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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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変わらない苦しみ

新教研11月号が返ってきました。

成績優秀者が増えた一方、

厳しい話もしなくてはいけない人もいます。

今のままではマズイ。

行きたい高校はあるのに、

成績が追いついていない。

努力を続けているのであれば、

ここからの伸びも期待できますが、

足りないと成績、努力を分かっているのに

自分の行動を変えないのはもっとマズイ。

 

理想の自分があるはずです。

3月の訪れるであろうゴールの姿もありますし、

受験勉強に対して取り組む姿勢にも。

理想に近づこうとするうちは成長していきます。

時間はかかっるかも知れませんが

それても確実に近づいていきます。

ですが、

何もしなければ、

変わることはありません。

近づくこともありません。

あなた自身が、行動が変わらなければ、

時間の経過と共に、

ますます苦しくなってしまうのです。

 

逃げるな。

安易に理想を下げるな。

 

大丈夫。

今までの受験生たちも同じように悩み、

自分を変えていって、

夢を叶えていったんだから、

あなたにできないはずはない。

 

県立高校入試まで

あと3ヶ月。

がんばれい!

宗教の力、言葉の力

学生時代の友人のご尊父の葬儀に参列しました。

教会で行なわれるミサの形式。

仏式の葬儀とは違っていました。

 

教会での葬儀を知らない人のため

式次第や賛美歌が書かれた冊子が配られました。

そこにはたくさんの聖書の言葉が記されていました。

たくさんの宗教があります。

宗教の派生にあるものは、生と死。

特に全ての人に関わる死についての

考え方は必ず触れなければならない。

死に臨む本人に対しても、

死者を弔う遺族に対しても、

宗教は言葉をかける。

その言葉の力が宗教の持つ力だと思うのです。

 

死に臨む方の恐れを除き、

悲し無為族の気持ちを和らげる信仰の力は、

どの宗教でも見られる。

キリスト教では、

主イエスの導きにより、

神のみ国へと旅立ち、

永遠の命を得る。

そう信じることで、

死に臨む人も遺族も

死を受け入れるようになる。

人は限りある存在であるからこそ、

永遠を求める。

教会やお墓が拠り所となるのは、

そこに永遠を感じるからであろう。

ここに来れば、御霊がある、と思える。

肉体は朽ちても、

存在を再確認できる。

だからこそ、

宗教ごとに象徴的な施設や儀礼があるのだと思う。

 

とはいえ、

喪主を務める友人が見せる表情は、

いつもの顔ではあったが、

だけど無理をしてる目のように見えた。

彼を慰めるだけの言葉の力を

自分は持ち合わせていなかったが、

彼の悲しみを分かち合いたいと願うばかりだ。

小学生のうちに身につけたい学習習慣

先週の土曜日に学習発表会が行なわれました。

その振り替え休日で、

月曜日は朝から学童を開所。

学習活動の合間を縫って、

梁川町のパレオパークに。

屋内遊技場とフットサルコートがある施設。

土曜日や学校の長期休業の際に

よく連れて行きます。

私は外遊び担当。

フットサルを一緒にしますが、

足以外の部分が謎の筋肉痛を引き起こします。

 

勉強をする学童、学童教育を主眼としてますので、

学習活動も当然実施します。

今週はかんかんスラスラテストがありましたので

その対策が主な自学になります。

4年生にかんかんスラスラテストの結果を聞いてみると

90点以上で合格なのですが、

合格率は40%程度だったという話。

難しいとは言いませんが、

小4ともなると簡単でもありません。

 

小学生にこそ、

成果を意識した勉強を身につけてほしいと思います。

ドリルも必要です。

小学生はまだまだ書く力が弱いです。

文章が書けないとかではなく、

単に欠き続ける体力がないので、

ドリルによって反復しながら、

体力をつけることも必要です。

 

