伊達市のふるさと納税から
投稿日:2023年10月4日
10月4日 曇りの福島伊達
20度を下回って、寒く感じます。
街路樹に目をやると、
葉っぱの先が赤く色づき始めました。
いよいよ秋ですね。
さて、伊達市のふるさと納税から、の話
先日新聞で福島県のふるさと納税に関する
レポートが報じられていました。
ふるさと納税は
住んでいる市町村以外に納税することで、
住民税の控除を受けられるとともに
返礼の品が受け取れる制度。
私はやったことがないので、
そうなんだ~、くらいの理解ですが、
報道を見てみると面白いですね。
まず、新聞が報じていたのは
福島県59市町村のうち
11市町村が赤字であることでした。
自治体に寄せられた寄付額から、
住民が他の自治体に寄付したことによる
住民税の減収額を引いた差額で計算すると
入ってきた金額より、
出て行ってしまったお金が大きいということです。
おもしろい!
(10月4日 福島民報より)
ここから二つのことが分かります。
ひとつは、
返礼品の魅力が大きいかどうか。
返礼品が魅力的であれば、
ふるさと納税で選ぶ人が増えるので
市町村に入ってくる額が増えます。
食料品などの生活の関わる返礼品に
人気が集まっているようです。
もうひとつは、
他市町村へ納税している人の多さ、です。
ふるさと納税を利用しているのは、
もともと住民税が高い人です。
つまり所得が多い人ということです。
市町村のもつ稼ぐ力とも言えます。
今回、赤字の第一位になったのは
郡山市で△3億円です。
ふるさと納税で2億がプラスでしたが、
他の市町村に納税した分が△5億円。
それだけ、稼ぐ力はある自治体だということです。
さて、伊達市を見てみるとどうでしょうか。
まずは、ふるさと納税で入ってきた額、
4億2千万円。
福島県で4位の魅力ある自治体と言えます。
逆に出て行ってしまった額、
4千万円で8位、稼ぐ力もあります。
そうすると、差額は
約3億8千万円のプラス。
福島県で3位なんですよ!
ありがたいことです。
自治体の稼ぐ力のアップとともに、
返礼品の魅力もさらにアップして、
移住者も増えて行ったらいいな。
志事すんぞ!