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テスト対策 選挙権を与えるにあたって判断力も養おう

幾分空気が温んでいる福島伊達。梁川校から更新です。

Ⅱ期試験の中間倍率が発表となりました。

雑感を。

南高校の幾分加熱しすぎた人気がおさまった。

西高の数理が試験方法の変更で人気上昇。

商業、工業、明成は学科によるばらつきが大きい。

これで終わりではないけれど、ほぼこの形かと思われる。

発表を受けて、子どもたちの意識が決意に変わっているのを感じる。

万が一心配な点があれば、いつでもご相談ください。

 

さて、先日18歳から選挙権与えられるという事をtweetしたところ、

「権利を与えるならば、判断の仕方も教えていかなければならない」とコメントをいただいた。

権利と責任を与えるならば、判断力がないといけないという事です。

 

これからの日本を背負うのは若者なのだから、若者の意見が政治に反映しなければならない。

そのために、18歳から選挙という権利と責任を与えるというのは

歓迎すべきことだ。

 

しかし、年齢に制限がある理由を考えてみると、

若年ゆえに思慮分別が浅く、判断力にかけるところがあるというのが理由だったはずだ。

今の若者には十分な判断力が備わっているのかというと

個人差が大きすぎるように感じる。

社会に対して、問題意識を持って行動を起こせる人もいれば、

逆に自分が楽しむことに目が行き、周囲への配慮が足りない人もいる。

 

その差はなんだろうか。

 

私は保護者と子どもとの関わりの度合いだと思う。

 

先のコメントをくださった方は

「テレビを見ながらでも、会話を通して大人の意見を伝え考えさせる機会を作るべきだ」

とおっしゃっていたが、それをご自身で

「昭和的なのかな」ともぶんせきしていて

確かに、そうかもしれないと感じた。

 

皆でテレビを見る機会がはたしてあるだろうか。

 

部活動や塾に行っている時間と生活時間がかぶれば、

テレビを見る時間も違ってくる。

当然見る番組も違う。

家長がテレビ番組の決定権を持っていることすら考えにくい。

もし見たいテレビがあれば、自分の部屋のテレビを見る、

ワンセグ機能を使った携帯を利用こともできる。

個々人がそれぞれの時間、それぞれのテレビ機能を利用して

好きな番組を見ていれば、

意見の交換などはあり得ない。

 

つまり意見の交換をする場を意識的に作らなければならないという事になる。

 

別にテレビを見ている時に限った事ではない。

新聞を読んでいて、

読書中に、

お手伝いをしながら、

車の中で、

関わろうとすれば、出来ることがある。

 

私も、昔、父母の運転をしていた時にいろんな話をしたのを思い出す。

政治経済、友人関係、将来のことそういったことが

うるさい時もあったけど、今思うと大事だったなぁ。

 

父母との会話や周りの大人の方の意見が

決して一つではないにしても、

新鮮な学びだった。

 

こういった会話を通して子どもたちは

価値観を作り出し、個々人の判断力へとつながると思うのです。

 

これをご覧の保護者様には、ご自身の意見をぜひお子様にお伝えください。

そして、塾生諸君はお父さんお母さんなど周りの大人に、

分からない事をどんどん質問してください。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

 

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