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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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お作法

5月27日 曇りの福島伊達

LEDに変わった部屋から

明るくなっているので、

眼がまちっぽいです。

 

さて、お作法、の話

テーブルマナーとか、

食事の作法とか、

まったく疎い自分は

大人になって恥をかくこともあります。

お行儀よくお食事する場面が

ほぼほぼない中流家庭では

ナイフとフォークなんて

使わないですからね。

大人になっても

そういう場所に行かないから、

身に付くわけもありません。

 

勉強にも

身に付けるべき作法があります。

ノートの取り方とか、

お手本の位置とか、

計算の手順とか。

習っている時は

めんどうくさいなぁ、とか

どうでもいいじゃん、とか

煩わしく思うのですが、

やっぱり意味があります。

小さなうちに、

意味がわかなくても

身に付けておくと

のちのち有用性に気づけます。

 

小学生のうちに

身に付けてほしい作法の最たるは

時間内に終わらせる、こと。

決められた課題をやりきる、

にしても

目標の時間で

終わらせるようにしたいものです。

 

志事すんぞ!

勉強の複利効果

5月26日 曇りの福島伊達

また肌が荒れ始めた。

良くなったと思っても、

ぶり返すのはきつい。

 

さて、勉強の複利効果、の話

塾の電灯設備の改修が始まりました。

2027年に蛍光灯の製造が終了するそうで、

私どもとすれば死活問題ですので、

活用できる補助金を見つけて

さっさと動くことにしました。

出ていく費用も大きいですが、

それ以上にLEDに変えることで

削減できる費用も大きいと判断しました。

 

早く動くといいと言えば、

金融リテラシーの中に

単利と複利があります。

利子に利子がつくことで、

元金が大きく増えることです。

早く始めることで

その効果がさらに大きくなるそうです。

早く始めるというのは、

それだけ効果が大きいということです。

 

勉強にも早く動くことで

複利効果が生まれることがあります。

計算の能力はまさにこれ。

まず、予習的に早く学ぶことで

できることが増えます。

また、練習を多く重ねることになるので、

速さも上がっていきます。

同じ時間を使っても、

習いたてと人と

修練を重ねた人とでは、

できる量も問題の質も変わってくるはずです。

そうして生まれた差によって、

さらに難しい問題へと取り組む

チャンスが生まれます。

勉強を早く始めることで

できることが増えていく、

複利効果が生まれるわけです。

 

すでにテストの準備に取り掛かっている子がいます。

早く始めた子には、

大きなメリットがある。

テストのたびに実感してくれるといいな。

志事すんぞ!

じれったいけど見守る

5月23日 曇りの福島伊達

先日、高校時代の恩師に会いました。

自分の近況や、同窓生の話に

花が咲きました。

 

さて、じれったいけど見守る、の話

6月の末に定期テストが実施されます。

もうすでに準備を進めて

学校のテキストに

取り掛かっている子もちらほら。

中3中2は、やり方を知っているので、

それほど気になりませんが、

問題は中1です。

 

塾に来て自学をしようとする

その意気込みやよし。

ですが、

勉強のやり方は、

まだまだなんですよね。

いきなりテキストに書き込もうとする子。

何をしていいかわからず、

とりあえず英単語や漢字をノートに埋める子。

そのままでは

点数にならないし、

提出物も終わりません。

 

来るだけまだいいんです。

中には来ない子もいますから。

来てくれた子には、

効果的な勉強のやり方を

少しずつ伝えていきます。

そうして差がついていくことになります。

昔は、来ない子を

もっと強制的に来させましたが、

今は、ぐっとこらえて

見守ります。

来た方がいいよ、と伝えて、

見守るだけにします。

じれったいんです。

ですけど、

自発的に、自律的に

自分から動けるようにならないと、

結局役に立たないんですよね。

じれったいけど、

彼らが良い選択するのを

じっと待つ。

はやく気づいてほしいな。

 

志事すんぞ!

就職氷河期と自己責任

5月22日 雨曇りの福島伊達

今年の本屋大賞をとった

阿部暁子の「カフネ」(講談社)

去年買って積読でしたが、

ようやく読み終えました。

生きていくうえで

辛い時ってあります。

辛い時に助けてくれるのは

おいしいものと人。

 

さて、就職氷河期と自己責任、の話

先日テレビで特集されていた

就職氷河期世代。

まさに、自分自身がそれでした。

いまでこそ倍率が低くなった

教員採用試験ですが

当時は20倍近かったのを覚えています。

 

