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誹謗中傷の加害者にさせないために

曇り空の福島伊達

緊急事態宣言解除を受けて、

今日から塾も通常となります。

やっと、です。

とはいっても、

まだまだ気を抜いてはいけない状態。

しばらくはクラスの定員を

減らす教室もあります。

はやく、いつも通りになってくれることを

願うばかりです。

 

さて、SNSによる誹謗中傷を受けて

自ら幕を閉じた女子プロレスラー。

苦しかったでしょうね。

ご冥福をお祈りします。

誹謗中傷をしたアカウントは

罪の意識からか、

訴訟を恐れてか、

次々に消されているそうです。

テレビ番組の多くは虚構であり、

出演される方も

演出による振る舞いであることが

自明であるにもかかわらず、

匿名性の傘に守られた場所から、

心無い言葉をぶつける。

お互いに見知った人同士であれば、

決して使わないであろう言葉を。

 

SNS上では

反応の多さが人気のバロメーターにもなる。

それが応援であれ、

誹謗中傷であれ。

しかしながら、

SNSの中には生身の人間がいて、

痛みを一身に受ける。

 

耐えきれる人ならば、

糧にできるかもしれないが、

そうでなければ、

歩みを止めることになる。

行動をしないということだけでなく、

人生という歩みさえも。

 

子どもたちの多くが

ネットを利用している。

SNSだけでなく、

ゲームでも、

匿名性のある交流をしている子が多い。

この子たちが、

被害者にもなりうるし、

ひょっとしたら、

加害者にもなりえてしまう。

 

SNSは怖いもの、として

遠ざければいいということではない。

SNSだろうが、

リアルだろうが、

誹謗中傷をすること自体

避けるべきものだからだ。

 

対話の中で批判はあるべきものだと思う。

批判は、より良いものであるために、

視点を広げ、建設的な意見であるからだ。

しかし、

誹謗中傷は違う。

ただ、相手の嫌がることをし、

傷つけることを目的としているからだ。

個人の感想を述べるべきではない、

と言っているのではない。

好きではない、とか

むしろ、嫌いだ、とか

不愉快だ、とか

キモイ、とか

思うことは誰にでもある。

それを、

直接伝えなければならないのか、

直接伝えるにしても、

伝え方もある、ということだ。

 

十分な関係性のある友人に対して

強い言葉をつかえたとしても、

万人に向けて使っていいとは

限らない。

 

私がまずできることは

自分の言葉を省みることだ。

そして

子どもたちの言葉に見え隠れする

誹謗中傷の意識を

気づかせることかと思う。

 

某人気にたいして

絵が下手だという批判がある。

まぁ、誰と比べて下手だとか、

どう下手だとか示しているなら

建設的な批判ですが、

もはややっかみ、いちゃもん、

レベルの批判もある。

さらに酷くなると

作者が女性だからつまらない、

とかになると誹謗中傷だ。

 

子どもたちはたくさんの言葉を発する。

良い言葉もあれば、

不愉快なものもある。

批判は見守っても、

誹謗中傷は止める、

そんな大人の線引きがあっても

いいと思うのだ。

「なんで、女性だから、つまらないの?」

考えさせることができればいいな。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

 

 

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