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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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消費税率増、避けられぬ景気悪化か

消費税率が上がりました。

いよいよ10%です。

志学白雲館、はくうんかん児童クラブでも

税率が変わったことで

月謝も変わりました。

HPの掲載情報も昨日変えました。

今月末のおしらせする11月分の月謝等、

これから入塾、入所される方の費用から

10%の消費税が適用となります。

さて、今回の税率改訂によって、

景気の落ち込みが予想されるため、

政府はさまざまな手立てを取っています。

買い物の仕方によっては

以前よりもお得なこともあるようですが、

そんなのまやかしです。

 

今後、消費税率の増加による買い控え、

オリンピックと大阪万博の終了によって、

景気の悪化は避けられないでしょう。

 

この増税によって、

何が変わるのか。

幼保無償化が実現します。

それによって、

子育て世代の支援につながっていきます。

そうした理想は良いものだと思いますが、

増税の前に

できることがあったのではないでしょうか。

一般会計、特別会計といった

支出の見直しです。

増税によって、税収が増えても、

歳出がザルなら

焼け石に水ですから。

 

家計や企業の経営も同じだとすれば、

今何を準備しておくべきか。

2%の支出増よりも、

家計の無駄、経費の無駄を削減したほうが

より良いと思うのです。

もちろん、

収入アップや売上増を図ることもあわせて。

 

景気悪化を見据えて、

なんらかの行動をしていくしかないですね。

私どもも経費削減を図りました。

宣伝広告費を抑えるために

電話帳の広告を止めました。

最近は、電話帳よりも

HPを検索される方のほうが多いですからね。

年間数万円でしかありませんが、

それだって

ちり積もって山となるですから。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

できると思ったときほど穴がある

油断するな、なんて言っても

自分が油断してるかどうかなんて

気づけないことのほうがほとんどです。

自分を見てても

油断してたな、と後で思うこともあります。

テストの対策を見てても、

油断しまくりのように感じることがあります。

授業ではできていることがあります。

(俺できんじゃね?!)

さらに反復練習を乗り越えて、

合格点を取ってくるようになって

手ごたえがあるぞ!

なんて時ほど穴があったりします。

初見の問題だと、

思ったほどできていなかったりします。

 

できると思っていても、

それは単に

できない問題にぶつかっていないだけ

かもしれないのです。

 

まだまだ自分には勉強が足りないと思って、

いろいろ取り組んで初めて、

意外とできたかも、

と思えるものです。

 

学校の提出物が終わっったことで

テスト勉強が終わった、

と思う人はそこまでのレベルだと思うのです。

提出物すらやらない人は論外ですし、

それよりはいいですが、

提出物の勉強が終わったからといって、

できるようになっているわけではありません。

再挑戦をしたり、

別なテキストで同じような問題を解いたり、

できることはまだまだ、

それこそ幾らでもあります。

 

今日からのテストで、

結果が出てきます。

そこで、

自分の油断に気づくはずです。

 

最大の時間をとるようになってきた子は増えました。

最高の取り組みにも挑戦してください。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

ラグビー日本代表は何故勝てたのか

土曜日、ラグビーW杯を観戦しました。

日本対アイルランド。

世界ランキングでいえば、

9位と2位ですから

ジャイアントキリングが難しいといわれる

ラグビーにおいて

日本は難しい戦いになることが予想されました。

ファーストトライを奪われ、

アイルランドの実力を見せ付けられましたが、

最後は、ご存知の通り

19-12の大金星をおさめました。

思わず手をたたいて喜びました。

 

ラグビー日本代表は何故勝てたのか。

経験の差、体格の差があるにもかかわらず。

日本代表は、

スクラムを組むときの足の角度まで気をつけて

力が逃げないようにしたそうです。

また、タックルでも

2人がかりで止める方法をとりました。

 

相手が世界一のチームだろうが、

勝つために自分たちは何をするか、

勝利を追い求めたからこその結果だったということです。

最初からあきらめたら、

勝てるはずもありません。

 

そもそも、ジャイアントキリングが起きにくくても

強ければ勝てるわけです。

強くなろうとする気持ちこそが、

日本代表の持つ武器だったといえます。

 

勉強でも

「無理」だとか

「できない」だとか

「めんどうくさい」だとか

御託を並べる人がおりますが、

そういう人ほど

そもそも勉強していない。

 

