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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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本気じゃないと意味がない

雨の福島伊達

おはようございます。

小雨ですね。

ちょうどいいくらいのお湿りかな。

本日は新教研です。

本気であたりましょ。

本気じゃないと意味がないですから。

さて、本気じゃないと意味がない、といえば

学童の子らと遊んでいる時も同じです。

自由時間のために

トランプ、ウノ、花札、オセロにカルタ、

いろんなゲームで子どもたちと遊んでいます。

知っている遊びだけでなく、

知らない遊びに触れたりできるのが、

学年の別のない学童の良さでもあります。

私たち指導員も混ざって遊んでいますが、

子ども相手だからと

手は抜かないようにしています。

 

花札とかババ抜きとか

運が左右するものならば負けることもありますが、

多くのゲームには定石があり、

定石通りに戦いながら

本気で勝ちにいきます。

小学4年生に「大人げない」と

言われることもありますが

本気じゃないと、

勝っても負けても意味がないからです。

 

たまたま勝った、のか

勝つべくして勝った、のか

そこに至るまでには

目に見えない差があります。

負けてもいいや、くらいに思っていたのか、

負けたくない、と思っていたのか、

同じ負けでも得るものが違います。

 

本気じゃないと意味がない。

遊びも、模試も、部活動の練習も。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

防災減災

曇り空の福島伊達

昨夜の関東地方の地震、

一夜明けて被害状況が見えてきました。

しばらくの間は、余震に気をつけてください。

 

東北地方でも大きな地震があり、

今春の地震も大きかったですね。

いつ何時、災害に見舞われるか、

誰にもわかりません。

地震だけでなく

台風による水害や冬には雪による災害もあり、

なにかと天災が多い国、日本。

天災自体をゼロにはできないけれど、

どうにか最大限の予防をはかり、

最小限の被害に食い止められるよう、

行政には防災減災に取り組んでほしいと願います。

伊達市梁川地区は

30年前うけた水害から

川幅を広くし、堤防を高くしました。

にもかかわらず、

一昨年は内水氾濫を引き起こし、

川北地区の住宅が沈みました。

いまなお、傷跡は残り、

復旧には至っていません。

 

同じ場所での再出発を断念し

梁川を、伊達市を離れる方も

少なくなかったわけです。

住民の生命と財産を守るインフラは

決して無駄な投資ではありません。

防災にかかるインフラの整備によって、

将来の安心安全が守られるわけですから。

 

今回、ノーベル物理学賞を受賞した

真鍋叔郎先生は気象学が専門。

二酸化炭素の温暖化への影響予測による受賞です。

気象が生活に与える影響が

今までもより大きくなっている時代、

今まさに、防災減災にかかわる

研究や開発に投資していくべきだと思います。

 

基礎研究の結果は、

新たなインフラ開発のきっかけに、

新たなインフラは研究のデータに、

さらに、減災パッケージとして

輸出できる技術になると考えます。

ぜひ、政府には

ノーベル賞受賞おめでとうボーナスを

研究機関にふるまっていただきたいものです。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

勉強しなくても高校入れるじゃん

曇り空の福島伊達

今日は学校行事の都合で、

小学校中学校ともに早い下校。

小学校は未就学児検診。

中学校は文化祭の準備や

タブレットの使用説明会があるらしいです。

 

さて、中間テストが終わって

テスト結果が返ってきています。

平均点と比べてえみると

担当した教科では

数人が平均を下回ってしまったものの、

教室内平均は学校平均の25点上。

塾生は普通に勉強しているので

それなりの結果を残してくれています。

それはそれでうれしいのですが、

学校平均が50点に到達していないということは

それだけ勉強してない子も多いってことでしょ。

心配なことです。

 

学力格差、という言葉がありますが

都市部と地方で、子どもの学力に差が生じています。

保護者の経済力の差、情報の差などの

要因も考えられますが

福島県の場合は「高校入試の低倍率」が

勉強をしない要因だと思います。

 

