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買い与えるべき本の話

ボヘミアン・ラプソディで、

フレディがQUEENに戻るシーンがあります。

仲間を裏切ったフレディを

ブライアンたちは許すわけですが、

こういった場面は

洋の東西を見られます。

 

許す、という感情が

それだけ人間的であると考えられます。

許す、と聞いて

聖書のルカの福音書の中にある

放蕩息子の帰還を思い出します。

また、仏教の中でも

阿修羅や鬼子母神のように

以前の悪行を改心し

仏教に帰依したことで

仏弟子に並ぶエピソードがあります。

それだけ、

誰しもが持つ感情であり、

共感をするポイントであると言えます。

 

許しましょう、という話ではありません。

どんな本を読めばいいですか、と

たくさんの塾生や保護者に聞かれますが、

どんな本を読むか、というよりも

その本を読んで何を感じたか、が

もっと大事だとおもうのです。

 

自分のことで言えば、

歴史が大好きでした。

マンガで読む歴史の本は

何度も読み返しました。

そうこうするうちに、

もっと深く人物を知りたいとおもい、

伝記などを読むようになりました。

すると、伝記の中には、

マンガにはない細かな情報が盛り込んであるので、

その人物が学んだことや感じたことを

知りたくなるわけです。

そこで、仏教やキリスト教、神道、儒教にも

興味が広がるわけです。

 

何を感じるか、

一番はおもしろいと思う気持ち、

言い換えれば知的好奇心が

読書の推進力だと思います。

興味関心のない本を買い当てても、

コアラに笹の葉、パンダにユーカリです。

ゲームが好きならば、

ゲームの攻略本だっていいんです、入り口は。

いつか、繋がりを感じるときが来ます。

 

ゲームの中にカインとアベルというキャラがいました。

彼らは双子なんですね。

ゲームの興じてるときは

知りませんでしたが、

聖書に出てくるんですよ、カインとアベルが。

あれ?ゲームなのに聖書が関係してんの?

ひょっとしたら別のゲームでも、

他の関係性があんのかな?

 

繋がった時に

興味関心が自然と広がります。

 

まずは、好きなテーマから

買い与えてください。

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