テスト対策 政治参加という課題
投稿日:2015年5月15日
いい天気だ福島伊達。梁川校から更新です。
集団的自衛権が閣議決定されました。
自衛隊が組織され、PKOで海外に出るようになり、
いよいよ戦闘地域近くでの活動が可能になるそうです。
個人的な意見は表しませんが、
何を以て「世界全体で当たらなければならない事態」とするのか。
それ如何によっては、日本がどちらか一方の暴力に加担することになるのが心配です。
さて、昨日塾におりましたら、市の広報誌が回ってきました。
ひと通り目を通すわけですが、
気になったのは市議会議員が各地を回って市民から意見を聞く事業の報告です。
Q&A方式で議会議員が市民の意見にこたえるというものでした。
市民の意見を聞くことが主眼であるし、
紙面にすべてが載っているわけではないのですが、
あまりにも「当局に報告します」という回答が多くてがっかりしました。
それなら、ネットできるんじゃないか?と思てしまいます。
議員との意見交換ではないので、
仕方がないと言ってしまえば仕方がないのですが、
陳情の窓口が下りてきたに過ぎない印象を受けました。
それほど市民の意見を聞きたければ、
地域のイベントに参加するなどして井戸端会議のような雰囲気で話したらいいのに。
先日もゴミ拾いのイベントにいらしていた議員さんがいます。
そういう人になら話やすいですよね。
費用もかからないし。
ネットで意見を吸い上げれば、それこそ初期費用くらいで
しかも年代問わず、場所問わず、時間を問わず
意見を集めることができるのに。
そういうと、使えない人もいるとか言い出すんでしょうけどね。
でも、12か所の議会報告会に185名の参加です。
ネットならばもっと、多くの意見を吸い上げられるのではないでしょうか。
そして使えない人への配慮という点は、
そこまで必要か?と思っています。
ネットでも意見が言えますという事であれば、覚えるでしょうし。
覚えないなら、その程度の意見なのかもしれません。
必要があれば、普通に役場に相談に行けますし。
自由民権運動を行った草莽の民は、
新聞を作り、読みあい、勉強会をし、自分たちで憲法の草案を作るなど
努力したわけです。
私たちにできない事ではありません。
もちろん、老人や障碍者といった福祉充実には
出向くことも必要ですが、
一般の市民も自ら動く姿勢が必要だと思うのです。
50%程度の投票率、
30代以下は30%しかないバカげた低さ。
最初に挙げた、集団的自衛権に賛成だろうが反対だろうが、
否応なしに従わなければならない状況。
あとから、「嫌だったんだよね」なんて子供じみた言い訳は通用しないわけで
誰かが何かをしてくれるなんて期待できないわけで
自分から動いていかないと
国も地域もよくならないな、と思わされました。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!