逆に何が何でも点数を取りたい

順位をあげたい、

志望校に合格したい、

という人は

やりまくっています。

 

今はどちらも力が足りなくても、

結果は歴然。

それも当然。

 

塾生たちにも、

ラグビー日本代表を見習った

勝ちへのこだわりった行動を

とれるようになってほしいですね。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

筆算のときに定規を使うべきか論争

筆算で線を定規で引かせることに対して

ネット上で論争になっております。

ことの発端は、

小学校の先生が、

筆算をする際に定規を使わず線を引いた子どもに

やり直しをさせたのはおかしい、

というものからでした。

ネットでは、

「定規なんて使わなくてもいい」

「そんなことを強要するから算数嫌いになる」

という意見が多数を占めていました。

 

やり直しをさせるほどのことではない、と

思いますが、

定規を使わせたいという

先生の意図も汲むことができます。

 

定規を使って真っ直ぐ線が引けますか?

当たり前じゃん!

バカにしてんのか!

と怒られそうですが、

いつ、どうやってできるようになりましたか?

明確に、答えることができる人は

ほとんどいないと思います。

おそらく、いつの間にか、です。

 

算数の授業だけでなく

事あるごとに定規を使ったから

いつの間にか、できるようになったわけです。

使ってこなかったら

できないものです。

 

大人になれば定規を使わなくなりますが、

子どもの一時期だったら

徹底して使わせる時期も必要かもしれません。

なぜなら

大人から見て当たり前にできるであろうことでも、

子どもにとっては未知の経験だからです。

無駄だと思われることも

すっ飛ばすわけにもいきません。

 

試しに、

お子さんに定規を使わせてみてください。

真っ直ぐ引けない、

長い線を引けない、

指定した長さで引けない、

おそい、

間違う、

かもしれません。

それだけ定規にまだ触れていないということです。

 

少しでも定規を使わせたい、

定規に慣れてほしい、

という気持ちがあるとすれば、

なぜ定規を使うのか、

使ったほうがいいのか、も

考えさせたいところです。

 

個人的な結論は

どっちでもいいけど、

使ったときのメリットもあるよね、です。

 

余談ですが、

オススメの定規は、

透明なプラスチックのものです。

手元が見えて書きやすいです。

インプット、アウトプット

昨日は社会の授業。

授業ですがテスト前ですので、

必要な用語の暗記大会でした。

問題演習をやりたい気持ちは分かるのですが、

ちょっと待て!

まだ早い!

 

材料がなければ料理はできません。

用語を頭に入れなければ、

問題なんて解けるわけはないんですよ!

暗記の時間をいかに確保するか、

意識が足りない人が多いですね。

理科や社会の用語を

頭にインプットするための勉強が

まずは必要です。

教科書を見ながら

テキストを埋める勉強をしている人もいますが、

それではぜんぜん足りません。

なぜなら

教科書→テキストに

言葉を書き写すだけだからです。

教科書→頭→テキスト

のようにまずは頭に入れないと!

そして

本当に頭に入っているかどうか、

アウトプットして確かめる。

 

理科や社会だけではなく、

英語もインプットからがいいと思っています。

英語が得意な子だと、

問題をいきなり解ける子もいます。

ですが、苦手な子にとっては

テキストの問題を見ても、

正しいこと答えを

言うことも難しい場合があります。

だったら、まずはインプット。

正しい答えを言えるようにしちゃいましょう。

そのあと、書く工程にレベルアップしましょう!

 

頭に入れるインプットの時間、

頭から出すアウトプットの時間が必要です。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

メメントモリ、終わりを思う

昨日ある訃報が飛び込んできました。

バブル時代に人気を博した予備校講師の訃報。

テレビでも取り上げられるほどの人気講師で、

大学入試に向けた受験生たちは

こぞってその予備校に通い、

人気講師の授業を受けたものでした。

その方は選挙に出るなど

講師業を離れていましたが、

報道で知る限りですが

晩年は苦しい生活だったとか。

ご冥福を心からお祈りします。

 

この一件を受けて考えさせられました。

同じ教育に携わるものとして、

自分とその方を重ねつつ

自分の未来を考えずにはいられません。

もちろん、バブルの頃とは

子供の数も経済の状況も

進学への意識も違います。

さらに大手予備校と地方の塾、

大学受験と高校受験といった対象も違っています。

また、講師に専念できる環境と

経営も考えなければ行けない立場にも

違いがあります。

 

