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子どもがいますよマーク

子ども叱るな、来た道だ。

年寄り笑うな、行く道だ。

よく言われることですね。

私もよく自分に言い聞かせる言葉です。

みんな、子どもだったわけですし

みんな、年をとるわけです。

未熟で迷惑をかけることも多々あります。

当たり前に出来ていたことが、

出来なくなってしまうこともある訳です。

先日ニュースで考えさせられたことがあります。

最近、航空機の座席を選ぶ際に、

幼児が座っている席が分かるように

事前にマークがつくようになったらしいですね。

これって誰のために付けたのでしょう。

お母さんにとっても子どもにとっても不要だろうし、

他の人が避けるためなのでしょうか。

だとしたら、ちょっとがっかりです。

 

長時間拘束される機内で

できるだけ快適な時間を過ごしたい、

そう思う気持ちが分からないわけではありません。

ですが、子どもが多少騒いだりするのは、

仕方のないこと、自然なことだと

思うのです。

もちろん他人に迷惑をかけるようであれば、

注意をしますが。

 

袖すりあうも他生の縁、という言葉があります。

それも自分ではどうすることもできない

ご縁の一つだと思うのです。

個人のプライベートな空間ではない以上

自分の意にそぐわないことがあっても

それが社会ですし、

それに適応するのが社会性だと思うのです。

 

仮に、

子どもがいますよマーク以外のものがあったら

どう感じますか?

障碍者がいますよマーク、

外国人がいますよマーク、

日本人がいますよマーク、

有色人種がいますよマーク、

老人がいますよマーク、

オッサンがオバチャンがいますよマーク、

特定の宗教を信じてる人マーク、

必要ですか?

あなたが当てはまるマークがあったとしたら、

どう感じますか?

 

多様性を許容しない社会は

自分自身が許容されない社会になる危険性があると

思うのです。

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