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学校が労働者の権利を教える矛盾

公民の経済分野の授業の中で

労働者の権利の話が出てきます。

労働三権とか、

労働三法とかです。

また最近の働き方改革やら、

ワークライフバランスやらにも触れます。

 

その中で数年前に起きた

広告代理店の新入社員の話に触れることとなり、

残業時間が200時間とかは、

どれだけ大変なのか考えてもらいました。

ふと、考えたことは、

これを教えている先生方は

どんなお気持ちか、と

いうことです。

矛盾を感じてるんじゃないかなぁ、と。

 

学校の先生方も、

多くの業務を抱えています。

授業だけでなく、

部活の指導や、

提出書類の作成、

行事の運営など、

定時で変えれる先生はごくわずかです。

給特法というやつで

給料の4%が上乗せされているとはいえ、

民間であれば、

違法と言われる状態であるにもかかわらず、

労働者の権利を教えるわけですから。

さらに、変形労働制が導入され、

残業していないことにさせられる。

おかしいと思いながら教えるんでしょうか。

 

とある高校の先生が自死されました。

若い先生で、部活動の顧問もされていて、

ある月の残業時間が260時間を数えたとか。

260時間ですよ。

休みなく30日働いたとしても

毎日5時間以上残業していたことになります。

 

しかも、おそらくは、

これが特殊な事例ではなく、

多くの教員の方が同じ状態なのではないか、と

推測されてしまうわけです。

 

聖職者としての教員の姿は

本当に尊いものです。

だからといって、

教師個々人の犠牲の上に

胡坐をかいていいとは思えないのです。

 

社会の変化にともなって、

残業時間の減少、

有給制度の利活用、

プライベートの充実が

実現しつつあります。

少しでも改善がなければ、

なり手がいなくなっていきます。

 

資源のない日本にとって、

人材こそが宝。

その人材を育むのが、

学校であり、教員の皆様であるなら、

その労働環境の改善は、

日本の未来です。

 

子どもたちに労働の姿を教える学校こそが

まずは矛盾を減らし、

理想に近づいてほしいと願います。

 

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