〒960-0782 福島県伊達市梁川町字中町42-3

伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

連絡先

トップページ > 白雲館日誌

日本語は美しい

小雨が降った福島伊達

明日も雨が降るらしい。

来週はいよいよ

雪の予報。

雪は嫌いではない。

真っ白な雪が

風景を非日常に変える。

喧騒に静寂を与える。

ちょっとだけ待ち遠しい。

 

さて、昨日は国語の授業。

入試問題の演習をしながら

説明文を読むと、

日常では触れることのない文章によって

子どもたちの心に

何かを感じてくれることを望むことがあります。

昨日は「日本語は美しい」と語る

リービ英雄の文章でした。

彼は日本語のもつ美しさを

話し言葉にではなく、

書き言葉にこそ感じると語っていました。

縦書きの、

漢字仮名混じりの文に。

また、漢字を使うのか、

仮名を使うのか、といった文字の選択に

語彙だけにとどまらない

日本語の豊かさを感じるそうです。

 

自分も毎日ブログを書いていますが、

日本語が美しいと感じることはありません。

横書きだから、とかではなく

文字の選択も、無意識だからです。

普段の生活の中で、

意識していないことに気付かされるとき、

発見があります。

知的好奇心が刺激され、

面白いと思います。

 

リービ英雄の気付きは、

感性の鋭さから得られたものなのか、

多文化に触れることができた環境によるものか、は

測りかねますが、

塾生が国語の文章を通して

他者の視点を持つことができれば、

世界が違って見えてくると思います。

 

国語で点数を取る、ことが

塾の国語の授業に課せられた使命ですが、

国語を学ぶ、ということが

点数を取ることだけを

目的にしてほしくはないな、と

思います。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

数字マジック

曇り空の福島伊達

感染拡大が続き、

今日の福島県の感染者は17人。

少なくない方が感染をしています。

伊達市でも数か月前は0人だったのに、

あれよあれよという間に

20人に迫る勢い。

感染抑止の基本の徹底が

有効だと考えます。

 

さて、各塾が明示している数字には

責任があると考えています。

チラシやホームページ、

ブログもSNSも含めて

表に出した数字は

消費者が塾や講師を判断するための

材料になるからです。

合格者数のような、

指導力の目安になりそうなものならば

なおさらです。

大手の塾による

合格者数の水増しの疑いは

業界全体の信用に関わると考えます。

高校や大学に合格した人数が

受験が終わると

チラシや広告、HPで見られます。

では、どの合格を塾の実績とするのか、

その線引きの違いによって、

数字が変動するわけです。

通常ですと

一定期間、塾の授業を受けた塾生の合格を

合格者数としてカウントするはずです。

ところが、塾の中には

体験授業を受けただけの生徒や

もぎテストを受けに来ただけの生徒まで

合格者に数える塾もあるわけです。

そうなると、

変なことも起きてきます。

ある地区のすべての塾でうたっている

トップ校の合格者数を合わせると

定員を超えてしまうなんてことも。

ダブルスクールもあるでしょうけど、

少ないはずなんですけどね。

 

志学白雲館では

通常授業を受けた受験生だけをカウントしています。

私立高校に関しては

進学者だけではなく、合格者数全体です。

まぁ、地域の塾で数字をごまかしても、

誰が、どこの塾に通ってるか、

そして、どこに進学したかも分かるので、

無意味どころか、

笑われますが。

 

一方で、塾を選ぶ消費者も

気を付けてほしいことがあります。

それは、

見かけの数字に惑わされない

リテラシーも問われているということです。

例えば、合格者数でいえば、

そりゃ母数の大きい大手の方が

多いはずです。

選抜テストがあるような塾の方が

多いはずです。

指導者の質が高いのか、

生徒さんの素質が溢れてたのか。

合格者数を教室数で割ってみると

印象が変わるかもしれません。

同様に、

それぞれの塾が示している

費用や時間、特典も

比較して見てほしいと思います。

 

一見お得に見える数字

一見すごそうに見える数字

そこには

数字マジックがあるかもしれません。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

県立高校普通科のコース制

夕暮れ時の福島伊達

はす向かいのお花屋さんには

クリスマスツリーが飾ってあって、

イルミネーションが

点滅しています。

年末の雰囲気を感じさせてくれます。

それにしても、

昨日の夜は寒かった!

