食料品の消費税0%だと
投稿日:2025年7月10日
7月10日 肌寒い福島伊達
昨日までとはうってかわって
涼しい福島です。
やませの影響ということですが、
ときどきでいいから
この涼しさがほしいです。
さて、食料品の消費税0%だと、の話
参議院議員選挙の公約を見てみますと
給付金やら減税やら
いろいろ聞かれますが、
もし食料品の消費税がなくなったら
本当に暮らしはよくなるのでしょうか。
消費税が社会保障費の財源になっている、
のだとしたら
高齢者が増えて、
団塊ジュニアが高齢者になった時に
もっともっと増えるんだから、
財源を減らしても大丈夫なのか
不安に思えてきます。
また、輸出企業には
消費税を払っているのに、
輸出で消費税をもらっていないから、
消費税の還付を受けます。
それと同じ理屈ならば、
仕入れで消費税を払った小売業者は
消費者から消費税を受け取ってないから
還付金を受け取るのでしょうか?
仮に、食料品を買う消費者だけでなく、
食料品の仕入れにかかる消費税も0%にしたなら
生産者さんが種や肥料、農機具を買う際に
かかった消費税はだれが負担するのか?
もしくは農家さんに還付があるのか?
消費者という立場だと
消費税減税を手放しで喜べますが、
別な立場だと
違って見えてきます。
飲食店が大変になる、とか
生産者が大変になる、とか
社会報償費がもたない、とか。
どうするのが正解なのか、
もはや分からなくなります。
最後は
選択なんだろうな。
どこかの痛みを知りつつ
それ以上の効果に期待して。
いやいや難しい。
志事すんぞ!
- «前ページ