宿題忘れへの対処
投稿日:2020年2月6日
昨夜から今朝方にかけて
伊達市でも雪が降りました。
大雪とまではなりませんでしたが、
通勤時間帯は大変だったろうなぁ、と。
午後には雪もやみ、
日も出たので、
道路もすっかり乾きましたが、
今夜は寒いそうです。
暖かくお過ごしください。
さて、大学時代の友人と
「宿題を忘れた子にどう声をかけるか」
という話になりました。
友人も教育業界にいます。
こういった意見交換は楽しいものですね。
さて、塾での宿題ですが、
私個人は宿題が少ないほうのタイプだと思っています。
授業でなるべく完結させたいですからね。
それでも、宿題を課す場合が出てきます。
ただ、宿題にはいろいろな目的があります。
その目的の違いによって、
かける声も違ってきます。
①トレーニングの宿題
たとえば、計算練習や用語の暗記、
実力の錬成を目的としている場合です。
90分の時間の中だけで理解はできても、
定着まで至らない場合に課します。
宿題をやることで、
前回の授業を復習し、
自分一人でできるようにするためのものです。
この場合、「宿題忘れました」に対する応えは
「そうですか、残ってやって帰ってね」だけです。
こういった宿題を出した場合、
授業の最初に、
宿題に関するテスト、
もしくは、まったく同じ問題をテストします。
ちゃんとやった人は点数がよく、速いです。
その差を自分で感じて反省してくれれば。
②予習の宿題
受験生くらいになると、
予習の宿題を出します。
授業では解答と解説に充てたいからです。
この場合「宿題忘れました」に対する応えは
「そうですか、もったいないですね」です。
予習をして臨むことで、
自分のわからないポイントがあぶりだされて
聞くべきところが明確になります。
つまり効果が高くなるわけです。
宿題をしなかったことで、
効果が薄くなるのは自己責任です。
昔は「なに~、忘れただと~」と怒りましたが
今は授業中に怒らなくなりました。
忘れてもいいや、と思っているわけではなく、
忘れたら忘れたで
ちゃんとやらせればいいわけですし、
ひょっとしたら、
やろうとしたけど一人でやりきれないこともあります。
残ってやってくれれば、
教えることもできます。
そして、なによりも
ちゃんとやってきた塾生に対して、
申し訳ないからです。
宿題をちゃんとやってきた塾生は
忘れてきた子へのお説教を
聞きたいわけではないですからね。
ただし、授業中は忘れた子をいじりますね(笑)
「デート忙しかったんだな~」とか。
そして、授業後に
「宿題って何のためにあるの?」
「教の授業どうだった?」
と個別の指導します。
その時も怒ることはしません。
意味がないからです。
今日も志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