だけどいつか訪れる終焉。

誰にも等しく与えられる終わり。

経済的に豊かであるのは望ましいですが、

安心して暮らし続けられることも

また望まれます。

今目の前のことに一生懸命取り組んでいます。

ほとんど塾のことしか頭にありません。

ですが、

もし、いま自分に何かがあったら、

もし、この先思いもかけないことが起きたら

そんなことが頭をよぎりました。

 

自分は日々をどう過ごすべきか。

日々問いながら

生きていこうと思います。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

【相談】幼児の文字教育について

今日も中学生は新人戦、

そして、小学生も陸上記録会があります。

晴天で風もあり、

悪くないコンディションですね。

ケガがありませんように。

居残り組もいますので、

梁川校はお昼から開けております。

まずは最大の時間の確保を目指してください。

 

さて、子どもの発達についてご相談を受けました。

お子さんは未就学児で

最近ひらがなを練習中。

習得までの時間がかかり過ぎるように感じると、

ご心配されていました。

保護者とすれば

少しでも早くと願うところだと思います。

運筆の点から書く作業は大事ですが、

文字を習得するまでには経験と時間を要します。

ですので、

お応えするとしたら、

焦らずゆっくりいきましょう、です。

 

言語教育には段階があります。

聞く、話す、読む、書く

いわゆる4技能とよばれるものですが、

これらの中にも、それぞれ細かい段階があります。

 

書く技能の習得をするためにも

その前の段階である

聞く、話す、読むの経験を積んでいくことが

その後の言葉の力に影響します。

特に、未就学時では特に読み聞かせが有効です。

 

本を読んであげる、わけですが

まずは絵本で、

言葉とイメージのつながりを

目で理解させること。

何度も同じ絵本をよむことで、

記憶力も向上します。

そして、徐々に文字への興味を促します。

まずは、ひらがなを読むこと。

ひらがなを組み合わせて

言葉を作ること。

そして、書くことにいければ。

 

書く練習をするのは悪いことではありませんが、

ひょっとしたら

何を書いているのかわからないまま

お手本を写している段階かもしれません。

「あ」という文字が「ア」という音であることを

理解して書くようになると

習得が早くなります。

ですので、文字を読む練習を

遊びながらたくさんできればと思うのです。

 

また、運筆、鉛筆やペンで線を描くのは

力の弱い幼児にとっては実は大変です。

体の発達、運動能力を促すと考えて、

文字でなくても

絵を描き、線を描いていってください。

そのとき、

できるだけ柔らかい書き味の

鉛筆やペン、クレヨンなどを使ってください。

大人が使うHBの鉛筆では

幼児にとって負担になります。

柔らかい書き味のもので、

たくさん書いていくほうが

身体能力の向上を図れます。

 

ここでは書ききれないこともありますが、

少しでもお役に立てればと思います。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

一人ひとりで変える勉強のやり方

今日から新人戦ですね。

ちょっと暑くなりましたが、

天気は良さそう。

がんばれ~。怪我すんなよ~。

 

高校野球は秋の大会、3位決定戦と決勝戦。

磐城高校が3位で東北大会に。

タラレバではあるけど、

福島東が磐城に勝ってたら、東北もあったな。

そして決勝戦は県北対決。

福島成蹊と学法福島。

聖光学院ではない決勝は久しぶり。

卒塾生が成蹊にいるので、

応援してましたが、9回裏にサヨナラ負け。

残念ですが、負ける経験も大事。

接戦を戦ったことも、これからの東北大会も、

経験として残ると思います。

 

新人戦があるため居残り組や中3は

午前中だけ、給食もなし、ということで

梁川校は早く開けました。

お昼過ぎには勉強してます。

よきよき。

「目の前にいる塾生の成績を上げたい」

と塾の先生なら誰しも思っていると思います。

でも、

どうやって成績を上げるかは、

その子によって変えています。

 

強権発動してやらせる場合もあるし、

「こうしたら伸びるよ」と

コーチをして待つ場合もあります。

どこで変えるのか、を言葉にしてみると

「今までの勉強歴」と

「これから積み上げる勉強歴」

を考えて変えています。

 