就職氷河期を支援する動きが、

最近になって、ようやく

始まりました。

もっと早い段階で動いていれば、

少子化の問題も、景気の課題も

違っていたかもしれません。

なのに、動かなかった。

見捨てられた世代、と感じる所以です。

政府が動いたのも

世代のためというよりは、

このまま年金をもらう時期になって、

氷河期世代が政府にとって

重しなると思ったから、かな。

 

自己責任、という言葉が

当時から使われてきました。

自分の人生は

自分の責任で全うしなければならない。

その言葉は、

この逆境は自分が生み出したもの、

と思わせるような

呪いのような文言でした。

バブルが崩壊したのは、

企業が採用を見送ったのは、

誰のせいでもないのに。

見捨てられた世代。

 

今はいいよな、と

思う節もあります。

採用は売り手市場だし。

初任給は高いし。

ブラックな労働環境は減ってるし。

同じ苦労をしろ、とは

思わないよ。

でも、頑張ってきた自負もある。

頑張ったから今がある。

自己責任、は呪いではなく

祝詞だ。

環境が悪い、社会が悪いなら

お前が良くすればいい、という

前向きな祝詞。

 

氷河期世代、というくくりも

また人生だわ。

苦しい時もあるけど、

楽しくハッピーにいきましょ♪

志事すんぞ!

参議院議員選挙の争点

5月21日 30度超えの福島伊達

いや、暑い。

塾はエアコンをきかせていますが、

学校はつけないのね。

一人でも長袖や長ズボンがいたら

エアコンはつけないそうです。

なんだそのへんてこな決まりは。

 

さて、参議院議員選挙の争点、の話

農水省の大臣が失言、

からの更迭の運びとなりました。

お米、高くなりましたよね。

困っていない人には、

困っている人の気持ちは

分かりにくいのかな。

 

今年の夏は参議院議員選挙があります。

与党も早い火消しに動いたんでしょうね。

それだけで

与党が盛り返すとは思えませんが。

やっぱり訴える政策による、

と思うんです。

たくさんの政党があって、

主義や理念は異なります。

どれか一つ、と言われても

なかなか決められません。

 

争点になりそうなことは

いろいろあります。

年金の問題だと、

国民年金の不足分を

厚生年金で穴埋めすること、とか。

消費税の減税について、

現状維持を掲げる政党から、

食品にかかる部分を減税する、とか、

消費税自体を廃止する案、とか。

どこに重きを置くにか、

人によって変わると思います。

 

自分と主義も理念も

完全に一致する政党なんてありません。

自分で政党を

立ち上げればできますが。

だったら、

一つのことでいいんじゃないかな。

どうしても、

解決してほしい一つを

改めてくれそうな政党から。

個人的には

物価が上がっている中、

生きていくコストもかかります。

数十年前の水準で止まっている

基礎控除を引き上げてくれる政党が

第一候補です。

 

志事すんぞ!

集団の空気

5月20日 曇り時々雨の福島伊達

ごみを出し忘れて凹む

渡邉です。

 

さて、集団の空気、の話

なんだか近隣の学校が荒れているようですね。

授業が成り立たない学級もあるとか。

きっと

勉強しない空気が集団の中にあって

勉強する人にとっては

肩身が狭いんだろうな。

 

それって、

学校のせいでも、

教えている先生のせいでもなく、

本人とご家庭の問題だと思います。

それでよし、とすれば

荒れていようが

問題を起こそうが

関係ないのでしょうね。

 

塾では全く逆の空気感を

みんなで作りたいと思っています。

勉強する人が優先。

勉強したい人にとっての最高の空間。

勉強しない人は

肩身が狭い場所。

学校では頑張らない人が多くても、

そうじゃない、

頑張る人もいて

もっと自分を大事にしている人がいる、と

気づける場所にするために。

 

自分の周りの人に影響されるのが

青少年の時期です。

朱に交われば赤くなることも、

蓬中の麻がまっすぐ伸びるのも、

誰といるか、どこにいるか、です。

頑張る人と

頑張ってほしいと願うご家庭のために

志学白雲館はありたいものです。

 

志事すんぞ!

運動会

5月19日 晴れの福島伊達

昨日は消防車や救急車を

たくさん見ました。

なんだか落ち着きません。

 

さて、運動会、の話

土曜日に開催予定だった運動会は

金曜日のうちに延期が決まり、

日曜日に開催となりました。

児童クラブの支援員として

お呼ばれしましたので、

子どもたちの活躍を見てきました。

 

PTA会長が

「運動会は野生が大事だ」と

叫ばれていました。

たしかに。

勝敗を競う機会が減っているなか

勝つために頑張ること、

正々堂々競うこと、を

学ぶチャンスになるはずです。

 

そう考えると

運動会は学びの宝庫です。

一番は自分にできることを

一生懸命取り組むことかな。

リレーの選手は

チームの勝利のために。

運動が苦手な子も

苦手なりに取り組んで

自分の最善を尽くすことに。

役割が与えられた人は

責任を果たすことを。

係活動がある人は

よりよい運動会にするために。

みんな一生懸命でした。

 

志事すんぞ!

