投稿日:2020年10月7日
秋晴れの福島伊達
台風が近づいているという情報が。
今週末は新教研ですので
崩れないことを祈ります。
子どもたちが音読をしています。
清少納言の枕草子、おなじみの一節。
「秋は夕暮れ」と耳にして
外に目をやると、
すでに日が落ちつつありますね。
風情を感じます。

さて、昨日は地域の有志の方たちと
久しぶりに話す機会を設けてもらいました。
本当ならば、
このメンバーで
今年も食育のプログラムを実施するはずが、
春先のコロナ禍の影響で、
開催を見合わせることに。
来年は、やりたいと思います。
このメンバーと話していると、
多くのことに気づかされます。
特に、農家さんのお話には、
ミステリアスな部分もあって、
毎回ワクワクします。
今年は、モモが病気になったという話から、
モモだけでなく、
ナシもブドウも取れ高が良くなかったらしいですね。
でも、それは去年の段階からわかっていたと話すのです。
何でも、13年周期で、
不作の年があるらしいのです。
太陽の活動のせいなのか、
科学的なところは分かりませんが、
農家さんは長年の経験から
来年の動きを予想するそうです。
農作物も人間も、
自然界の一部。
感染症も心の風邪も、
自然によるのかもしれません。
どんなに文明が発達しても、
自然に上に成り立っていると考えれば、
畏敬の念を忘れている人間世界に対して
警告を発しているような気がしてなりません。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪
投稿日:2020年10月6日
晴れてきた福島伊達
伊達町で事件がおきたようで、
パトカーが動き回っていました。
犯人は薬物使用の疑い。
下校前に犯人逮捕となりましたが、
とりあえず小学校は集団下校。
集団下校の訓練も兼ねるそうで、
先生方の同伴がつくことになりました。
普段からの準備は必要ですね。
さて、高校生は入試が本格化。
現在、小論文対策を実施中。
試験までにネタ作りと考える練習をしています。
人文社会系の課題を考えていますが、
今回のお題は
「大統領制と議院内閣制、どちらがいいだろうか。」

日本では国会議員の中から
内閣総理大臣を指名する仕組みです。
選挙によってえらばれた国会議員とはいえ、
直接、行政の長を選んでいるわけではありません。
一方、大統領制は、
国民が選挙によって直接選ぶわけで、
民意を反映しやすいですが、
議会とのねじれも生じる恐れがあります。
その国ごとに歴史や文化的背景が違うので、
どちらが良い仕組みであるか、判断は難しいです。
仮に、いま日本で導入されたら、
ただの人気投票になってしまうのではないか、
という懸念も出てきます。
選挙には人気投票の面がないわけではないですが、
主義や思想や政治能力とは関係なしに
一時の国民の熱のようなもので
首相を選んでしまったとすれば、
民意の反映というよりは、
民度の反映になってしまいそうな気もする。
アメリカの大統領のように、
政治課題にスピード感をもってあたることができるのか。
某国大統領のように、
代替わりのたびに逮捕にいたるような
権力構造になるのか。
三権分立が強まり、
不公平や不正は起こりにくくなるのか。
色々な可能性が考えられる。
小論文では、
一つの答えがあるわけではない。
だけど、
論ずる以上、
その子が見ている課題が明らかになる。
その子の主義思想を変更しようという気はない。
だけど、
違う視点、違う考え方も示して
自信の考えを深める手助けをしていきたいですね。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