小中高生の自死
投稿日:2025年10月27日
10月27日 曇りの福島伊達
今週のお天気を確認すると、
週の半ばの最低気温が
0度、だと?!
さて、小中高生の自死、の話
「この世には生きる価値がある」
長谷川まりる著 ポプラ社
人間の世界にあこがれた”魂”が、
中学生男子の体をのっとった?!
「生きてみたかったんだ。一度でいいから」
悩みや痛みに苦しんでも、
愛おしいと思える日常がある。 (本書帯より)
生きたい、と思うのは、
暗闇を知ったからかもしれない。
今一度与えられた生は、
魅力的です。
新たな視点に立った人生は、
どれほど魅力的か。
たとえ限りあるものだとしても。
いや、
限りあると知ったからこそ、
かもしれない。
死生観に触れることは
小中学生だと少ないと思います。
だからこそ、
こうした作品が必要で、
人生を客観的に見つつ、
自分自身を映し出すことができれば、
何かしらの気づきを
得られるのではないかと思います。
2024年の小中高生の自死が
500人を超え
過去最多だったと報じられた。
そこに至る理由としては
学校での問題、
健康上の問題、
家庭での問題、など様々。
それぞれに何かしらの苦しさが
あったんだろうと思われます。
悩みを打ち明けられる誰か、
苦しみを分かち合える何か、
痛みをまぎれさせてくれるどこか、
が彼らにあったなら
最悪の選択はしなかったかもしれません。
じゃあ、自分に何ができたか、
それは分かりません。
ですが
今いる塾生や
卒業していった塾生が、
なんか困った時、
どうにも苦しい時、
顔を出してくれればと思います。
サードプレイス、という場所。
家庭でもなく、学校でもなく、
三番目の居場所。
たかが塾ではありますが、
そんな場所でありたいです。
志事すんぞ!