また、学年が上がるに連れて

質の向上を図ることも必要になります。

ドリルはやって終わりですが、

問題演習はできることが大事。

できなかった所を

できるようにして終える。

できたはずの所を

反復して確認する。

「できる」ことを意識した学習習慣を、

小学生のうちに身につけてほしいです。

塾の三者懇談はセカンドオピニオン

今週から学校で、

今週末は塾でも三者懇談が行われます。

どの高校を受けるか、が焦点ですが、

受験生の希望、学校や塾での意見、ご家庭の判断

それぞれが話し合いの材料になります。

 

学校の三者面談で、

私立高校の受験

県立高校の受験が主に話し合われます。

実力テストの点数を元にしながら、

受験の仕方や、今後の勉強法が話し合われますが、

ごく稀にではありますが、

それでいいのか、と思ってしまう面談もあります。

以前には、

地区内の高校を知らない先生もいました。

また、大学進学を希望する生徒に、

新学校ではない高校をすすめる先生も。

全ての先生が、良くないとは思ってませんし、

塾生本人の伝え方に非がないとは言いません。

ですので、

学校の面談だけでなく、

セカンドオピニオンとして

塾の面談もあると考えています。

塾で行なわれる三者懇談では

新教研テストを元に面談をしていきます。

実力テストは学校ごとの比較しかできないようですが、

新教研は県内の受験生との

力の判断ができます。

 

また、偏差値は一つの目安ですが、

それだけで判断するつもりはありません。

高校に入ってから、

その後の進路まで見て、

一番いい学校を選んでほしいと考えています。

高校によってはなりたい職業につけない、

大学進学に向いていない、

なんてこともありますから。

 

例えば、建築の仕事がしたい、と思っても、

大工さんになりたいのか、

大きな橋や高層ビルを造りたいのかによって、

進むべき進路は変わります。

車が好きだから自動車関連の仕事がしたい、でも、

自動車のセールスなのか、

自動車の整備なのか、

自動車のデザインなのか、

はたまたレーサーなのか、

選択によっては遠回りになってしまいます。

 

自分の進むべき道が示されたとき、

受験生は力を得ます。

やるしかない、と思えたとき

苦しくても、耐えることができます。

受験生の力になれるような、

面談にしたいとおもいます。

 

 

8割を積み重ねる

土日は私お休みでしたので、

友人たちのイベントに顔を出してきました。

伊達市や国見町の

料理店、お菓子屋さん、農家さんによるイベント。

食を通して、

地域の魅力を伝えるというもので、

多くのクリエイターさんも参加してました。

晩御飯は、そこで販売していた食材で

料理を作りました。

久しぶりの料理も楽しいものでした。

 

もちろん、家事もしなければなりません。

掃除や洗濯などもしますが、

そろそろ大掃除の時期。

気になっていた草取りなどを

一気にやってしまいました。

自分が望むピッカピカまではいきませんが、

8割できれば良しとしています。

 

8割できれば良し、は

勉強でも一つの目安になるとおもいます。

全部できるに越したことはないですが、

ある程度のスピードで

8割できたら次に進むほうが

効率がいいわけです。

 

残りの2割はどうするか、というと

2周目の課題としてしまうわけです。

1回で10割にしたとしても、

人間忘れるわけで、

復習は欠かせません。

2回3回と復習をすることを考えれば、

1回目は8割、

2回目は9割、

3回目で全部を目指したほうが、

着実にできるようになります。

 

期末テストも終わります。

ここから実践的な受験勉強に入ります。

福島県の入試問題には、

受験生の10%も解けないような

難問もあります。

そこに立ち向かう意気込みや良し。

ですが、その前に

正答率の高い問題を

確実に取りこぼさないことはもっと大事。

できる問題を増やしていくこと、

まずはそこからいきましょう。

 

”恐怖の”テスト対策

今日がテストの中学校。

さて、出来はどうだったでしょうか。

 

