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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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新教研10月号 準備がすべて

10月11日 雨が降り出しそうな福島伊達

ここ数日、体調を崩している塾生が多い。

急に涼しくなったり、

文化祭の準備で無理をしたりと

体に負担があるのかな。

さて、新教研10月号 準備がすべて、の話

今日は中3受験生対象の

新教研10月号となります。

今回の結果を塾の三者懇談の資料とします。

さて、どんな結果となるのか。

といいつつ

不安が的中しそうで

気が重いのです。

 

というのも

結果は準備で決まるからです。

定期テストでは

過去最高を連発してくれました。

勉強時間が増え、

勉強の内容が充実し、

学習の量と質の両面から

レベルアップしてくれた塾生が

増えたからです。

ですが

新教研の対策はどうか、と

問われれば、

正直、まだまだ至らないのが本音です。

準備の甘さが結果に出る、と

何度も伝えていますが、

痛感することになるのでは。

 

まぁ、手痛い失敗から

人は学ぶわけで、

誰しもが通る道です。

志事すんぞ!

真似る力

10月10日 秋空の福島伊達

今日は10月10日です。

昭和の人間にとっては

休日感があります。

ちなみに令和7年は

昭和100年にあたるので

今日は

昭和100年10月10日だそうです。

さて、真似する力、の話

先生の物まねをする生徒は

クラスの人気者でしたよね。

うまく特徴や口調を掴んで

そっくりにまねる。

懐かしい先生のお顔が浮かびます。

この真似する力は

勉強にとって大事な要素になります。

 

幼児期は

大人のまねごとをして

言葉を覚え、

社会生活に必要な

衣食住のルールを身に付けます。

学童期に入ると

音としての言語から

文字としての言語習得期に移り、

仮名や漢字を覚えていきます。

また、同じ形、違う形という

図形の認識であったり、

いぬ、野菜、職業といった

言葉の分類も複雑になる中、

同じ、似ている、違う、といった

判断をしていきます。

これもまた

特徴を掴む=まねる、が

成せる行動だと考えます。

 

中学生になると

学習内容が複雑になっていきますが、

そこでも

真似る力は活かされていきます。

方程式を解くまでの手順、であったり

英語の文法を確認事項に倣ったり

上手な作文を参考にしたり、

あらゆるところで

真似る力が必要です。

 

それぞれの発達段階に合わせて、

真似る力が必要な課題があります。

その時々で練習し、

クリアをしていくことで、

学習が進んだ時に習得しやすくなります。

逆もまたしかり。

ちゃんと身に付けないから

苦労しているな、と

見受けられる人もいます。

 

武道の世界では

守破離、という言葉がありますが

それこそ

初心者は型を守る、

手本を忠実に身に付けることが

求められます。

真似る、守る、その力は

独学で身に付けるのは

なかなか難しいぞ、と思うのです。

大人の確認、先達の指導が

上達を加速させるのは、

そうした理由があると思いました。

 

志事すんぞ!

増加する塾の倒産

10月9日 曇りの福島伊達

レモン彗星なるものが

今月、見られるとか。

一生に一度の天体ショー。

はやく天気が良くなってほしい。

さて、増加する塾の倒産、の話

今年、塾の倒産が増加している、と

ニュースで報じられた。

同じ業界にいるものとして

考えさせられます。

 

高校生の時から、

家庭教師を経験して、

大学卒業後に塾業界へ。

独立開業して

20年が経とうとしています。

開業した時は、

6人の塾生でした。

バイトをしながら

数年をしのぎました。

いつ潰れるかわからない、

そんな危機感しかありませんでした。

 

今は、その時よりは

塾生も増えました。

教室も増えました。

学童も始めました。

それでも

危機感しかありません。

 

少子化、入試の低倍率化、

なにより

頑張らなくてもいいんじゃね?

という風潮が

塾業界を厳しくさせています。

 

だからといって

勉強する人が絶滅したわけじゃない。

入試を突破する力を

身に付けたい人はいます。

それに応えていくだけです。

 

倒産された同業の多くは

まじめに授業を提供して

どうにか時流を乗り越えようとして

それでも力尽きてしまったんだろうな。

きっといろんな理由があります。

様々な問題もあったでしょう。

じゃあ、

自分の所はどうなのか、

省みて、改善するしかないわな。

あ、もちろん中には、

そりゃ倒産しちゃうよね、

という所もありますが。

 

生き残るために、

がんばろ。

志事すんぞ!

 

自分史上最高の更新

10月8日 曇りの福島伊達

今年初の春菊。

さっと茹でてマヨネーズで食べる。

うまい。

さて、自分史上最高の更新、の話

2学期中間テストの結果が出てきてます。

各教科の点数、平均点、順位が

個人成績表となって

配られています。

中1は2回目のテスト。

多くの子が点数を下げたものの

順位はアップとなりました。

 

うれしいんですが、

そりゃそうだよね、と思う所も。

だって、

塾生は勉強してますもの。

提出物を2回転するだけで

そこそこの点数が取れるし、

人によっては

塾のテキストをこなしているんですから、

定期テストの問題だと

塾に来ていない人、

勉強をしていない人より

断然有利ですよね。

 

中1ならば、必然の結果、ですが

中3となるとちょっと違う。

だって受験生です。

みんな勉強するんです。

そんな中でも

前回よりも30、40、50点とアップすれば

順位もそれに引っ張られて

自分史上最高を更新。

おめでとう!

