投稿日:2018年6月5日
中体連だよ福島伊達。
代表渡邉が更新です。
この暑い中、中体連だそうです。
水分とって、熱中症にはお気を付けください。
講師陣がいろんな会場に行ってくれてます。
のちほど、どんな感じだったか聞いてみたいですね。
俺は、その分事務仕事です。
さて、昨日は懐かしい声が聞けました。
数年前に塾を卒業し
仙台高専、公立大学へと進んだ塾生が
LINEをくれました。
「就職先で悩んでいまして」と。
現在二つの候補で迷っているということでした。
売り手市場はうらやましいな、なんて
思ってしまう所ですが、
どちらも魅力のある企業。
迷うのも仕方がありません。
ドラゴンクエスト5 天空の花嫁
結婚相手候補の
ビアンカ、フローラ、デボラですら
迷うわけですから。
思い出すのは
「君たちはどう生きるか」の一節。
コペルくんの哲学的な質問に
おじさんが一言
「それは、君が考えるんだよ」と。
もはや、あっちの企業がいい
こっちの企業がいいと、
指図できる時代は終わりました。
一生その企業で食べていくわけではありません。
どの企業だって、リスクがあります。
唯一の正解、なんてものが幻想だったことに
気づいている世の中です。
だとすれば、企業については
何も言えることはありません。
自分ができる事は、
「ワクワクして仕事を出来そうなのはどっちか」
というアドバイスだけでした。
思っていたことと違うなんていうのは
当たり前ですが
想像だけでも、ワクワクできそうな方を選ぶのが
いいのかな、と。
彼なら、きっと思い描いた仕事ができると思います。
「昔、先生に技術者と社会をつなぐ仕事ができるはず。
と言われました。そんな仕事がしたいです。」
と言われました。
ん、そうか。
そんなこと言ったっけ?(笑)
京都大学の学長が、
「文系理系と分けるのはナンセンスだ。
技術を知らぬ文系も、
社会を知らぬ理系も、
役に立たない」
といったことお話されています。
彼なら、そのパイプのような役目が
きっと果たせると思っています。
俺の生徒はみんな
世の中で必要とされる人に
なってくれると思います。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!
投稿日:2018年6月1日
ちょっと暑い福島伊達。
代表渡邉が更新です。
ひとり事務仕事をするときには、
音楽をかけている。
自分の好きな音楽
作業に合わせた音楽
自分が学生だった頃の音楽
その日の気分で変えながら。
では、勉強をするときは
音、音楽はどうすべきでしょう?
まず、現在の塾ではどうしているか
自習中の音楽について
中学生は禁止、高校生はイヤホンを利用して許可。
中学生に音楽を禁止している理由は、
携帯電話の使用を禁止しているためです。
スマホの楽しさは理解しています。
自制できぬまま、机の上にあれば
使ってしまいがちです。
また音楽プレイヤー自体高価ですし、
学校に持っていくことができないので、
真っ直ぐ塾に来ることが多い中学生には
控えてもらっています。
一方、高校生は、自己責任ですから
自由にさせています。
自分の体験から言うと、
音楽はアリです。
私は邦楽も聴きましたが、
洋楽やクラシックのCDを
かけることが多かったです。
(CDというのが時代ですなw)
最初は耳に心地よかった音楽も
集中しだすと、聞こえなくなって、
いつのまにか
CDが終わってる。
ZONEとかフローとか言われる
集中状態に入っていました。
そういう時はいい勉強ができるんです。
米国スタンフォード大学で
2007年に発表された研究によれば
”音楽を聴くことで集中力が上がる効果が認められる”
とあるそうです。
また、意外ですが
”無音は雑音がある環境よりも集中しにくい”
そうです。
そこで、京都大卒の美人同級生にも聞いてみました。
Kさんは勉強中音楽聴いてましたか?
「聞いていた。 クラシックでも洋楽でも邦楽でも聞いたけど、言葉が気になる時は韓国語のラジオを聴きながら数学解いたりもしてた。アンニョハセヨの発音は完璧になったw」
「 聴くのは気分で変えてもいたけれど、大学に入ってからは科目によって、聴く種類を変えたりしていた。 計算バリバリでスピード重視のときはイヤホンで速くアレンジしてある曲みたいな。 でも、しっかり思考している最中はその部分の曲を聴いたのすら覚えていなかったから、実際集中しちゃえば何でも関係ないかもしれない。」
「『その音楽を聴いたら勉強を始める』っていうスイッチにはなってて、勉強のリズムを作るのに役に立っていたと思う。 勉強って始めるまでダラダラしてしまい、実際正味の勉強時間が短くなりがちだから、音楽をかけるのと一緒に正味時間を測っていた。」
やはり効果があるように思われます。
まとめ
①目的に合わせて音楽の種類を工夫しよう
「やる気を出すため」
好きなアーティストやロック
「作業や反復練習のため」
テンポの速い音楽
「しっかり考えるため」
歌詞のない音楽
②音量は控えめに
爆音は気持ちいいけど
考える邪魔になることも。
聞こえるなぁ、程度に。
③音楽は生かすために使う
勉強開始のきっかけ、
自分へのご褒美、
音楽が終わるまでは机を動かない!
といった約束に。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!
