私の考える天国と地獄
投稿日:2019年12月13日
子どもたちはオカルトの話が大好きです。
UFOとか未確認生物をはじめ
幽霊や妖怪の類の話が始まると
キリがありません。
まぁ、大人も好きなんですけどね。
この時期になると
クリスマスからの
サンタクロースのいるいないの話になり、
悪いことをしたら天国に行けないとか、
地獄に行って舌を抜かれるとか、
宗教観ばらばらな世界が広がります。
死後の世界には
天国とか地獄とか呼ばれる世界があるらしい。
永遠の命を手にした楽園、
先祖がいる極楽浄土、
はたまた閻魔様に裁かれ
様々な責め苦にあう苦しみの世界、
限りある生命を持つ人間が
最も恐れる死。
その先の見えない世界を創造した
昔の人々は
それぞれの文化でストーリーを作っていきました。
私は天国も地獄も見たことはないので、
その存在を肯定も否定もできないのですが、
伝えられているものとは違うと思うのです。
死後に訪れる世界は
故人がいないだけの世界で
言い換えれば
故人がいなくなっても継続する世界です。
あの人は、、、と
惜しまれるのか、
喜ばれるのか、
いなくなった世界で、
どう扱われるかなんじゃないかな、と。
某原発がある自治体の偉い方が亡くなった後に
いろいろなことが明るみになったり、
NGOの代表が凶弾に撃たれた後に
多くの人から哀悼の意が表されたり、
故人亡き後の世界の違いを見るにつけ
そんなことを考えるのでした。
今通っている塾生たち。
一日一日をがんばっています。
彼らの多くは中学を卒業すると
塾を去りますが、
彼らにはその後の世界が続きます。
その時に、
志学白雲館に通って良かったな、
そう言ってもらえることが天国かな。