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伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

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大人が介入すべきこと、すべきでないこと

学童の小学生を毎日見ていると、

いろんなことが起きます。

子ども同士いろいろなトラブルも起きます。

大人から見て小さなことでも、

本人にとっては初めて体験することも。

善悪なら介入も考えます。

しかし時には待たなければならないこともあります。

たとえば、本人の気持ちの問題、感じ方の問題。

自分にとって気に入らないことがあった、から

ないているなんて言う場合です。

自分の思い通りに行かないことで、

感情のコントロールがうまくいかず、

泣いてしまう。

そういうこともあります。

泣いてるから助ける、わけでもない。

泣かせたほうが、必ずしも悪いわけでもない。

 

善悪ではなく、

個人の感じ方の問題のときに、

どちらかの立場に付くような介入は

しないほうがいいと思うのです。

子どもは学びますから。

泣けば、思い通りになる、と。

 

遊びのルールを決めるときも

「みんなで決めろ~」としています。

自分に有利なルールにしようとしても、

みんな賛同してくれません(笑)

みんなが納得するルールにするため、

話し合わなければなりません。

伝えなければなりません。

ここで間に入ったら、

自分たちで協調することができなくなります。

 

一方で介入するものもあります。

勉強する学童ですから、

子どもたちは時間になったら宿題をしたり、

自学をしたりします。

勉強をする、といっても

机でテキストを進めることだけを

指しているつもりはありません。

小学生は音読の仕方や

筆順に運筆、

ペンの持ち方や姿勢も

時に諭さなければなりません。

 

おそらく学校でも、

ご家庭でも注意を受けているはず。

これは、

子どもが1人で

いつの間にかできる類のものでもありません。

 

自分を客観視しにくいこと、

自分に甘くしてしまいがちなこと、には

何度も諭していきます。

 

介入する、しないに

先生方個人の考えも出てしまうかもしれない。

それが悪いわけでもない。

いろんな考えに触れることも学びだから。

なんにせよ、

子どもをちゃんと観ること。

成長と自律のために

考えて行動していこうとすることが大事。

 

よし、志事すんぞ!

快と不快と、それから将来と

喜怒哀楽様々な感情があるが、

動物として、基礎となるのは、

快と不快です。

動物である人は、

快を求め、

不快を避けます。

 

その仕組みを理解したうえで、

動物と人の違いを加えるならば、

将来を見通せるかどうかだと思います。

今は楽しいかもしれないけど、

将来が不安だ、

だからやらないと。

今は大変かもしれないけど、

きっと今よりよくなるから

がんばろう。

 

今より良くなるための苦労なら、

人はがんばれる。

それが、今すぐ結果としてあらわれなくても。

 

だとすれば、

先々を示すことは

勉強に対して

やる気を上げる効果があると思います。

 

がんばっていい結果が出る(快)と

逆に、

頑張らなかったから

悪い結果が出てしまった(不快)と

将来へのイメージとを

言葉にすることで、

行動は変わります。

応援団の後輩達に感謝

今日は塾の話題ではありません。

 

昨日から福島県高校野球、夏の大会が始まりました。

今年は、いわきがメイン会場で行なわれます。

私は福島東高校の応援団にいました。

春の桜梅戦、夏の大会には

時間が合えば顔を出してきましたが、

一時期応援団が消滅した時代もありました。

その後、応援団復活の動きがあり、

その時に縁あって、指導する立場になりました。

指導と言っても、

共学になって、女子団員もいる

新しい応援団ですから、

昔のような指導をするわけにもいかず、

ブラスバンドを取り入れた

新しい応援団に対して

儀礼的な面や、基本動作を伝えることを

主にさせていただいています。

 

今日は郡山市の開成山球場で

初戦を迎えました。

「夏は怖い」

何があるか分かりません。

わがまま言って

応援に行かせてもらいました。

 

相手は、福島高校。

県北同士、桜梅戦でも競い合う

ライバルです。

春は接戦をものにしましたが、

力の差はないと言ってもいいです。

 

福島高校にも、塾生はいます。

どちらが勝っても、

誰かは涙します。

 

試合は福島東が勝利しましたが、

点差ほど力の差を感じませんでした。

本当にいい試合でした。

本当にいい応援でした。

 

次からは、福島高校の思いも

背負っていかなければなりません。

それが勝者の務めです。

 

応援団もブラバンも、

野球部のおかげで応援させてもらえるのです。

演舞も、声も音もすべてが

野球部の勝利に向けて、

あと一押しができるように、

出し尽くしてください。

 

自分には子どもがいません。

ですから、塾生同様、

応援団の後輩達も、

ブラバンも野球部も、

相手の高校の子達も、

かわいくて仕方ありません。

もし、自分の子どもだったら、

そう思ってしまいます。

 