投稿日:2018年5月31日
曇り空の福島伊達。
代表渡邉が更新です。
”万が一に備えてGPSで位置がわかる”
登山用のアプリがあるそうです。
事故やけがで遭難する恐れがあるので
こういう準備は大事だと思います。
ピン、ひらめきました!
このアプリと霊山ボルダーランドのTOPOを
組み合わせてはどうだろう。
TOPOは課題となる岩を紹介する冊子です。
GPSで岩を示しつつ
万が一に備える。
動画共有なんかもできたら
”安全”で”便利”なんじゃないかな。
そう思って、フェイスブックに記事を紹介しました。
そうしたら、思ってもみないことが。
霊山ボルダーランドを開拓した
商工会の先輩からコメントがありました。
簡単に言うと
電子TOPOは必ずしもなくてもいい。
動画共有もなくていい。
という話でした。
私はボルダリングはしません。
ですので、世間一般の”安全”と”便利”を
重視しました。
普通の考えです。常識的です。
でも先輩は違っていました。
ボルダリングをする人は違っていました。
彼らは自ら”危険”な場所に赴き、
簡単に登れない”不便さ”を楽しんでいたのです。
岩を探す楽しみ、
登り方を模索する楽しみ、
課題を克服する楽しみ、
それ伝える楽しみ、
”安全”でもなければ、”便利”でもない
楽しみ方をしているわけです。
私のアイデアは、あくまでアイデアで、
自分が実現しようとしているものではありません。
そのアイデアに対して
先輩は自身の見解を示してくれました。
自分ひとりでは気付けない部分を
見せてくれたわけです。
先日、国語の演習で
「推敲は自分で行なうものであり、
それだけでいいものはできない。
必ず他者からの添削が必要で、
それによって作品の力が増す。」
といった趣旨の文章があり、
思い出しました。
自分のアイデアをああでもない
こうでもないと考えるのは、
推敲に過ぎません。
アイデアを示すことで
先輩から、別な視点を与えられるのは、
まさに添削のようなものです。
別な視点を得る、添削をしてもらえるのは
当たり前のことではないということにも
気付かされます。
そこには他者、外部、社会といった
繋がりがなければならないからです。
twiiterのようなツールで繋がることもできます。
しかし、必ずしも
建設的な意見の出し合いになるとは限りません。
感情論の水掛け論になりがちです。
そこにお互いへのリスペクトがないからです。
今回は「霊山ボルダーランド」の未来という
共通の方向性があります。
そしてお互いを知り、
顔をつき合わせられる関係性があるからこそ
ひょっとしたら
意見の言い合いになったとしても、
修復できる関係だからこそ
(と勝手に思ってますw)
本気で考えるのだと思うのです。
自分には、青年部の仲間、塾の仲間、
地域を考える仲間、家族、友人、
添削をしてくれる他者がいてくれます。
自分も誰かの添削ができる人でありたいです。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!
投稿日:2018年5月28日
今日も暑い福島伊達。
代表渡邉が更新です。
落合陽一の「日本再興戦略」を読みました。
先日の「AI vs 教科書が読めない子どもたち」と合わせて
いろいろ考えさせられます。
どちらの本もAIの持つ可能性を肯定的に捉えています。
そして、先行きへの心配、
つまりは、子どもたちをどう育むかへの
警鐘が書かれています。
それについては、
自分は実践の中で対応していこうと思いますが、
今日は、氏の本から気になったところについて
書いてみようと思います。
氏は、仮想通貨の持つ可能性について、
述べていました。
自分はまだ、何一つ持っていない、と思っていましたが、
じつは持ってました。
例えば、クレジットカードに付いたポイントも
それらの一部と言えますから。
ということは、実はもうすでに、多くの仮想通貨による
経済が成り立っています。
これをもっと、
地域経済に生かしていくことが可能なのではないか、と
考えました。
簡単に言うと、
伊達市内で使用できる仮想通貨の発行です。
毎年、伊達市内で利用できる商品券を発行してますが、
あれを仮想通貨でおこなうのです。
あの商品券は、4カ月しか利用できませんが、
仮想通貨ならば、年間を通して利用できます。
また、必ずしも換金をしないで済みます。
そして、仮想通貨で地域経済を回すことで、
地元での消費意識が高まると思うのです。
実はこの取り組みは、もう行われています。
岐阜県の飛騨信用組合さんが、
地域商店とともに行い成功をおさめています。
さらに、観光に来てくれた方も
仮想通貨を買ってもらうことで、
お得に楽しんでもらえる仕組みを作れば
観光にも役に立ちます。
それから、クラウドファウンディングやVALUも
個人による信用創造も面白いと思いました。
先日もお話しましたが、
医師不足悩む自治体が多い中、
外部に働きかけるには限界があります。
だとしたら、地域から生み出すことを考えるべきですが、
医学部志望の大学生に行政から奨学金を出すことも一案です。
さらにいえば、
能力があって、志がある若者個人に、
投資や支援をしていく手法です。
地域から物心両面から応援するのです。
野口英世だって
野口家だけで医者にしたわけではありません。
地域から世界の野口を育てたのです。
同じことです。
落合陽一は、新しいテクノロジーの可能性を
示してくれていますが、
それを生かす人間の想いは、
大きく変わりありません。
世のため人のため、です。
それをもっと、効率的に生産的に行えると
感じさせる一冊でした。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!