外気が0度、からのマイナス。

路面凍結に注意して

運転気をつけないとですね。

 

さて、福島県教育委員会の発表によりますと

高校の普通科にコース制の導入を検討していると

報じられました。

2022(令和四)年度から2023年度にかけて、

県立高校18校の普通科に

医学、保健・医療、教員養成、福祉の

4コースを設け、

職業観や基礎的な知識を高めることを目的としている。

 

県北地区で見てみますと

医学コースは福島

保健医療コースは橘

教員養成コースは橘と福島東

それぞれ設置が考えられています。

 

早い段階で希望の進路に近づき、

目標を叶える準備を進めようという

意図が伺えます。

医療や福祉など

人的資源の不足から

中山間地の医療は切迫しています。

少しでも、課題の解消につながるように

準備を進めることは

大事なことだと考えます。

 

ただ、入学時点での希望の進路や目標が

変わる場合もあろうかと思われます。

その時はどうなるのでしょうか。

医学コースだったけど、

理学工学に興味を持った。

逆に高校に入ってから

医学部に行きたいと考えるようになった。

そんな生徒にも柔軟に対応するのか。

 

また、これらのコースに入る場合、

入試の段階で差をつけるのかも

見えてこないところです。

福島高校の普通科、での選抜だけでなく

医学コースの選抜となれば、

コースでの難化は考えられます。

 

なんにせよ、

県教委は統廃合、コース制と

制度改革を行っています。

私たちも

その変革に対応していかなければと

思うところです。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

時期をうかがう

今日も暖かい福島伊達

元メジャーリーガーの新庄

トライアウト受けたの?

しかもタイムリー打ったって。

48歳でしょ。

すごいなぁ。

体が動くとかじゃなくて、

挑戦したことがすごい!

現役復帰したら面白いなぁ。

 

さて、昨日もまた

残念な話を聞いてしまった。

また、という言葉が

日常になってきている気がします。

コロナが憎いなぁ。

コロナさえなければ、

普通の1年であったならば、

今年もがんばったな、と

ホッと胸をなでおろす

ちょっとあわただしい年末であったでしょうに。

 

でも、今は

苦渋の決断を下したとしても、

また再起できると信じています。

また再開するタイミングが

きっとくると思っていますから。

 

誰にも見通せない事態です。

そんな時には

一時撤退したとしても、

体制を整えて

時期をうかがうのも手。

誰も悪くない、

頑張った結果の後退であれば、

次も応援してもらえるはずです。

今は、虎視眈々と

機会をうかがってください。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

卒塾生が来るたびに

10℃超える福島伊達

このくらいの気温だと

部屋の温まりが早いですね。

里にはまだ雪が降らないので、

冬の実感がまだわきません。

そろそろ

雪が見られるのでしょうか。

 

さて、卒塾していった教え子から

突然の連絡。

「塾に顔出していいですか?」と。

ときどき、

こうしたうれしい訪問があります。

もちろんもちろん。

時間が許す限り、

できるだけ合うようにしています。

 

どうしたのかなと思ったら、

見知らぬ方もご一緒でした。

「入籍しました」のご報告。

うれしいね。

わざわざ顔を出してくれるだけでも

十分うれしいのに、

大切な伴侶を連れて、

報告までしてもらえるんだから。

15年、梁川に塾を出してから、

多くの卒業生を出すことができました。

それぞれが

それぞれの人生を歩んでくれていると

思ってはいますが、

たった数年の関りにもかかわらず、

こうして節目のあいさつが聞けるなんて、

ほんとに、ありがたいことです。

お二人には、

末永くお幸せに過ごしてほしいと願うばかりです。

 

こうして卒業生と会うたびに、

地域の塾のあり方を考えます。

地域の方に対して、

教育が、塾が、できる事は何か。

世の中には色々な塾があります。

考え方が違う塾もあります。

それも一つのあり方でしょうし、

ニーズに応えているのならば

それもまた、存在意義です。

私は、教育は第一次産業だと考えています。

農業のように、土地に根差し、

地域のことを考え、

子どもたちを育むものだと。

教えたら終わりではなく、

学んだ子が、大人になり、

また次世代を育むものだと。

「次の世代のために何ができているか」

1年1年、

毎年違う塾生と時間を過ごしてはいても

伝えていかなければいけないことは

変わりません。

1年1年、

毎年同じような授業であっても、

去年よりもより良い授業に

変えていかなければなりません。

塾生が塾を離れても

成長していくように、

塾も、自分も

塾生に負けぬように

成長していかないと、と

思わされます。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

勉強したくないならば

ちょっと温かいかな福島伊達

はやぶさから宇宙の砂が

オーストラリアに届けられましたね。

日本宇宙工学の叡智の結晶のようなものです。

この砂から

またたくさんのことが

明らかになっていくのかと思うと

楽しみで仕方ありません。

そしてこの偉業に、

福島県内の企業が関わっていると聞くと

宇宙が身近に感じられます。

 

