挑戦した跡
投稿日:2021年7月14日
夏を感じる福島伊達
今日は暑いです。
エアコンの効いた部屋で
みんなの帰りを待っていますが
外に出るのが怖くなります。
さて、県立高校入試の配転が変わりました。
問題数自体は減らしつつ、
難しい問題への配点を上げています。
国語では記述式の問題。
数学では証明問題や大問6、7の(3)。
明らかに大学入試を意識した
変化だと考えられます。
受験勉強の中で効率を考えるのは
当然ですが、
効率を重視するあまり
捨て問題を作る指導が行われることがあります。
福島県の入試でも、
数学の中には1%程度の正答率の問題もあり
苦手な科目であれば捨てるのも一つの方法です。
ですが
行き過ぎた捨て問題の指導は
子どもたちの学力に寄与しません。
「やってできない」のと
「やらないでできない」のは
違うのです。
国語の記述式問題、配点は2点だから
他の問題だけやればいいや、と
記述式問題をやらないできた子どもたちは、
今年の入試で9点減となりました。
そもそも、高校入試レベルで
考えることを放棄した子どもたちが、
大学入試の記述に対応できるわけがありません。
挑戦した跡は必ず残ります。
一生懸命文章を読もうとしたこと
正答に近づこうと筆をとったこと
図形に書き込んだこと
今までの知識を生かそうとしたこと
点数にならないまでも
その過程がなければ
正解に到達することはないのですから。
難しい問題に挑む姿勢が問われます。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