数字マジック
投稿日:2020年12月11日
曇り空の福島伊達
感染拡大が続き、
今日の福島県の感染者は17人。
少なくない方が感染をしています。
伊達市でも数か月前は0人だったのに、
あれよあれよという間に
20人に迫る勢い。
感染抑止の基本の徹底が
有効だと考えます。
さて、各塾が明示している数字には
責任があると考えています。
チラシやホームページ、
ブログもSNSも含めて
表に出した数字は
消費者が塾や講師を判断するための
材料になるからです。
合格者数のような、
指導力の目安になりそうなものならば
なおさらです。
大手の塾による
合格者数の水増しの疑いは
業界全体の信用に関わると考えます。
高校や大学に合格した人数が
受験が終わると
チラシや広告、HPで見られます。
では、どの合格を塾の実績とするのか、
その線引きの違いによって、
数字が変動するわけです。
通常ですと
一定期間、塾の授業を受けた塾生の合格を
合格者数としてカウントするはずです。
ところが、塾の中には
体験授業を受けただけの生徒や
もぎテストを受けに来ただけの生徒まで
合格者に数える塾もあるわけです。
そうなると、
変なことも起きてきます。
ある地区のすべての塾でうたっている
トップ校の合格者数を合わせると
定員を超えてしまうなんてことも。
ダブルスクールもあるでしょうけど、
少ないはずなんですけどね。
志学白雲館では
通常授業を受けた受験生だけをカウントしています。
私立高校に関しては
進学者だけではなく、合格者数全体です。
まぁ、地域の塾で数字をごまかしても、
誰が、どこの塾に通ってるか、
そして、どこに進学したかも分かるので、
無意味どころか、
笑われますが。
一方で、塾を選ぶ消費者も
気を付けてほしいことがあります。
それは、
見かけの数字に惑わされない
リテラシーも問われているということです。
例えば、合格者数でいえば、
そりゃ母数の大きい大手の方が
多いはずです。
選抜テストがあるような塾の方が
多いはずです。
指導者の質が高いのか、
生徒さんの素質が溢れてたのか。
合格者数を教室数で割ってみると
印象が変わるかもしれません。
同様に、
それぞれの塾が示している
費用や時間、特典も
比較して見てほしいと思います。
一見お得に見える数字
一見すごそうに見える数字
そこには
数字マジックがあるかもしれません。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