言葉ににじみ出るインテリジェンス
投稿日:2020年2月5日
「あ、検索しなきゃ」と思って
スマホを手に取ったまではいいんですが
スマホを手にしたとたん
「はて、何を検索するんだっけ?」
と考え込む不惑の代表渡辺です。
何を検索したかったかというと
NHKの歴史番組「知恵泉」に出演されていた
出口治明さんです。
この方の話を聞いて
ただものじゃないと思ったからです。
出口さんを調べてみると、
現在は立命館アジア太平洋大学の学長で、
以前は生命保険会社を立ち上げるなどした方。
やっぱり名のある方でしたね。
その出口さんは
この世の中を見る時の視点において
大事な観点を
「タテヨコ算数」
と説明されていました。
タテは積み重ねられた歴史からの視点、
ヨコは同じ時代・時間の違う地域や世界への視点、
そして算数は数字データによる科学的なエビデンス
だそうです。
それらものの見方も、
大事だと思わされますが、
それにもまして、
なんてわかりやすい説明だろう、と
感じてしまいました。
自分の考えや思いを伝えるために
言葉を重ねたくなってしまいます。
しかし、
聞いている側には伝わり切れないことも。
出口さんの説明は、
まず伝えたい内容を
端的に表すキーワードを提示し、
そのキーワードについて説明を加える。
聞いているほうには、
キーワードが地図のような役割になり、
説明が入りやすくなるのです。
さらに、そのキーワードも
「タテヨコ算数」のように、
3つに絞っているところも
理解をしやすくしています。
頭のいい方の話は
内容も伝え方もいろいろためになります。
言葉ににじみ出る
インテリジェンスをバチバチ感じました。
今度は、出口さんの著書も読んでみたいな。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