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多様性を認めないということは

12月5日 鉛色の福島伊達

道路の雪はすっかり解けましたが、

また今にも雪が降ってきそうな空模様。

さて、多様性を認めないということは、の話

世の中にはいろいろな人がいます。

違いを認め、共存することが

社会には求められます。

と、建前では理解できても

いざ目の前に

その違いを突きつけられると

受け入れることができずに、

時に、相手を攻撃してしまう、

そんなニュースを見聞きしてしまいます。

 

たとえば、同性愛者への偏見。

恋愛の嗜好が異性に向かない、

というだけで”おかしい”と

判断してしまうこと。

たとえば、政治への思想信条の違い。

政治に求めるものだって

世代や立場が違えば違うはずなのに

自分と違えば”おかしい”と

決めつけてしまうこと。

 

主義主張がぶつかり合うことは

当然あることだとしても、

だからといって

違いをまったく認めない、

違いを排除すべきだ、

というのは

いろんな人と共生していく上で

危険な考え方だと思うのです。

 

だって、

誰かを排除することができる、

ということは

あなたが排除されることもあるからです。

自分は”普通だ”と思い

自分と違う人を排除できるなら、

自分が”普通”じゃなくなったら

排除されても文句は言えないんですから。

多様性を認める、ということは

他人を認める、だけでなく

自分を認める、ということ。

自由という権利を守るためにも

尊重しないといけない

考え方であるように思うのです。

 

もちろん、

多様性が大事だからといって

何でもかんでも認めるわけじゃないですよ。

多様性を守るために

差別ではなく、

区別が必要なこともありますから。

 

いろんな人がいる。

自分と同じ考えの人も、

自分と違う考えの人も。

どちらであっても

最初からすべてを

否定されるべきことではない。

そうな風に考えることができれば、

もっと生きやすいと思うのだけれども。

 

自分の中にも

無自覚だけど

受け入れられない部分が

あるような気がする。

自戒を込めて。

 

志事すんぞ!

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