世界。

そんな中でも、

志高く国民のために動く女性の国会議員。

いや、今作品に出てくる代議士だけでなく、

秘書も新聞記者も女性たち

一人ひとりに焦点があたる。

仕事だけでなく、

それぞれの人生を

女性の視点から描かれている。

 

女性に視点を置いた

政治をテーマにした1冊。

政治を舞台にしたミステリー、ですが

結末は、なるほど

そっちか、とうなりました。

 

奇しくも昨日、

自民党総裁選において

初の女性総裁が選ばれました。

順当にいけば、

本邦初の女性の総理大臣となります。

思想の偏り云々はさておいて、

女性であるがゆえに

氏が感じてきたであろう壁、

いわゆるガラスの天井が

数多くあったと思います。

今回、その天井のガラスを

打ち破ったわけですから、

後進のためにも

スッキリ綺麗に

取り払っていただければ。

 

仕事の良し悪しに

性差は関係ないでしょう。

ただ、向き不向きはあります。

そうした

諸々踏まえて

不要な壁を取り払い、

ギャップに支援を講じる

そんな総理大臣になっていただきたいです。

一日の重み

10月3日 晴れの福島伊達

最近、眠れないんですよ。

時間は取れてるけど、

眠りが浅く、回復してない感じ。

これはきっと

加齢だな。

さて、一日の重み、の話

勉強ができるようになるには

1日も休まず勉強することが大事。

逆に

勉強ができなくなるためには

勉強をしない日を1日作るだけでいい。

 

たった1日で変わらないよ、

と思うかもしれない。

だけど

そのたった1日にできてしまう差。

その差を埋めるには

どれだけの労力が必要だろう。

 

1日100問解くことを課題としている

AくんとBくんがいて

Aくんは毎日解いたけど

Bくんは週に一日休んだとする。

1週間で100問の差

1ヶ月で400問の差

1年間で4800問の差

その差は簡単に追いつけない。

たった1日

されど1日。

軽いように見えて

重い1日の差。

 

あなたは

差をつける人になるのか、

差をつけられる人になるのか。

今、あなたの選択にかかっている。

 

志事すんぞ!

レベルアップの結果

10月2日 晴れの福島伊達

文化祭に向けた練習が始まったようです。

みんな浮かれています。

楽しいのは分かるけど、

やるべきことから

目を背けないように。

さて、レベルアップの結果、の話

期末テストの結果が返ってきてます。

今回は中3がいい感じです。

部活動も終わって、

本格的な受験勉強に突入。

それによって

勉強のレベルアップを

感じることができた塾生が多くいました。

それが

結果の数値によく出ています。

 

20点、30点、40点、

なかには50点アップが

複数人いるんですもの。

そうした変化が見られた塾生たちは

前回のテスト対策よりも

いい勉強ができた人たちです。

学校の提出物を早く終わらせた人。

提出物を2回転終わらせた人。

学校のテキスト以外に挑戦した人。

それぞれのレベルアップが、

点数を押し上げました。

反対に

勉強のレベルが変わらなかった人は

点数も変わらないんですよね。

 

RPGのゲームだと

経験値をためることで

レベルアップしていきます。

経験値を上げるには

敵を倒していくわけですが、

勉強の場合、敵とはなんでしょう。

テキストの問題ですよね。

問題を解かないと、

問題をたくさん解かないと、

レベルは上がりません。

同じ敵を倒し続けても

レベルは上がりません。

より強い敵を倒さないと。

簡単な問題ばかりではなく、

難しい問題に挑戦しないと。

 

レベルアップすると音楽がなります。

残念ながら、

実生活ではレベルアップの音楽は

鳴りませんが、

テストの結果、数値で

レベルアップを知る所となります。

みんなはまだまだ変わります。

もっともっと

レベルを上げていきましょう♪

勉強もゲームも

仕組みは似たようなものです。

ゲームで学んだことを

勉強に活かしてみましょ。

 

志事すんぞ!

過去問の取り組み方

9月30日 晴れの福島伊達

花粉が舞っているせいでしょうか、

肌の調子は悪いわ、

眠りは浅いわ。

はやく冬になれ。

さて、過去問の取り組み方、の話

定期テストが終わった中3受験生は

実力テストや新教研に向けて

過去問に取り組んでいます。

実際に入試に近い出題傾向で

自分の力を試せるので

たくさん解いてください。

と思っていますが、

取り組み方が効果的じゃない人もいます。

今日は過去問の取り組み方について

お話しします。

 

まず、全部の問題を50分使って

解き切ろうとしている人を見ますが、

点数にはね返るまで

相当の労力と時間を要します。

それよりも

解く範囲を絞って

短い時間で

似たような問題をたくさん解くこと

を考えてください。

例えば

関数の問題を15分で解き切る練習

理科や社会の出題範囲を絞って取り組む練習

古文だけ挑戦する練習

のように、

ある程度範囲を絞って

似た傾向の問題をたくさん解くほうが

解き方のコツをつかみやすいはずです。

 

また、同じ問題を何度か解く、のも

効果的です。

同じ問題をすこし時間を開けて

目標点数に達するまで挑戦すると

復習にもなるはずです。

 

それから、練習なんだから

分からない問題、

できない問題については

調べながらやるのもいいです。

ただし、

調べる時間を区切ること、

できれば同じテキストで調べること。

だらだらと調べずに

時間を限ることで

読む力も上がります。

同じテキストを使うことで、

調べやすく、定着もよくなります。

 

校外模試が練習試合だとしたら、

過去問を解くのは

実戦形式の練習であり、

弱点対策の練習です。

シュートだけの練習

ノックによる特守

レシーブだけの練習

そうした部分的な特訓と考えて

過去問に取り組んでみてはどうでしょうか。

 

志事すんぞ!

