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「正義」ってこわいよね

昨日は月一のミーティング。

福島ロイヤルティコンサルティングの

齋藤さんにHPやブログについて

いろいろアドバイスを頂いています。

twitterも利用しているので、

先日のあおり運転の犯人探しにより

実害を被った女性がいましたね、という話になり、

SNSは影響力がおおきく

時に怖さすらあると感じました。

 

たびたび、犯人探しという行為によって

無関係の人間に実害が及ぶことがあります。

あおり運転の犯人や

いたずら等による威力業務妨害や

いじめなどの暴力行為は

けっして許される行為ではありません。

それが、隠されたりしてしまうことに

憤りを覚えるのも理解します。

 

私刑は認められませんが、

正義感から他人の罪を追及したくなる気持ちは

分からないではありません。

ですが、それによって

無関係な人に実害が及ぶとあれば、

その正義感は、正義でなくなると思うのです。

「良かれと思って」

「みんなやってるから」

その言葉で、

物理的に、精神的に、社会的に

被害を受けた方が

許せると思うのでしょうか。

 

聖書の中にある

ヨハネによる福音書8章を思い出します。

罪の女の話です。

「罪のない者だけ石を投げよ」というやつ。

 

犯罪は許されませんし、

正義感を持つのは大事です。

ですが、他人に向ける正義感と

自分に向けるそれとは等しくないときがある、

ということが今も昔もあり、

他人に厳しく、自分に甘い。

そういうことがよくおきる、と

示唆していると感じます。

 

匿名性があり、拡散力が大きいSNSでは

「正義」と掲げられた看板に

偽りがあったとしても、

気づかぬままに広まっている、

もしくは、広めてしまっていることがある、

そんな怖さもあるわけで、

その「正義」は正しいのか、と

疑う気持ちも必要だと思いました。

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