簡単に言えば、

「勉強しなくても高校入れるじゃん」

ということです。

加熱しすぎた受験勉強を

是とするつもりはないですが、

それなりに頑張らないと突破できない

入試というハードルを通して、

自分を向上させようとする機会がありました。

そのハードルが、

都市部の進学校や人気校には存在し、

その他の高校には無いのです。

人は易きに流れやすいものです。

入試がなくても勉強しよう、

常に日ごろから自分を向上させよう、

という人は多くはないということです。

 

学力低下を生んでいるのは

本人の努力不足ではありますが、

入試制度を変えて健全な競争を促さなければ

福島県だけが

他県に後れを取り続けることになると考えます。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

改善が生むひずみ

20度下回る福島伊達

今日は暖房をかけています。

さすがに寒い。

授業中は動くので暑いのですが。

 

さて、自民党の総裁選から

首班指名、新内閣が組まれたかと思ったら、

総選挙の日程が発表される

スピード感ある運びになっています。

新政権の課題は経済成長と分配だそうですね。

さっそく金融商品にたいする所得税の

引き上げが検討されました。

高所得層への課税に踏み込んだわけです。

トマピケティの「21世紀の資本論」のなかで

金融所得>労働所得の仕組みを述べていましたが、

高所得層のもつ金融資産への課税は

生活を締め付けない課税と考えられます。

ただ、株価は正直で、

日経平均株価はダダ下がりですけど。

 

所得倍増を目指していくそうですが、

庶民には、いかにして所得を増加させるか

求められるのですが、

先日、最低賃金が引き上げられました。

それも、所得の増加につながるはずです。

ですが、一つを改善しただけでは

ひずみが出てしまうもので、

最低賃金を上げても

所得の増加につながらない可能性があるのです。

 

それは、パートアルバイトの労働者に立ちはだかる

「103万円、130万円の壁」というやつです。

配偶者控除や厚生年金の適用範囲で働くために

年間の所得を調整して働く

主婦や学生は少なくありません。

最低賃金を上げるならば

この控除の範囲も引き上げていかないと

結局、世帯の年収は上がらない。

そのうえ、人手不足になります。

130万円で働きたい方が

時給1000円で働くと1300時間働けます。

ところが

時給1050円になると1238時間になります。

62時間の労働が減って、同じ水準の生活は

時間的なゆとりを生みますが、

経済的なプラスにはつながりません。

雇用側にとっても、

62時間分の働き手を失うことになります。

 

最低賃金を上げるのは

良いことだと思います。

と同時に、改めるべき制度も一緒に変えないと

効果はありません。

せっかくの総選挙です。

自分たちの声を上げて、

みんなで良くなりたいものです。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

紙もデジタルも

曇ってきた福島伊達

総選挙が今月末に決まりましたね。

新内閣が決まったばかりなのに、

任期が近いとはいえ

その実力が未知数のまま突入となります。

所得倍増を掲げる新内閣が

どんな政策を打ち出すか早く知りたいです。

 

さて、昨日は久しぶりに教材会社さんが来塾。

教材の話にとどまらず、雑談もできて

勉強になりました。

その話の中で、学校のタブレット利用の話題となり、

学校で行われたアンケートの結果について

伺うことができました。

ICTの満足度調査らしいのですが

「紙を使いたいという子は3割」ほどらしいのです。

タブレットによって

動画による授業が見聞きできて、

問題演習も可能ですが、

この結果をどう見るか、

リテラシーが問われている気がします。

 

タブレットの活用について

7割の子は満足しているのか。

3割の子には不満があるのか。

そもそも学習効果は高まったのか。

成績の違いによって

回答に傾向は見られるのか。

気になるところです。

 

動画を見ていることで

勉強した気にはなるかもしれませんが、

本当に身についているのか、

ちゃんと検証しなければ

費用対効果が図れません。

繰り返し学習したい子にとって、

紙のプリントのほうが

やりやすいところもあります。

 