さて、今日の話は

厳しいと感じるかもしれません。

決して厳しくもなんともないのですが、

15歳ならば

自分で判断し行動できると思いますので、

あえて現実のお話をします。

 

勉強したくないならば、

進学校はやめるべきです。

進学校とは、

大学進学を視野に入れた学校と考えてください。

今後、県北地区では

福島、橘、福島東、福島西が

大学進学を目指す高校として

進学指導拠点校、進学指導重点校として

力を入れる計画で進んでいます。

その他の高校・学科で

大学進学ができないわけではありませんが

大学入試を視野に入れた学習をする学校、と

いうことになります。

現在でも、上記の学校では

大学進学を目指す指導が行われています。

 

福島、橘、福島東、福島西に行ったとすれば、

大学入試を目指した勉強をします。

今やっている受験勉強を

3年間続ける学校、と考えてください。

そう考えると、

今やっている受験勉強をしたくないならば、

これから先の3年間、

学習に没頭することが出来ましょうか。

 

定期テストの総合得点7割程度で

学年順位の3割に入れて

満足してしまっているなら、

もっと難しく、より広範囲に渡る

大学入試は

勝てないんだよ。

 

だって、部活動で例えるならば、

高校入試は地区大会のようなものだけど、

大学入試は

いきなり全国大会だもの。

厳しい?

そうだよ。

大学入試、それほど甘くないよ。

勉強しない人は

容赦なく落とされるよ。

倍率見てごらん

3倍4倍当たり前。

10倍20倍もざらなんだよ。

 

勉強が楽しくて楽しくて仕方ない

なんて人がいないのは百も承知。

それでも、やらないと!と

覚悟した人が

大学進学を目指しているんだよ。

覚悟が出来ていないなら、

進学校は苦しいよ。

 

だけどね、

勉強は苦しいことばかりじゃないよ。

自分が変わっていく楽しさ、

知らなかった世界が見える楽しさ、

出来る事が増える楽しさ、

書き切れないほどの楽しさが学びにはあるよ。

覚悟が決まれば、

後は近づくのみさ。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

具体例は要りません

一日寒い福島伊達

雪がないだけまだましか。

今日は新教研でした。

テスト監督の間、

自分は授業の準備やら

講習の準備やら事務仕事やら

もろもろもろもろ、、、

がんばろ、と思ったのですが、

全部は無理ですわ。

全身しただけ良しとしましょう。

自己採点を見てみると

今回は自己最高更新が少ないかな。

得意教科を取り切れなかったか。

平均も下がりそうだけど、

悔しそうな顔をしているので、

次はリベンジですね。

さて、この時期の授業では、

教科書の単元は仕上げに入り、

半分は問題演習です。

そして、この時期

受講生の様子を見ながら

足りないと思われる能力アップを目指します。

今年は国語の説明文を要約する、

という課題に取り組んでいます。

 

文章を読む力といいますか

文章を理解するといいますか、

木を見て森を見ず、

みたいなところがあるので

要旨を理解するためにも

要約をさせてみようと思うのです。

 

まずは、

各段落の大事だと思う文に

線を引かせるところから。

最初はどうしても

たくさん引いてしまいがちですね。

特に、なぜかだか、

具体例にまで引いてしまう子が多い。

う~ん。

理解しやすい部分だからだろうか。

本当に大事な部分が

理解できていないのだとすれば、

答えも的外れになりますわな。

ま、ちょっと続けてみましょ。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

「大変なんだ」

雪が降ったらしい福島伊達

まだこの目には見ていないので、

実感はないものの、

気象台の発表によると、

例年よりも遅れての降雪とのこと。

ふもとで暮らす人間にとって、

雪はない方がいいんだけど、

雪によって生きる方もいる。

同じ雪を見ていても、

感じ方は違うものですが、

それでも

雪の美しさに心動かされるものです。

 