 

どの学年でも、

頑張る人と頑張らない人の差が

以前よりも

大きく開いているように感じます。

頑張らなくても高校に行ける

低倍率。

授業料の無償化による

私立高校の人気。

進学できさえすればいいという

近視眼的で刹那的な選択が

どこまで通用するのか。

 

まぁ、うちの子たちが

頑張る塾生が

夢を叶えてくれるように

自分史上最高を目指して

応援していくだけです。

 

志事すんぞ!

 

ワークライフバランス

10月7日 曇りの福島伊達

近くで猪が出たそうですね。

山間の街ですから、

いても不思議はないですが、

街中で出るのは困りもの。

子どもたちの登下校が心配です。

さて、ワークライフバランス、の話

先日、自民党総裁になった

女性議員さんがインタビューにおいて

ワークライフバランスを無視して

活動していく、と発言したことで

波紋が広がっている。

 

そりゃあ一国を背負っていくとなれば

責任を感じてがんばるぞ!

となるでしょうね。

氏も、あなたにやれ、とは

言ってないわけで。

言葉だけをあげつらって

意図を汲んでいないのは

聞き手読み手の能力の低さだと思います。

 

ワークライフバランス、

大事ですよ。

仕事のためだけに

生きているわけじゃないし、

他に大事な何かがあってもいい。

家族だったり、趣味だったり

優先順位はひとそれぞれ。

 

だからさ、

仕事を第一にする、っていう人がいても

とやかく言う必要はないと思うんだ。

仕事だけじゃなくて、

部活動にしたって、

勉強にしたって、

何事か成し遂げよう、と思えば

バランスなんて言ってられない、

専念することも必要です。

 

ダルビッシュいわく

土、日の休みが消え。

夏休みが消え。

冬休みが消え。

友達が遊んでる時に練習してた。

だから今がある

 

そういう

頑張り時、っていうのが

誰しもある。

そういうことなんじゃないかな。

女の国会 新川帆立 幻冬舎

10月6日 雲の多い福島伊達

土曜日は商工会青年部主催の

ソフトボール大会でした。

100名を超える児童が参加。

例年、豚汁をふるまっていますが

人手が足りないということで、

急遽、お手伝い。

災害時に使う鍋の使用手順を再確認。

さて、女の国会 新川帆立 幻冬舎、の話

女の国会 新川帆立

国会のマドンナが自殺した。

敵対する野党第一党の女性代議士が

真相を探りはじめる。

男性の比率が高く、

女性の活躍が難しいとされる政治の世界。

そんな中でも、

志高く国民のために動く女性の国会議員。

いや、今作品に出てくる代議士だけでなく、

秘書も新聞記者も女性たち

一人ひとりに焦点があたる。

仕事だけでなく、

それぞれの人生を

女性の視点から描かれている。

 

女性に視点を置いた

政治をテーマにした1冊。

政治を舞台にしたミステリー、ですが

結末は、なるほど

そっちか、とうなりました。

 

奇しくも昨日、

自民党総裁選において

初の女性総裁が選ばれました。

順当にいけば、

本邦初の女性の総理大臣となります。

思想の偏り云々はさておいて、

女性であるがゆえに

氏が感じてきたであろう壁、

いわゆるガラスの天井が

数多くあったと思います。

今回、その天井のガラスを

打ち破ったわけですから、

後進のためにも

スッキリ綺麗に

取り払っていただければ。

 

仕事の良し悪しに

性差は関係ないでしょう。

ただ、向き不向きはあります。

そうした

諸々踏まえて

不要な壁を取り払い、

ギャップに支援を講じる

そんな総理大臣になっていただきたいです。

一日の重み

10月3日 晴れの福島伊達

最近、眠れないんですよ。

時間は取れてるけど、

眠りが浅く、回復してない感じ。

これはきっと

加齢だな。

さて、一日の重み、の話

勉強ができるようになるには

1日も休まず勉強することが大事。

逆に

勉強ができなくなるためには

勉強をしない日を1日作るだけでいい。

 

たった1日で変わらないよ、

と思うかもしれない。

だけど

そのたった1日にできてしまう差。

その差を埋めるには

どれだけの労力が必要だろう。

 

1日100問解くことを課題としている

AくんとBくんがいて

Aくんは毎日解いたけど

Bくんは週に一日休んだとする。

1週間で100問の差

1ヶ月で400問の差

1年間で4800問の差

その差は簡単に追いつけない。

たった1日

されど1日。

軽いように見えて

重い1日の差。

 

あなたは

差をつける人になるのか、

差をつけられる人になるのか。

今、あなたの選択にかかっている。

 

志事すんぞ!