リストラか

5月16日 蒸し暑い福島伊達

外に出るだけで汗が出る。

エアコンの季節になってきました。

 

さて、リストラか、の話

日産自動車の2万人のリストラ。

赤字企業ですからね。

黒字企業でもパナソニックは

1万人のリストラ。

新入社員は手厚い初任給を確保し、

氷河期世代はリストラに直面する、

決して景気がいいわけじゃないんだよな。

 

大企業と呼ばれる企業ですら、

安定した雇用は望めないのか。

中小ならば

もっと生き残りをかけて

抗わないとだよなぁ。

いい高校には行って、

いい大学に行って、

いい会社に入れば

あとは安泰なんて幻想かもしれない。

 

そうは言っても

うらやましい待遇はありますよ。

手厚い福利厚生も

ホワイトな働き方も

小さな企業にはない魅力です。

だけど、

それも未来永劫あり続けるとは

限らないということです。

 

大企業がダメだって言いたいんじゃない。

正解だと思っていたものが

通用しなくなっている、

っていうことです。

以前は正解だったものが、

今は正解にならないこともある、

ということです。

唯一絶対の正解は望めないかもしれない。

だけど

正解を求めて

近づくことはできるはず。

 

中学校のテストは

正解に近づく練習だと思う。

知識だけでなく、

取り組む姿勢とか量とか

成長や向上に必要な経験を

身に付けるための。

だから、頑張ってほしいな。

うちに来ている子たちには。

ここを離れて

自立した時に

ひとりで成長できるように。

 

志事すんぞ!

教科書をよく読む

5月15日 曇りの福島伊達

午前中から塾で事務仕事。

ようやく終了。

ここから学童と塾。

夜まで。

ねむいぞ。すでに。

 

さて、教科書をよく読む、の話

今年、中学校の教科書が変わり、

新しい文章に触れることができて

楽しくなります。

一方で、変わらない教材もあります。

スイミーとか

少年の日の思い出とか。

なつかしい、と思われるのでは?

こうした変わらない教材には、

時代を超えた

変わらないテーマ、価値観が

あるんですよね。

 

そうした教材の一つに

ごんぎつね、があります。

子狐のごんにいたずらをされた兵十が、

ごんによるお詫びと気づかずに

鉄砲で撃ち殺してしまうお話。

「ごん、おまいだったのか。

 いつも、くりをくれたのは。」

取り返しのつかない後悔が

心臓を冷たくさせます。

 

にもかかわらずですよ、

違った読み方をするんですよ、

国語力がない小学生は。

いたずらした狐は悪者、

だから撃ち殺されて当然、

そんな話じゃないんだよ。

教科書をよく読む、

ということは

文字を追うだけじゃなくて、

筆者が伝えたいことを

受け取るということなんだよ。

そこに

自分の中で勝手に作り上げた

ストーリーはいらないんだよ。

 

音読ができるから、といって

文章の内容を理解している、とは

限らないんです。

しかも、言うに事欠いて

「文章が分かりづらいんだよ」だって。

新美南吉に謝れ。

志事すんぞ!

もうテストの準備を

5月14日 曇りの福島伊達

30度予想の福島ですが、

そこまでじゃないかな。

 

さて、もうテストの準備を、の話

6月末に予定されている定期テストですが

そろそろ準備を始めないとですね。

5月なのに?と思うかもしれませんが、

もう5月だからです。

 

今多くの中学校では

年に4回の定期テストが行われます。

保護者の時代は

年に5回だったと思います。

「4回しかないのか、いいな」

と羨ましがるのは早計です。

テストが少なくても

学ぶ量は変わらないので、

単純計算で25%増の内容になります。

 

しかも、量だけでなく

定期テストの結果による評定で

入試の得点が決まります。

定期テストは

入試に向けた実力試し、ではなく

入試そのものなんです。

 

だから5月のうちから

準備を進めていかないと、

対策が後手に回ることになります。

学校のテキストを

出来るまで反復するだけでも

時間が取られます。

そこに中体連などの行事が入ってきます。

勉強にかける時間が

足りなくなることも予想されます。

また、難しい問題に挑戦したくても

そこまで至らず終わってしまうことも。

そうすると

定期テストの高得点が取れないだけでなく、

入試の応用問題への

取り組みが足りなくなります。

 

さぁ、これを見たら

準備に取り掛かろう!

志事すんぞ!

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