福島県の高校入試の仕組み
投稿日:2020年8月20日
38.2度の福島伊達
学童の子どもたちのお迎えに合わせて
立哨していましたが、 暑い。
38度を超えての立哨は
数分のうちに汗だく、意識が遠のきます。
俺にお迎えが来そうでした。
今日は部活動は中止のようです。
さて、福島県の高校入試の仕組みについて、
中学3年生だけでなく
中学1年生や2年生、保護者様にも
知っていていただきたいことがあります。
昨年から県立高校の入試制度が変わり、
特色選抜、一般選抜ともに
当日の学力検査が実施されることになっています。
学力不足でも合格してしまうケースが見られた
Ⅰ期選抜への対応です。
学力検査は5教科50点ずつの
250点満点で行われます。
受験勉強を通して、
実力テストや新教研で
1点でも多く取れるように
努めていきましょう。
「じゃあ、中3になってから勉強すればいいの?」
そういうわけにはいきません。
学力検査に加え、
評定による内申点も合否に大きく影響するからです。
5段階で学年ごとに評価される評定が、
内申点として合否の判断に使われるからです。
国数英理社の5教科では
3年分の評定が、
実技4教科だと
3年分の評定の2倍が、
内申点となります。
仮にオール5を取った生徒は195点が、
オール3を取った生徒は117点が、
それぞれ内申点となります。
評定平均が2違うと、
78点の差が生じるわけです。
中3から頑張って、
学力試験に臨んでも
78点を覆すのは相当難しいです。
この他に、部活動の成績や
資格・検定試験の取得も
内申点に影響していきます。
定期テスト対策を中心に
評定を上げる努力をしていくこと、
実技教科を甘く見ないこと、
資格・検定試験に挑戦すること、などが
中1中2からできる入試対策となります。
例えば、英語検定や漢字検定は、
普段の勉強にもなるうえ、
検定取得による内申点アップが見込めます。
実践会を選択している塾生の中には、
検定取得に向けて
勉強を進めている子もいます。
自分で勉強を進める効果は、
思いのほか高く、
中3で準2級、1次合格をした子も。
実践会をうまく活用してくれていて、
うれしくなります。
学力検査だけでなく、
普段の勉強、普段の取り組みで
内申点についても
知っていていただければと思います。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