レベルアップの結果

10月2日 晴れの福島伊達

文化祭に向けた練習が始まったようです。

みんな浮かれています。

楽しいのは分かるけど、

やるべきことから

目を背けないように。

さて、レベルアップの結果、の話

期末テストの結果が返ってきてます。

今回は中3がいい感じです。

部活動も終わって、

本格的な受験勉強に突入。

それによって

勉強のレベルアップを

感じることができた塾生が多くいました。

それが

結果の数値によく出ています。

 

20点、30点、40点、

なかには50点アップが

複数人いるんですもの。

そうした変化が見られた塾生たちは

前回のテスト対策よりも

いい勉強ができた人たちです。

学校の提出物を早く終わらせた人。

提出物を2回転終わらせた人。

学校のテキスト以外に挑戦した人。

それぞれのレベルアップが、

点数を押し上げました。

反対に

勉強のレベルが変わらなかった人は

点数も変わらないんですよね。

 

RPGのゲームだと

経験値をためることで

レベルアップしていきます。

経験値を上げるには

敵を倒していくわけですが、

勉強の場合、敵とはなんでしょう。

テキストの問題ですよね。

問題を解かないと、

問題をたくさん解かないと、

レベルは上がりません。

同じ敵を倒し続けても

レベルは上がりません。

より強い敵を倒さないと。

簡単な問題ばかりではなく、

難しい問題に挑戦しないと。

 

レベルアップすると音楽がなります。

残念ながら、

実生活ではレベルアップの音楽は

鳴りませんが、

テストの結果、数値で

レベルアップを知る所となります。

みんなはまだまだ変わります。

もっともっと

レベルを上げていきましょう♪

勉強もゲームも

仕組みは似たようなものです。

ゲームで学んだことを

勉強に活かしてみましょ。

 

志事すんぞ!

過去問の取り組み方

9月30日 晴れの福島伊達

花粉が舞っているせいでしょうか、

肌の調子は悪いわ、

眠りは浅いわ。

はやく冬になれ。

さて、過去問の取り組み方、の話

定期テストが終わった中3受験生は

実力テストや新教研に向けて

過去問に取り組んでいます。

実際に入試に近い出題傾向で

自分の力を試せるので

たくさん解いてください。

と思っていますが、

取り組み方が効果的じゃない人もいます。

今日は過去問の取り組み方について

お話しします。

 

まず、全部の問題を50分使って

解き切ろうとしている人を見ますが、

点数にはね返るまで

相当の労力と時間を要します。

それよりも

解く範囲を絞って

短い時間で

似たような問題をたくさん解くこと

を考えてください。

例えば

関数の問題を15分で解き切る練習

理科や社会の出題範囲を絞って取り組む練習

古文だけ挑戦する練習

のように、

ある程度範囲を絞って

似た傾向の問題をたくさん解くほうが

解き方のコツをつかみやすいはずです。

 

また、同じ問題を何度か解く、のも

効果的です。

同じ問題をすこし時間を開けて

目標点数に達するまで挑戦すると

復習にもなるはずです。

 

それから、練習なんだから

分からない問題、

できない問題については

調べながらやるのもいいです。

ただし、

調べる時間を区切ること、

できれば同じテキストで調べること。

だらだらと調べずに

時間を限ることで

読む力も上がります。

同じテキストを使うことで、

調べやすく、定着もよくなります。

 

校外模試が練習試合だとしたら、

過去問を解くのは

実戦形式の練習であり、

弱点対策の練習です。

シュートだけの練習

ノックによる特守

レシーブだけの練習

そうした部分的な特訓と考えて

過去問に取り組んでみてはどうでしょうか。

 

志事すんぞ!

 

無言の帰宅

9月29日 晴れの福島伊達

午前中は雨が降ったけど、

午後から秋晴れ。

さて、無言の帰宅、の話

夜哭烏 羽州ぼろ鳶組②

今村翔吾 祥伝社文庫

江戸時代の火消しをテーマにした

シリーズものです。

今村先生の本は

地の分が長くなくて、

心地よく入ってくるので読みやすい。

 

子どもたちにも読んでほしいけど、

まだ難しいかな。

今の子、時代劇なんて知らないから

下地がないもんな。

え?漫画になってるの?

買おうかな。

とにかく、子どもたちにも

触れやすくしておけば

入りやすいですからね。

 

先日、Xで

「無言の帰宅」が通じない、という

話を目にしました。

直接的な表現ではなく

婉曲的に真実を告げるパターンが

通用しなくなっている、と。

悲しいシーンが

別な意味に捉えられてしまっては

台無しですよね。

 

文字に触れる

文に触れる、

文章に触れる、

文学に触れる、

その時々に応じて

必要な語彙が増えていくはずです。

表面的な字面、ではなく

文意が捉えられるようになるには

時間と経験が必要です。

 

書物だけでなく、

テレビだって、映画だって、

美術館だって博物館だって、

言葉の世界の下地になる

ありとあらゆる経験が、

子どもたちには必要な

栄養素となります。

中でも一番効果があると言われるのは

「対話」だそうです。

 

志事すんぞ!

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