それぞれの良さを生かし

それぞれの欠点を補って

とにかく子どもの学習能力の向上に

つなげていってほしいです。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

韻文と読解力

暑さ厳しい福島伊達

昼間のうちは30度近くまで上がる気温も、

夕方からは一気に寒くなりそうです。

紅葉も進んでいきそうですね。

昨日は、2週間ぶりの休み。

家事をやるだけで終わってしまいました。

体力回復するわけもなく、

月曜にして疲れております。

 

さて、読解力を育むことが昨今の教育課題になりますが

長文を読むだけが読解力を磨くことにはならないと

感じることがありました。

言葉の量が豊富な説明文や物語を読むのは

確かに大変なのですが、

情報の量は多いわけで

繰り返し述べられる作者の主張や、

理解をするためにあげられる具体例を通して

作者の主張がつかみやすくなっている、とも

考えられます。

 

一方、韻文を読むときの方が、

言葉の量は少なくて読みやすそうですが、

少ない言葉ゆえに

一つ一つの言葉にたいして

正しく理解することが求められます。

 

少ない言葉から共有すべきイメージは

狭くなるはずなのに、

正しく掴みきれていないのをみると、

長文よりも残酷に、

個々人の言葉に対する感受性がわかります。

 

「飛び込みのもう真っ白な泡の中」

この俳句から何を感じますか?

「真っ白な泡」は

けっして台所で見られる泡じゃないはずです。

「もう」は

もうすぐ、とか、いやいやながら、とか

じゃないはずです。

こういった感受性=センスは

読み合わせることで磨かれる

後天的なものです。

 

話を読解力に戻すと、

読解力とは、文章の主張やイメージをつかむことです。

言葉の多寡だけでなく

読み手のイメージ力を正すことも

力を伸ばすには必要です。

俳句や詩といった韻文には

読解力を正す効果があると感じました。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

何の為の宿題か

台風一過の福島伊達

昨日は台風に引き寄せられる北風のせいで

寒いくらいだったのに、

一転暖かい風が。

30度近い陽気になりました。

風もあるから、温度のわりに気持ちいいです。

 

さて、中間テストが終わって、

受験生はまた定期テスト以外の勉強に取り組んでいます。

今月は英検や漢検もあるので、

受験勉強だけに専念ともいかないのが、

つらいところです。

それなのに、

学校からは意図が分からない宿題が課されて

子どもたちが困っています。

正直、テキトーな宿題なら出さないでほしいです。

昨日出された課題は

「中間テストの解き直し」

採点後にできなかった問題をできるようにしよう、

となれば分かるが、

採点は終わってないから振り返りもできない。

あげく「全部解いてきてもいいよ」では

解いたとしても、正解も分からない。

 

何の為の宿題か。

受験生の時間は有限なんだよ。

 

個人的に、宿題は自分で勉強しない、できない人に

課されるものだと思っています。

自分で勉強をする人にとっては、

評定を上げるためのツールで、

実力向上につながらない場合もあります。

かといって、

勉強が苦手な人にとっては、

自分で進めることができずに、

これまた

実力向上につながっていないこともしばしば。

 

勉強させてます、のアピールでしかない宿題は

勉強してるふり、を

つくる要因になっている気がしてなりません。

 

塾生たちの

「仕方ないからやるか」の言葉が

気になって仕方ありません。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

ちゃんと失敗する

雨の福島伊達

台風が近づいています。

今のところ、風も強くなく、

今後も中通北部は大丈夫そうだと思われます。

天気の急変に気を付けて注視していきます。

 

さて、中間テストが終わって

少しずつ結果が出てきました。

苦手教科で8割越えして喜ぶ塾生がいる一方で

結果にがっかりする塾生もいます。

特に、中1が失敗を経験する時期です。

ただ、この失敗は必要な失敗だと

私は考えています。

順風満帆に伸び続けてくれればいいのですが、

そうはうまくいきません。

2週間のテスト対策、

毎日塾に来て自学をやったのにできなかった、

だとしたら

その理由を突き詰めましょう。

提出物を提出するための勉強に終始していませんか?

