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宗教の力、言葉の力

学生時代の友人のご尊父の葬儀に参列しました。

教会で行なわれるミサの形式。

仏式の葬儀とは違っていました。

 

教会での葬儀を知らない人のため

式次第や賛美歌が書かれた冊子が配られました。

そこにはたくさんの聖書の言葉が記されていました。

たくさんの宗教があります。

宗教の派生にあるものは、生と死。

特に全ての人に関わる死についての

考え方は必ず触れなければならない。

死に臨む本人に対しても、

死者を弔う遺族に対しても、

宗教は言葉をかける。

その言葉の力が宗教の持つ力だと思うのです。

 

死に臨む方の恐れを除き、

悲し無為族の気持ちを和らげる信仰の力は、

どの宗教でも見られる。

キリスト教では、

主イエスの導きにより、

神のみ国へと旅立ち、

永遠の命を得る。

そう信じることで、

死に臨む人も遺族も

死を受け入れるようになる。

人は限りある存在であるからこそ、

永遠を求める。

教会やお墓が拠り所となるのは、

そこに永遠を感じるからであろう。

ここに来れば、御霊がある、と思える。

肉体は朽ちても、

存在を再確認できる。

だからこそ、

宗教ごとに象徴的な施設や儀礼があるのだと思う。

 

とはいえ、

喪主を務める友人が見せる表情は、

いつもの顔ではあったが、

だけど無理をしてる目のように見えた。

彼を慰めるだけの言葉の力を

自分は持ち合わせていなかったが、

彼の悲しみを分かち合いたいと願うばかりだ。

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