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教育か興行か

11月13日 曇ってきた福島伊達

昨日の夜、太陽フレアの影響で

日本国内でもオーロラ見れたそうですね。

北海道や青森、岩手でも

見れたそうです。

いいなぁ。オーロラ。

一度でいいから見てみたい。

さて、教育か興行か、の話

大手予備校が通信制高校を始めるそうです。

それはそれで

強みを生かした多角化といえるでしょう。

でも、それで成し遂げたいのは

高校野球の甲子園出場だそうで。

最近、甲子園に出場する学校で

通信制の学校があります。

ですが、賛否はあるようです。

 

甲子園に行きたい、と願う

高校生にとって

夢に近づく手段として

さまざまな高校が選択肢に上がるでしょう。

その一つとして、

通信制高校がある、というだけ。

非難されるべきことではない、

とする考えもあります。

一方で、高校での勉強は

高校生活の一部でしかなく、

その大半が部活動の練習に

充てられている。

公立であれ私立であれ

卒業単位の取得にための

授業はあるわけで、

その時間も野球の練習をする学校と

同じでいいのだろうか、と

疑問を呈する人もいるわけです。

 

甲子園に出場する、とは

どういうことか。

その定義が違えば

答えが変わります。

甲子園は興行であり

経済的に盛り上がりさえすればいい、

のであれば

勉強やその後の人生は

二の次三の次でもいいのでしょう。

甲子園は教育の一環であり、

部活動はその一部だ、とすれば

野球をするだけの学校に

違和感を覚えるかもしれません。

 

どちらが正解か、なんて

野暮なことは言いません。

だって、

外野が決めることじゃないですから。

野球に励む高校生自身が、

子どもを見守る保護者が、

それぞれの学校や教師が、

その時の最善を信じるわけです。

 

ただ一つだけ、

甲子園が終わった後、は

どうするのか、

どう生きるのか、

答えを探し続けていく必要があります。

プロになる人もいるでしょうけど、

ほんの一握りです。

野球と離れた時に

自分自身を守る力を

手に入れてほしいと願います。

 

うちの子たちにも

私学のスカウトがちらほら

声をかけているようです。

好きなことに熱中できて

次の人生につながる成長ができれば

と願うばかりです。

 

志事すんぞ!

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