終わったからといって復習を怠っていませんか?

15時から22時の塾開校時間のうち、

2時間もいなかったのではないですか?

あなた自身がやっていたと思っても、

まだまだできることはあると思います。

 

できると思ったのにできなかった、

その油断を直視しましょう。

教科書で調べながらやった問題、

丸がついたからといって

自分一人でできるのとは違うのではないですか?

夏休み前にはできた問題、

その時はできても、

今できるとは限らないと思いますよ。

 

頑張っているかどうかは、結果が示します。

そして結果から、過程の良し悪しが分かります。

ちゃんと失敗することは大事です。

精一杯やった上で失敗したならば、

それは

次からの成功に近づいていることだと思います。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

虐待を止めるには

いきなり暑い福島伊達

30度近い気温となり、

外に出たくない陽気です。

それでも明日は20度以下になるらしいです。

寒暖差に参ります。

 

さて、交際相手の虐待による死亡事件。

報道を聞くにつけ悲しくなります。

報道を聞くと、

事件の前に複数の筋から数件の報告が

行政に届けられていたとか。

衝動で起きてしまったのではなく、

日常的な犯行で防ぐ機会もあったと考えられます。

それだけに、悲しくやり切れない思いがします。

また、各自治体によって

連携制度の違いもあるとか。

保健所、児童相談所、警察が

緊密に情報をやり取りする自治体もあれば、

それが、なされていない自治体もあるとか。

生まれた地域によって

行政サービスに差ができてしまうのは

おかしなことです。

最善を尽くすためにも国の力が必要だと考えます。

 

そして、私たち自身も

虐待を知ることも必要だと感じます。

自分の行為が虐待であると、

認知していない場合が少なからずあります。

自分も、ひょっとしたそうかもしれません。

教育虐待という言葉もあるくらいです。

「子どものために」という言葉によって

子どもたちに不必要な肉体的、精神的苦痛を

与えることもあるわけです。

その虐待が教育関係者からにせよ、保護者からにせよ

子どものために良かれと思って、

虐待に及んでいるかもしれないということです。

 

どういった行為が虐待にあたるのか、

知っていれば気を付けることができますし、

行為者を注意し止めることもできます。

「私の行為は虐待かもしれない」

「あの人の行為は虐待にあたる」

子ども自身が知れば

SOSを発することもできます。

 

最後に「虐待かな?」と思ったら

児童相談所虐待対応ダイヤル

「189」イチハヤクにお電話を。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

不甲斐なし

晴天の福島伊達

トンボがたくさん飛んでました。

何十匹もいて、群れのような。

車に一緒に乗った母に伝えたけど

「私にはよく見えないねぇ」と。

年を経て、目が弱くなっている母。

一緒にいてもなかなか変化に気づけない自分。

不甲斐なし。

さて、今回、すごく伸びそうな子がいます。

あきらかにやり方が変わりました。

提出物を早めにやり終えて、

できないところを質問して、

できるまで何度も繰り返してました。

きっと結果が出ます。

そのやり方を受験に生かしてほしい。

 

一方で、なんの進歩も見られない子もいます。

頑張らなければいけない時に、

逃げる癖はダメです。

実に「不甲斐なし」

 

「不甲斐ない」のは俺自身です。

塾生が勉強しないのは、

俺が伝え足りないのです。

塾生に、保護者に、地域に。

勉強を通して知識だけでなく、

自分を向上させる術と姿勢を

身につけてほしいという願いを。

勉強を教えるだけなら動画で十分。

参考書や問題集だけで点数を伸ばせる子もいます。

わざわざ塾に来てくれたご縁を

無駄に、無為に過ごさせてる気がして。

 

志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

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