「今までの勉強歴」とは

小学生の頃から培った学習習慣や

中学生の定期テストを通じて得た

成功経験や失敗経験など。

どうやったら自分を高められるか、を

体験的にどれだけ習得しているか、です。

テキストをやるにしても、

ただ答えを写す愚策から、

いきなり書き込む勉強、

そこからノートに繰り返す勉強まで、

その子の学習経験、歴史によって

やるべき勉強法は変わります。

 

そして「これから積み上げる勉強歴」は

高校入試のためだけの勉強なのか、

大学入試や就職試験や資格試験に

役立つ勉強方法を

今のうちから身につけてほしいということです。

やらされる勉強では行き詰まります。

自分で計画を立てて、

自分の弱さに打ち克ちながら

目標を達成する力を

今から身につけてほしいのです。

 

一人ひとりが、

今の自分からどう変わっていくか、

高めていくか、

一人ひとりに

やり方が変わっていくのは当然だと思うのです。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

 

 

いろいろ教材会社さんはあるけれど

久しぶりに本屋に行けました

本屋さんは大好きなので、

入り浸りたいのですが、

なかなか時間がとれず。

先日ブログでも書いたのですが、

児童文学を読んでみようかな、と思って

大きな本屋さんを見てみたのですが、

コレジャナイ感が。

絵本は充実してますが、

児童文学のジャンルはほとんどなくて、

ライトノベルのような話題ばかり。

次は図書館に行ってみようと思います。

 

さて、先週教材会社さんの営業の方が来られました。

うちに来る営業の方は、

自分のところの教材を売ろうというよりも、

塾に有益な情報を提供するために勉強し、

質問に答えようとしてくれる方ばかりです。

 

今回は、教科書改訂の話や

大学入試の変化について

たくさん教えてもらいました。

大学入試の変化は気になるところで、

自分たちも勉強が必要だし、

対策を練らないとと感じます。

 

例えば、英語のテストが民間テストの結果で

点数換算されたり、

受験資格になったり、

はたまた、全く考慮されなかったり。

 

英検やGTECを受験させるにしても、

英語力をつけるための指標なのか、

むしろ今からできる受験対策なのか、によって

受験すべきかどうか

どのくらい時間をかけるか、が

その受験生によって変わってきます。

例えば、明治大学では

出願条件にCEFRのB1かつ1980点以上が

求められています。

出願条件です。

ですが、取得から2年間有効ですので、

2年生のうちに取得すれば、

3年生なったら別な教科の学習に

時間をまわすこともできます。

 

さらにいえば、

今通っている中学生や小学生に

民間の英語検定への挑戦を

どう位置づけるかも

教えていかないと。

高校生になっていきなり

検定に挑戦するのではなく

大学受験を考えるのであれば、

今から準備をしている意識を。

 

白雲館で何ができるのか、

いまから考えないと。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

児童文学や絵本に触れる意味

森はな著「じろはったん」アリス館

を読みました。

地域の方が学童の子たちにと

お薦めしてくださった1冊です。

久しぶりに児童文学に触れました。

「じろはったん」の舞台は

戦中戦後の兵庫県但馬。

主人公であるじろはったんこと次郎八は

おそらく発達の遅れが見られる人。

幼馴染の友人に招集がかかり、

戦地で命を落としてしまったことが

理解できないじろはったんは、

何とか文字を覚え

木の葉に手紙を書き

海に流して友人のために送りました。

 

戦時下の辛い生活の様子、

障碍者と地域社会のあたたかい共生、

そして、

会えない人を思う気持ちが書かれていました。

 

子ども向けの絵本や文学とはいえ、

そこから学ぶことは多いと

改めて思いました。

 

今小学4年生は

「ごんぎつね」を勉強しています。

代表的な教材ですので、

何度も読んでいるはずなのに、

その時々に思うことが違っているのです。

人の(きつねの)思いはすれ違うものです。

思っていないことが伝わって、

思っていることは伝わらない。

そして、

すれ違いからの悲劇、

取り返しがつかない出来事に

心が締め付けられる気持ちになります。

 

子どもが読むための本ではありますが

背後にあるテーマは深遠なものです。

大人だからといって

理解できているか、というと

そうはいかない場合があります。

かといって、

子どもが理解できないかというと

そうでもありません。

説明まではできずとも、

感じることはできます。

心に感性の種が蓄えられ、

自分の感じたことを

自分の言葉で説明できる時がきます。

児童文学や絵本は

人生の感じ方の種を

育んでいると思うのです。

 

ちょっと図書館にって、

もっと児童文学を読んでみようかな。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

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