さて、今日は短めに。

いろいろ大変なことがあります。

大変な理由にも色々あります。

理由が自分以外にある場合もあれば、

自分自身にある場合も。

「大変なんだ」

自分のことではないのだけど、

両方の理由による大変さを

見聞きしました。

もし、もしも

自分だったらと考えてしまいました。

 

頑張るしかないよな。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

努力を認める

いよいよ冬の寒さの福島伊達

昨夜は福島市で刺傷事件がありましたね。

老人の犯行でしたが、

動機が生活音とのこと。

普段の生活では意識されにくい音。

自分が当たり前に出している音が、

他人にとって不快迷惑であることも、

考えないとですね。

まぁ、刃物を振り回す方が

当然悪質ですけどね。

 

さて、今週末は新教研。

受験生たちは三者懇談を終えて

自学に励んでいるところです。

自学を進める中で、

入試問題の過去問を解いている塾生が

うれしい報告をくれるのです。

「(50点中)43点でしたよ」

春先から入塾してくれた塾生で

秋から段々と自学に来るようになりました。

志望校を考えると、

あと一歩、頑張りが足りない感じ。

ですが、

やっぱり行きたい気持ちが強いのでしょう、

少しずつ結果を出していきました。

 

最初は目標に遠く及ばなかったのですが、

今は8割を超えるようになってきました。

なにも特別なことはしていません。

基本のテキストと入試問題を繰り返すだけです。

毎回、点数の報告を聞きながら、

弱点分野の指摘をし

「テキストのここやってみ」と

アドバイスをするくらい。

 

そして

自己最高を更新するたびに、

「うん」と目を見て強くうなづく。

褒める、ではなく

自己最高の努力を認める、

そんな感じ。

そうすると、

はにかんで笑うんですよ。

うれしそうな、

ほこらしげな顔を見るのは

この仕事の幸せです。

 

いつか、いや、

もうすぐ塾を離れる時が来ます。

その先、

自分で自分を向上させられるように

褒められるからやる、ではなく

自分の歴史を塗り替える楽しさを

知ってほしいと思っています。

誰かがいつも、手助けしてくれるから

向上していったのだとしたら、

その手助けが無くなった時に

困るだけです。

 

自分で自分を変えられることができれば、

この先も

どんどん成長していってくれる、

そう思います。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

補助輪

穏やかな福島伊達

GoToがいろいろ言われていますね。

年齢や基礎疾患による制限とか、

感染拡大地域への移動、

感染拡大地域からの移動の制限とか。

1波2波とは違う季節要因もあります。

感染抑止を取るか、

経済を取るか、

なんにせよ最善を尽くすしかないのですが、

その間も、最前線で勉励されている

医療関係者の皆さんには

頭が下がります。

 

さて、学校の成績が優秀じゃないと

入れない塾ではないので、

今まさに頑張っているけれど

成績が良くない子もいます。

そういった子たちを見ていると

必ずしも努力していない訳ではないんですよね。

どこに違いがあるのか見ていると、

あることに気付くのです。

「どこまでで勉強したというか」

が違うのです。

実は両者の差が、

ほんのあと少しの努力の差でしかないのです。

1枚のプリントなり、

2Pくらいの問題なりを演習して、

〇✖を付けるのは一緒です。

間違いを正しい答えに書き直すのも同じ。

でもそこからが違うのです。

 

何が悪かったか、

なぜ出来なかったか、

そして、

出来るようにするには何をすべきか、

を一度考えます。

さらに、

できなかった問題を

できるようになるまで繰り返すのです。

この差、たったこれだけの差です。

 

問題を解き終えると、

別な問題を解こうとするのは、

悪いことではないのですが、

答え直しをしただけ

できるようになるほど甘くはないのです。

ちゃんと問題を解けるようになった、

その確認をして勉強した、と

点数が取れている人たちは捉えています。

 

勉強が苦手な子たちと

一緒に勉強できる時は、

そのあと一歩まで手伝うようにしています。

一人だとどうしても疎かにしがちな、

再挑戦の部分までを促します。

いわば、補助輪みたいなものです。

目標は自分で自分を向上させること、ですから

あくまで、自走できるまでの間ですが。

大丈夫、

自転車だって乗れるようになるんです。

勉強だって、

一人でできるようになりますよ。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

白雲館日誌

月別投稿一覧

塾の案内

コース紹介

入塾の流れ

はくうんかん児童クラブ

更新情報を配信しています!

  • feed
  • follow us in feedly

RSSはRSSフィードというソフトを利用すると
 更新記事を配信してくれる機能です。

このページの先頭へ