勝った子も、負けた子もみんな

がんばる姿を見ると

うれしくなります。

 

数年前、平日のためブラバンが演奏できず、

そのまま負けてしまい、

3年間の練習を

披露することができなかった子たちがいます。

応援させたかったなぁ。

理不尽なこともある、

報われないこともある、

それでも、

頑張った後輩達は誇りです。

 

福島東高校応援団の矜持は「謙虚」

試合に勝ったのは野球部のおかげ、

負けたのは応援団のせい。

勝っても負けても

褒められることはありません。

 

そんな応援団に入ってくれた、

そんな応援団を続けてくれる後輩に

感謝しかありません。

 

どうか、次の試合もがんばってください。

押忍

小テストを終えて、やるべきこと

その子によって課題は違います。

集団授業ですから、

目指すところはあったとしても、

一人一人乗り越えるべき課題があり、

それぞれに身につけるべき方法があります。

単語テストをすれば

点数の良し悪しが出されます。

 

悪い点数だった子は、

何が悪かったのか

一つ一つ検証しなければなりません。

読み方が分からなかったのか、

勉強時間が短かったのか、

解答欄を間違えたのか。

 

点数が悪いだけで終わってしまえば、

悪かった勉強法を繰り返すだけです。

 

点数が上がった子もいます。

どうして点数がよかったか、

考えさせます。

 

点数の良し悪しが出ても、

結局やることは同じ。

悪かった点を見つけて改める。

よかった点を見つけて続ける。

必ず、検証をして、

次の行動を変えるように促すわけです。

 

コツは、点で考えさせること。

いろいろ悪かったこと、

良かったことはあると思いますが、

1点だけ変えるとしたら、

1点だけ続けるとしたら、

まずはその1点にだけ

フォーカスしてほしいです。

 

一つ一つの積み重ね、です。

忙しい毎日だから、自己管理の徹底するべ

今日は午前中から伊達市主催の研修。

学童保育に関する研修を受けてきました。

令和元年度の、政策としての動き、から

外国の先進地域での放課後の児童支援の様子、

児童の安全確保に向けた取り組みなど、について

勉強しました。

新聞などでも、耳にしていた情報も

改めてデータを見てみると、

学童保育の充実が求められる状況が分かります。

自分たちの事業の必要性を改めて感じます。

 

さて、普段は午後から夜にかけて仕事をしていますが、

今週来週と午前中からの研修やイベントが

立て続けにあります。

考えたくありませんが、

7月は休みがありません。

8月夏期講習が終わっても休みがありません。

体力的にきつい日々が続きそうです。

 

自分の体を整える上で、

一番のキーは睡眠です。

睡眠不足は、アトピーを悪化させ、

脚の痛みを誘発します。

 

今夏のテーマは、

忙しい自分のコントロールですね。

仕事の面でも、

メンタルの面でも、

健康の面でも、

自分に課せられたテーマだと思います。

 

世間では「働き方改革」とか言われていますが

経営者にはそんなものありません。

だったら、

自己責任のもと、

自分で守るしかないですからね。

 

さぁ、ここまで言ってしまったら、

後半足が痛い、なんて言えなくなりましたよ。

自己管理の徹底、がんばりましょ!

高校入試説明会

昨日は高校入試説明会を実施しました。

例年は、中1、中2の保護者様もお誘いするのですが、

今年は、受験生の保護者を対象としました。

来年度の入試が大きく変わるからです。

今まで、1月末の行なわれていたⅠ期選抜と

3月に行なわれていたⅡ期選抜が、

特色選抜と一般選抜という名前で

どちらも3月に行なわれます。

そして一番の違いは、

学力検査が必ず課されるということです。

 

入試制度改革では、

必ず問題点が指摘され、

改めるべく行なわれます。

 

私たちの頃は、

校内から推薦され入試が行なわれる

推薦入試がありました。

ですが、校内推薦が不透明である、と言うことで

誰でも希望すれば、

選抜試験を受けられるⅠ期選抜に変わりました。

それによって、

同一中学校から、

複数人の志望者が出願できるようになりました。

 

しかし、Ⅰ期選抜は1月末から2月頭に行なわれ、

内定が出てしまうと勉強をしない生徒が出てきてしまい、

Ⅱ期選抜で合格した生徒との学力差が問題となりました。

また、特定の部活動を強くするために

そもそも学力が低い生徒にも内定を出してしまう、

といった問題がしばしば見られるようになりました。

 

そこで、今回の入試では、

全ての生徒に学力検査を課すことで、

高校に行くためには、

一定の学力が要求されるようになったわけです。

 

