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学生を先生として補充するの?

10月16日 秋晴れの福島伊達

洗濯機が壊れました。

普通の生活ができないのは

不便ですね。

今の生活をより良くするために

今使っているものよりも

いいものに買い替えたいと思います。

さて、学生を先生として補充するの?、の話

沖縄県教育員会では

学校の教員不足の解消策として

教育学部の学生を授業にさせるといった

対策を講じることとなりました。

現実問題として、

教員が足りず授業ができない恐れがあるので

致し方ないと思う所はあるが、

良策とは思えません。

 

教員の成り手不足

各都道府県の教員採用試験の倍率は

下がる一方です。

教員のやりがい、使命は

大きなものです。

また、教職に憧れる若者だって

少なくはないはずです。

それでも、いざ就職を決める段階で、

選ばれないのはどうしてか。

他の職業と比べて

仕事に見合う対価がないからです。

 

就職氷河期を経験し、

民間の学習塾を営む身としては、

絶対的安定感、

景気に左右されずに、

経験年数に応じて給与が上がる制度、を

羨ましく思います。

それでも今の若者にとっては、

残業代がない、とか

有給休暇が取りにくい、とか

部活動の顧問が大変、とか

ワークライフバランスが取れない点で、

選択肢から外れるようです。

 

やはり当たり前に、

教員になる価値を上げる、のが

正しい対応策だと思います。

民間と同じように、

残業代を支給する。

有休がとりやすいように

環境を整える。

また、10年勤務したら

奨学金は免除、といった

メリットだって良い。

教職に就く価値を上げることが

成り手を増やすには必要だと思うのです。

 

大学生の臨時講師が

悪いとは言いません。

若者の持つ熱意が子どもを導くことも

多々ありますから。

ですが、それでも

ただのバイトとは違うと思うのです。

子どもの未来の一端を担う責任、

誰にでも任せられるものではないから、

教員免許の制度があり、

教員採用試験があるのだと思うのです。

だとしたら、

頑張って勉強して免許を取ってよかった、と

そう思えるような価値があれば

成り手は増えるのではないかと

思うのです。

となると、

文部科学省や子ども家庭庁の問題ではなく

財務省の英断ですかね。

 

志事すんぞ!

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