テスト対策 子どもと貧困の問題 何ができるか思案中
投稿日:2015年2月19日
曇り空の福島伊達。梁川校から更新です。
なんか寒い。三寒四温といいつつも、まだ冬ですね。
あったかくなってほしいものです。
子どもの貧困と格差の問題が話題となっています。
白雲館でも母子未来支援として、母子父子家庭の入学金月謝等の減免をしています。
全くのゼロにすることができないところに不甲斐なさもありますが、
自分たちにできるところから奉仕していきたいと思っています。
生活の困窮した家庭では教育にかける費用が少ない。
あるデータでは、家庭の支出から教育にかける費用が
前年比でマイナス8%以上となったそうです。
アベノミクスで好景気なのは輸出産業だけで、
中小企業、地方企業にはまだまだ恩恵はなく、
全体としても給与賃金がマイナス2%以上になっているということは
消費者に景気回復の実感はまだまだ訪れるわけもありません。
それでは教育にかける費用も当然減るでしょう。
(もちろん、データですから違った見方も必要です。
少子化なので、教育費が減って当然であるとも言えるわけですから。)
子どもの貧困が、高校進学大学進学の道を狭め、
低賃金で働かなくてはいけない状況を作り出している。
そして、その連鎖が断ち切れない状況を生み出している。
許される格差も世にはあると思いますが、
格差から努力によって抜けられない状況というのは問題です。
努力をして抜け出せる環境づくりというものが求められるべきです。
努力をしない人は、残念ですが、その状況に甘んじてください。
ですが、現状を変えたいと望む意思のある人には、
場所を提供していきたいと思うのです。
今まだ、白雲館として何ができるとも言えません。
ですが
教育が未来を変える力を持っていると信じています。
学校や地域が教育の力で
身近な社会を変える事例はたくさんあります。
私たちもその一助となりたいと思います。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!