テストを解くという事は、

頭に入れた知識や技術を

外に出していくという事です。

ちゃんとアウトプットできたでしょうか。

テスト対策を見ていて感じるのは、

何人かの塾生は

明らかに「何の役にもたたない勉強」をしています。

学校の提出物を終わらせなければなりません。

だからといって、

テスト直前にやりはじめて、

間違ったから正しい答えを書きました、では

効果はほとんどありません。

 

2週間の時間、たった2週間の時間の中で、

インプットもアウトプットも繰り返さなければなりません。

塾生一人ひとりの学習状況にもよりますが、

インプットしなければ

アウトプットはできないと考えると

まずは道具を叩き込むこと。

用語を覚えたり、

公式ややり方を理解するのが第一です。

 

そのうえでアウトプットをする。

覚えたはずの用語や

理解したはずの公式を使いこなせるかは、

アウトプットしなければ分からりません。

 

そして、1人でアウトプットできない所を見つけ、

またインプットに戻り、

1人でアウトプットできるまで繰り返す。

そうすると、

やっとテストのときにも、

一人で解けるようになるわけです。

 

間に合わせの勉強で、

テストができるようになればいいですが、

いつかできなくなります。

そして、

間に合わせの勉強の仕方しか身につきません。

良い学習習慣と

そうでもない学習習慣があります。

テスト対策を通して、

どちらの習慣が身についたのでしょうか。

勉強したつもりで、

点数は上がらない上に、

良くない習慣しか身につかなかったとしたら、

恐怖です。

やってもやっても悪くなるわけですから。

 

入試を見据えた習得、

そして学習習慣を身につけるうえでも、

インプットの時間とアウトプットの時間が

テスト対策には必要です。

シャッター街と30年後の自分

時々、思ってしまうことがある。

昼間でもシャッターが閉まっている街並みを見て

30年前はどうだったんだろうか、

ということです。

そして、そこから

30年後の自分はどうなんだろうか、

ということも。

今日、山形県から学習塾を営む方が

学童の見学に来られた。

私どもよりも多い先生を抱える、

個人塾を営んでいる方でした。

すでに何十年も地域に根ざして

経営されていらっしゃるので、

子どもがいた時代もご存知なのだと思います。

ご自身の経験や地域での口コミもあるでしょうから

今は順調な経営をされてると思われます。

それでも、

これからのことを考えて、

学童事業を検討されているようでした。

 

すでにシャッターを閉めたお店も

昔は順調に営まれていたのだと思います。

それが、時代の流れや社会の変化によって、

また、ご自身の変化への対応の仕方によって、

今に至ったのだと思うのです。

 

昔よりも、今や未来がよりよいものでありたい、

と望んでいます。

テクノロジーが発達し、

昔は苦労したことも、

今なら時と場所を選ばず解決することもあります。

おそらく、時代の流れや社会の変化は

物事を効率化し、生産性を上げてきたはずです。

だとすれば、

自分自身が変化への対応を考え抜かなければ、

今以上の未来は訪れないという事です。

 

30年後、自分は老年。

その頃に、今と同じ動きはできそうにありません。

だとしたら、

今、自分は何をするべきか。

何をしておくべきか。

自分自身をどう変化させていくか、

動いていかないといけないと、と

追い立てられる気持ちがします。

 

中3の国語の教科書に、

石垣りんの「挨拶」が載っています。

そのなかに、

「明日の表情をさがすとき」とあります。

石垣さんは、平和へを希求し、

戦争を二度と起こしてはいけない、という思いで

詩を書かれていますが、

仕事をしていく上でも、

同じではないかと感じます。

 

今さえよければいい、ではなく

今以上に未来をどうするか、への

視点と行動が求められている気がします。

 

 

 

自分史上最高でいいんだよ

近隣の小学校では、

学期ごとに漢字と計算のテストが行なわれる。

学年ごとの統一のテストで、

90点が合格。

テスト2週間前から範囲表を配付。

クラスによっては、

対策のプリントが配られるが、

テストそのもののプリントではない模様。

 