 

無言の帰宅

9月29日 晴れの福島伊達

午前中は雨が降ったけど、

午後から秋晴れ。

さて、無言の帰宅、の話

夜哭烏 羽州ぼろ鳶組②

今村翔吾 祥伝社文庫

江戸時代の火消しをテーマにした

シリーズものです。

今村先生の本は

地の分が長くなくて、

心地よく入ってくるので読みやすい。

 

子どもたちにも読んでほしいけど、

まだ難しいかな。

今の子、時代劇なんて知らないから

下地がないもんな。

え?漫画になってるの?

買おうかな。

とにかく、子どもたちにも

触れやすくしておけば

入りやすいですからね。

 

先日、Xで

「無言の帰宅」が通じない、という

話を目にしました。

直接的な表現ではなく

婉曲的に真実を告げるパターンが

通用しなくなっている、と。

悲しいシーンが

別な意味に捉えられてしまっては

台無しですよね。

 

文字に触れる

文に触れる、

文章に触れる、

文学に触れる、

その時々に応じて

必要な語彙が増えていくはずです。

表面的な字面、ではなく

文意が捉えられるようになるには

時間と経験が必要です。

 

書物だけでなく、

テレビだって、映画だって、

美術館だって博物館だって、

言葉の世界の下地になる

ありとあらゆる経験が、

子どもたちには必要な

栄養素となります。

中でも一番効果があると言われるのは

「対話」だそうです。

 

志事すんぞ!

テスト直結型プリント

9月26日 夏に戻った福島伊達

30度近い暑さとなりました。

外は暑いんですけど、

風は秋だな。

さて、テスト直結型プリント、の話

定期テストも終わったので、

気づいた点について

ちょっとご注意いただきたいと思い

ブログに書きます。

最初に学校や担当の先生に対する

批判ではないことを断っておきます。

 

「このプリントから出すって」

塾生がもってきたプリントがあります。

テスト範囲の勉強になるので、

何度も反復させて

できれば満点を目指して取り組みます。

こうしたテスト直結型のプリントは

勉強が苦手な生徒でも取り組みやすく、

成果も出やすいため、

学習意欲を高める効果があります。

 

一方で、件のプリントをやるだけで

高得点が取れてしまうと、

それしかやらない、

それしかできない、

といった練習不足や

活用力の低下が懸念されます。

本来であれば、

学校の提出物、そのほかのテキスト

辞書や地図帳や資料集を駆使して

身に付けるべき得点力を、

プリント一枚で取らせるわけですから、

今この時は良い結果だとしても、

今後に役立つ力であるかは

別な話となります。

 

こうしたテスト直結型のプリントで

テスト対策させる先生を

たまにお見かけします。

苦しいんだろうな、と

思ってしまいます。

勉強をしない生徒たちに、

どうにか点数を取らせたい、と

苦肉の策として

テスト直結型のプリントを

作らざる得ないのでしょう。

 

与えられた課題は

徹底してやります。

だからといって

それだけで勉強が終わりになってしまうのは

定期テストで身に付けるべき力

今後の受験勉強や資格試験に必要な

自分を高める経験を

奪うことになります。

テスト直結のプリントは

勉強の一つ、であって

勉強のすべて、ではないと

気づいてください。

 

間違っても

楽して点数を取れて得だ、

などと

思い違いはしてほしくないです。

志事すんぞ!

実技4教科のペーパーテスト

9月25日 曇り空の福島伊達

今日明日が定期テスト

「できました」の声で

帰ってきた子。

だって、やったもの。

さて、実技4教科のペーパーテスト、の話

定期テスト=入試、と

何度も繰り返していますが、

なにも5教科に限った話ではありません。

実技4教科のペーパーテストも

実は重要になってきます。

 

現在の福島県立高校の入試では

入試当日の5教科250点満点のテスト

だけでなく

評定による点数化が

合否に影響します。

各学年の9教科の評定を合計したものが

入試の際に点数化されるからです。

しかも

実技4教科については

評定が倍になるんですよ!

5教科25点+4教科20点×2=65点

65点×3年分=195点です。

 

評定平均5の人は満点の195点

評定平均4の人は156点

その差39点

この差を当日のテストで埋めるのは

相当難しいです。

受験する高校を2つ3つ下げないと

安心できないかも。

 

5教科の勉強さえやればいい?

仮に5教科の評定が4

実技4教科の評定が2だと

3年間の点数は108です。

5教科の評定が3

実技4教科も評定が3だと

3年間の点数は117です。

5教科の評定が2

実技4教科の評定が4だと

3年間の点数は126となります。

 

実技4教科

侮ることなかれ。

しっかり対策を。

志事すんぞ!

白雲館日誌

月別投稿一覧

更新情報を配信しています!

  • feed
  • follow us in feedly

RSSはRSSフィードというソフトを利用すると
 更新記事を配信してくれる機能です。

このページの先頭へ