投稿日:2023年9月12日
9月12日 晴れの福島伊達
30度はないものの蒸し暑いです。
立哨で雲が出て、風があるだけで
助かりますね。

さて、難しい問題への挑戦、の話
受験生たちが新教研の前に
テストの範囲に合わせて勉強していると
いよいよ受験生らしいな、と
ほほえましく思えます。
テスト勉強も、
一問一答形式の用語の定着もあれば、
応用問題への挑戦もあり、
それぞれの達成度進み具合によって
さまざまです。
偏差値60を超えてくると
難しい問題への挑戦が課題となります。
いざ、取り組んでみると
「全然できません」と
凹んでいますが、
そりゃそうですよ。
最初から解けるとは思っていませんよ。
難しい問題に挑戦するときは、
1回目は
時間内に自分の力でどこまでできるか、
を測れればいいのです。
出来なかったとして、
解答と見比べながら、
どこまでできたか、
どこが分からなかったかを明らかにし、
理解できたと思ったら再挑戦、です。
2回目は
理解したはずの手順を再現できるか、です。
1回目は3割、2回目は6割と上がっていれば上出来。
3回目以降は
再現度を10割にもっていきましょう。
そして、
最後の仕上げは時間内に解き切ること。
難しい問題は
1回2回の挑戦では終われないと
心得てください。
そんなに難しい問題が必要か、
と言われたら
人によるとしか言えません。
福島県の入試でも1%の正答率もない
激ムズ問題もあります。
入試本番でそれを解けとは思いませんし、
全員が挑戦すべきだとも思いません。
でも、
大学入試を視野に入れているならば、
高校入試の高難度問題にも
立ち向かってほしいものです。
大事なのは1度で解き切ること、
ではなく
身に付けるために何度も繰り返す経験、
です。
それが、高校入試の先にある
大学入試に必要な力を身に付けるために
役立つ土台になると考えています。
志事すんぞ!
投稿日:2023年9月5日
9月5日 曇りの福島伊達31度
今日駅伝大会ですね。
そこまで暑くないけど、
湿度が高いので影響が気になります。
無事に終わってくれれば。

さて、ラーケーションか、の話
愛知県で実施される
ラーケーションの取り組み。
年間3日まで学校を休んで
家族との時間を過ごす取り組み。
学校外で家族と学習活動をする、という名目で
learnとvacationを組み合わせた造語だそうです。
土日が休みのご家庭ばかりではないし、
家族で過ごす時間も大事、ということで
導入を決めたそうです。
これによって、
仕事に穴をあけることなく、
出席日数を気にせず
家族との時間を過ごせます。
もちろん、懸念もあります。
学校を休んだ分、授業は進むので、
自分でリカバリーしなければなりません。
欠席にはカウントしないだけで、
勉強の進度にまで責任は負わないわけです。
まぁ、自分で学習できる子や
家庭でカバーができれば
何の問題もないでしょう。
ラーケーションは
ビジネスパーソンの有給休暇みたいなもので、
休暇を取ったから仕事が減るわけではなく
その前後で仕事をカバーするように、
勉強する内容や量が変わるものではなく
休みの前後を利用して
自分で不足分をカバーしていくものです。
この取り組みが家族にとって
望むべきものであるためには、
学習を遅らせない手立てを準備する必要があります。
たとえば、
webを活用した動画授業の配信であるとか、
もっと大胆にするなら、
学習内容の削減を図るとか。
ま、勉強は学校に頼らずとも、
自分で、家庭でやるもんだと
思っていれば大丈夫でしょう。
そして、学校に通う子どもたちや
各家庭の幸せを願うように、
学校の先生方にも
それ以上のより良い労働環境を
整備してもらいたいものです。
志事すんぞ!