就職おめでとう どうかご安全に
投稿日:2019年12月9日
先日、就職が決まった卒業生が挨拶に来てくれた。
第一志望の高校に進学し、
部活を一生懸命やった彼は、
就職を決めたものの
本当にやりたい別な仕事をするために、
仕事が終わった後
試験勉強に励んでいた。
約一年、勉強を続け、
就職試験に臨み、
晴れて合格を勝ち取ったわけです。
嬉しいとおもう気持ちもあるのですが、
複雑な心境なのです。
彼が目指したのは消防士。
彼の活躍は、誰かの不幸の最中にあり、
危険と隣り合わせであると思えば、
夢を叶えてがんばったね、と思いつつも
どうかご安全にと願うばかりです。
自分のなかでも矛盾した気持ちであると
分かってはいても、
嬉しさと心配とが入り混じるのです。
警察や消防、自衛隊には
友人も教え子もいます。
本当に頭が下がる思いです。
誇り高い、尊敬する仕事であると思います。
そこに飛び込んでくれた
塾生は、本当に
誇りです。
どうか、ご安全に。
町を頼みます。
市内外を見渡すと、
卒業生達が、それぞれの仕事に励んでいます。
行政にある者もいれば、
教育に当たる者も、
商売を営む者も、
それぞれですが、
人のために、町のために
汗をかく姿は、
すべて尊いものだと感じます。
自分も、彼ら同様、
一生懸命にやらないと。