誰でも彼でもⅠ期選抜の出してみて、

内定もらえたらラッキー、

勉強しなくていいや~。とか

部活動で県大会行ったから、

Ⅰ期で内定もらえるし。とか

もう、ありません。

 

福島県の高校は、

今回の制度変更によって、

中学生に、

勉強をして学力をつけてほしい、と

公にしたことになります。

それだけ、

今の学力格差が問題だということです。

 

説明会終了後、

そして、今日も先ほどまで

質問や面談がありました。

受験への不安が少しでも解消できるよう

情報提供や相談に乗りたいと思います。

「どうやって起業したんですか?」

「どうやって起業したんですか」

昨夜、大学に行った塾生が顔を出してくれた。

塾生から思いがけない質問を口にされ

少々戸惑いながらも、

大学の学びを垣間見ることができた。

地域課題の解決を図るゼミで

公益やボランティアについて学んでいるらしい。

就職についても準備を進める時期になり、

起業についても考えるようになった、とか。

 

自分の経験を話しながら、

塾に勤めていたときの考え、

借金をして自分の塾を開校したこと、

仕事のやりがいはあっても

収益がなかった苦しい時期の話、

なぜ、塾なのに学童をするに至ったか、

少しだけ話した。

 

「大学が楽しいです」

まさか、起業なんてことを口にする子だとは

思っていなかった塾生。

実現するかどうかはわからないにしても、

公益なんてものを考えるようになって、

思いつきでも

自分の考えを語ってくれた塾生を

頼もしく、

そして、少しうらやましく思います。

香葉村真由美講演会を聞いて

昨夜は知り合いの方からご紹介いただき

講演会を聞きに行きました。

元小学校の先生で

今は教育に関する講演を全国でされている

香葉村先生です。

小学校で行なってきた実践の紹介だけでなく、

ご自身の辛い経験を交え

考えさせられる講演でした。

 

いろいろ伝えられて話はありましたが、

命のつながりの尊さ

そして

どんな時でも生きるという選択をしていこう、

というお話に、

目をぬぐう聴衆もたくさんいました。

 

教育、はさまざまな可能性があります。

そこには、残念ながら

負の面もあります。

気づかぬままに

良かれと思って

自分がしたことが、

裏目に出てしまうこともあります。

 

頑なな信念を曲げないことも大事ですが、

アンテナを張りめぐらせ、

いろいろな意見を聞きながら、

作り上げ、磨き上げる信念も

あるのではないか、と

自分に問いだすことができた講演でした。

 

誘っていただいて感謝です。

また、

以前から、お話したいと思っていた方にも会えました。

さらにさらに、

新しい出会いもありました。

重ねて感謝です。

 

無料夏期講習が多いなぁ

テレビのCMや新聞の折込チラシを見てみると

今年の夏期講習

大手は無料が多いなぁ、と思ってしまいます。

近隣の同業大手さんは

無料で行うところが数軒あります。

ウチには到底できません。

以前にもお話しましたが、

”入塾すれば”講習費用無料(別途教材費)だったり

”通常の”講習費は無料(オプション別)だったり

いろいろな徴収をするわけですから、

かかるお金が0円ではないんですけどね。

 

その後の月謝や講習費でトントンなればいい、とか

何十教室、何百教室もあれば、

地区によって無料にしても運営できる、と

いうことでしょうけど、

一教室、数教室個人塾では

そういう計算はできないものな。

 

志事をして、対価を頂く。

当たり前のことしかできません。

 

資本力には勝てません。

現実です。

ですが、

無料の講習よりも魅力ある塾であるよう

努めることはできます。

また、大手にはない

地域に根ざした貢献もできそうです。

 

脅威ではありますが

自塾の強みを磨く試練、

自己修養の時と思い

がんばりましょ

ひとりで4科目100点は初めてです!祝

結果も、過程も両方大事だと思います。

車の両輪のように、

どちらも向上していくことができれば、

学ぶ力が身につくと思うからです。

今回のテストで、

100点は今までもいたけど、

ひとりで4科目100点を取った子がいました。

初めてです。

おめでとう!

 

その子を見てると、

まず塾に来るのが早い。

塾の開校時間を最大限使って、

自学の時間を確保しています。

そして、欠席がほぼない。

なんだかんだと言い訳して、

やらない人もいるのですが、

部活が終わったら来ますし、

病院の後も来ますし、

できる限り来ることを考えています。

 

その差、過程の差が

結果の差になってくれたのかな、と。

もちろん、その子にはその先の課題があります。

同じ結果を、より効率よくとること。

その繰り返しで、

質と量が向上していきます。

がんばれい!

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