体力向上を図った躾とお手伝い
投稿日:2014年10月31日
曇り空の福島伊達。梁川から更新です。
月末という事であわただしく動いております。
期末試験の日程も発表されつつあります。範囲が発表されたら対策開始です。
さて、お子様の体力は向上しているでしょうか。
先日、体力もカネで買う時代という記事を読みました。
昔は、遊びで得られていた基礎体力が今は得られにくくなっている。
理由は、遊び場の減少で、物理的にも、周りの大人が子どもに寛容ではないこともあるようです。
コスト0で得られていた体力が、今は運動系の習い事などに通わなければ得られなくなりつつある。
というものでした。
大げさな内容のようにとられるかもしれませんが、都会ではあり得ることでしょう。
他にも、子どもを安心して遊ばせられる環境にないことも挙げられます。
地域社会のコミュニティが崩れつつある今、隣の大人が信用に足る人物かもわかりません。
また、福島でいえば、放射能の影響を懸念する声もあるでしょう。
遊ばせる場所も、保護者が選定し、時にはコストをかけながら遊ばせなければならないこともあります。
もちろん今も昔も、子どもたちは好奇心の塊で、体力の続く限り遊んでいるかもしれません。
しかし、体を動かす遊びが大半だった昔に比べると、
ゲームなどの室内で遊ぶものがより増えたと思うのです。
夢中になって、鬼ごっこをしたりした世代と、
夢中になって、画面を見つめる世代とで
体力は自ずから違ってくると思います。
体力は、生きる基本です。
遊びで得られない以上、何かしらの対策を講じていかなければなりません。
かといって家の中を走り回れとは言えませんので、
日常生活の中でつけていってほしいと思っております。
体力の有無を図る指針の一つに筋力があります。
最近の子を見ていて思うのは、姿勢の良し悪しで成績が違うという事です。
姿勢を一定に保つには筋力が必要です。
姿勢を保てなければ、椅子にしっかり座り続けることもできません。
まずは、姿勢のご指導をお願いします。
躾という観点からも、必要なことではないのでしょうか。
躾の点からいえば、靴をそろえる、食べたお膳を片付ける、などできることが多々あるはずです。
もう一つはお手伝いです。
部屋やふろの掃除、布団の上げ下ろしは、思いのほか体力を遣うものです。
社会性を育む点からも、自分のこと以外に家族のために、責任を与えるという事もよいかと思います。
体力は一朝一夕にはつきません。
日々の継続が必要です。
お家の中でできることから、続けてみてはいかがでしょうか。
さぁ、いきましょー!