90点が合格ラインとはいえ、

学年が上がるに連れて

一発で合格する児童は減っていくようです。

塾の授業の子達も、

学童の子達も、

この時期になると、

がんばんなきゃ、と張り切ってくれます。

 

そんな中、

今までで最高の結果を出してくれた児童が。

合格まではあと一歩届かなかったけれど、

その子にとっては過去最高。

その子の過去と、

今までの頑張りを見てきただけに、

自己満足ではありますが、

成長をうれしく思いました。

再テストでの合格目指してもう一回頑張るべね。

ドカベンの登場人物に

明訓高校の大平監督という人がいます。

大平監督はもともと数学の先生ですが、

勉強のコツと野球の上達との共通点を

野球部員たちに話す一節があります。

「一問ずつ確実に答えをだしていくだ。

さすればたとえ50点でも、

その50点は悔いのない50点だや。

そのうち100点とってるだや」と。

 

取ってきた点数は努力の指標ですが、

全ての人にとって同じ意味があるわけではありません。

今まで高得点だった人の50点と、

それまで取れていなかった人の50点と、

同じ意味だとは思えないのです。

 

先ほどの子も、

合格はできませんでしたが、

過去最高だったわけです。

自分史上最高だったわけです。

それで、まずはいいんだよ!

と、思うのです。

 

過去の自分と比べて、

前に進んでる、

上達してる、

がんばっている、

実感エネルギーになるからです。

 

中学生たちも、

期末テストに向けて勉強中。

自分史上最高を目指してがんばれい!

間違えたがる塾生

「難しい問題集はありますか?」

今期はまだないが、

よくある質問です。

学校のテキストでは物足りなくなる時が来ます。

問題集には意味があるからです。

基本をおさえ、反復するためには、

学校のテキストは悪くありません。

しかし、ある程度できるようになると、

それだと間違えないんです。

 

難しいテキストを求める子は、

間違える問題こそ、

成長のチャンスだと知っています。

自分ひとりでやって、

間違えないのであれば

それ以上の成長はないわけです。

不思議なことですが、

できるようになると、

間違えたくなるんです。

 

以前に、3冊くらいのテキストをやって、

やっと間違えるような子がいました。

その子が言うには、

「やっと間違った」だそうです。

変な話ですが、

うれしそうなんです。

 

ですから、問題集のそれぞれに意味があります。

難易度が分かれていれば、

それぞれのレベルにあった

間違える問題に出会えます。

また、分野別の問題集も、

苦手な分野を克服するために適しています。

 

塾の自学スペースには、

たくさんの問題集が貸し出し用に置いてあります。

本棚を埋めるためにあるんじゃないです。

あなたのために、

あなたが向上するためにあるんです。

 

期末テストが終わったら、

いよいよ入試対策に励んでいくとおもいます。

その時に、

塾の自習スペース、塾の問題集を

徹底的に活用してください。

塾を離れた1人の時間に

テスト対策をしていると、

心配は尽きません。

毎日顔を見る子でも、

あまり来てくれない子に対してはなおさら。

昔は強権を発動させることもありましたが、

今はなるべくしないようにしています。

結局は、自分次第だから。

今は、親御さんや、塾が、

心配して送り出して、迎え入れて

それでうまくいっても、

将来的には分かりません。

高校生になったら、

すっかり勉強しなくなることもあるでしょう。

 

塾という時間から離れた時こそ、

教えてきたことの真価が問われている気がする、と

改めて思うわけです。

 

塾で授業をしてから1週間という時間、

テスト対策にしても、

塾で過ごす時間とそれ以外。

さらには

塾を卒業してからの時間。

自分ひとりになったときの時間のほうが

絶対長いわけですから。

 

一緒にいることができる塾での時間に

全力を注ぐこと、はもちろんだと思います。

でも、その背後や先には、

塾を離れ

塾生1人で過ごす時間があります。

そこに、影響を与えられるようになりたいです。

 

 

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