休校中② 自分のことと家族のことを
投稿日:2020年4月22日
少し風が出ている福島伊達。
休校二日目。
児童クラブの子どもたちは
コロナ禍などどこ吹く風とばかりに
元気に過ごしています。
休み時間には外に出て、
縄跳びをしたり
マラソンの練習をしたりしています。
中遊びも、
ペーパークラフトやカードゲーム、
読書に塗り絵、
それぞれに過ごしています。
ドリル形式の宿題だけでなく、
学校やクラスによっては
ノートまとめが出されています。
ご家庭でやるには
難しそうなものもありますが、
質問をしながら進めています。
さて、休校中の過ごし方ですが、
4月21日の記事では
早寝早起きで生活習慣を整えることを
書きました。
今日は、家事について。
お手伝い、ではありません。
自分のことを自分でできるようにし、
家族のために家事をしてください。
普段学校に行けば、
掃除、洗濯、炊事をする機会は多くありません。
自分のことができない乳幼児のうちならば
家族のお世話にならなければなりません。
ですが、小中学生です。
学校からの課題が出されているとはいえ、
家にいるわけです。
家事ができないことはありません。
子どもたちはこれから
気持ちよく生活をするために
様々なことを自分でやらなければなりません。
ゲームやYouTubeも楽しいですが、
もし、お父さんもお母さんもいなかったら、
だれが掃除や洗濯や炊事をするのでしょうか。
だれもしてくれません。
子どもたち自身です。
いきなりはできないかもしれません。
失敗もあるかもしれません。
ですが、
できなければ困ることばかりです。
毎日やればできることばかりです。
ご家庭では、やれることを一つでも増やし、
継続させてほしいと思います。
家事の全部させるわけではありません。
掃除だったら、窓を開けて、
はたきをかけてね、でもいいです。
テーブルやテレビのふき掃除をする、でも
全ての部屋の掃除機をかける、でも
ごみをまとめて捨ててきて、
ごみ袋をセットする、でもいいです。
洗濯物だったら、
洗剤と柔軟剤を入れてボタンを押して、とか。
洗濯が終わったら、かごに入れて
お母さんに教えてね。
畳んだ洗濯物を決まった場所にしまってきてね。
炊事ならば、料理や調理ではなく、
食べる準備と後片付けを毎食してね。
ごはんをといでセットしてね。
ご家庭によっては
布団の上げ下ろしや
布団を敷くなんていうのもできます。
子どもの発達に合わせて、
家事の全部ではなく、一部を
できることを毎日やらせてあげてください。
継続がテーマです。
自分のことを自分でし、
家族のために自分ができることをする。
大人がやった方が
速いし上手に決まっています。
ですが、
そこは辛抱してください。
手を出せば出すほど、
自分でできなくなるだけです。
また自己肯定感が損なわれます。
「ありがとう」「助かった」
声かけによって
自己肯定感を高めてあげてください。
家事労働は大変です。
身をもって経験し、
できるようにするチャンスです。
自立への一歩を
手助けしてあげてください。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